他人には自分のやり方を推奨法としては直接教えられない・・・私はそう思っています。
このようなブログで推奨法を書いて、それを読んで参考にしてくれるのは全く問題ないのですが、それを知人には直接教えられないと考えています。
その理由は、何であっても方法には一定のリスクがあり、そのリスクを自分は負えないし、責任も取れないからです。
例えば、このブログでいうと、オール5の取り方という方法を何度か書いています。
けれども、この方法を直接教えるわけにはいきません。
なぜなら、かなり勉強時間が取られますし、それを他人の親や子どもは本当に納得してやってくれるのかまでは分からないからです。
さらに、結果として、必ずオール5が取れるかどうかも分かりません。
もしかすると、その子には合っていなかった場合には、いくら時間をかけても、オール5に届かないという可能性があるわけです。
私が考えているのは、あくまで私達親子がやっている方法はあくまで一つの参考例。
そして、これをやることでオール5が取れたという成果をしめることはできますし、推奨もできます。
けれども、最後は自分自身で決めてほしいです。
もちろん、参考程度にして、自らアレンジしてくれることも全く問題ないですし、逆にいうとアレンジしてほしいものです。
したがって、リスクのあるもの、成果に責任がとれないものには、一方的には情報は流しますが、面と向かって推奨はできないですね。
やはり一番の問題点は、何をやり遂げるにも一定のリスクが伴うということです。
勉強はしないと成績は上がりませんが、勉強が大嫌いで何よりも嫌いな人には無理にさせることはできません。
勉強以外で自分のやりたいこと、自分の目標を探るというのも一つの方法なのです。
その辺りは勘違いしたらダメだと思いますね。
ある人の方法が、自分の子どもに必ずしも合うとは限りませんし、家庭環境や地域差、経済事業も異なって当然ですから、最適解は自分で見つけるしかないのです。
■参考にしてもらって自分で結論を
勉強ってやればやるほど伸びますし、スポーツなどと違って、故障や危機なども少ないので、とてもやりがいのある目標だと思います。
大半の学生は勉強中心の生活を送っていますし、リスクも少なく、将来の収入の根底に関わるので、勉強をやる意味合いはかなり高いです。
けれども、人によって、単位時間当たりの勉強による習得率や量は変わってきますから、ある人では短時間で身に付いたものでも、他の人ではかなりの時間と労力を要する可能性もあるわけです。
スポーツでいうと素質に当たる部分かもしれませんが、勉強でいうと地頭なのかもしれません。
その根本的な部分が異なるので、これも他人の方法が自分に合わないと言える理由の一つです。
人よりもたくさんの時間を要する場合、やる気が出なくなることだってあるので、自分にあった勉強法を探るべきなのです。
なので、私がおすすめする方法を参考にするのは問題ないですが、必ずしも同じ方法で成果が得られるとは限らないですね。
■リスク商品は最も低リスクを教えてしまう
まったく違う目的になりますが、資産形成の方法も同じことが言えます。
当ブログの記事でもたまに書いていますが、私自身は様々な投資商品を買っています。
もちろん、いろいろ手を出したうえで、今は投資信託(ファンド)に新規購入は絞ってはいますが、それでも購入している商品は様々あります。
この中で、投資未経験者で、私とあまり関係が深くない人からアドバイスを求められた場合、何をお勧めするかと言われたら一つしかありません。
それは、全世界株式インデックスファンドです。
なぜなら、この商品が一番リスクは低いからです。
そのため、私の中では一番期待リターンも低いです。
関係性が浅い他人に教えるとなると、やはりこのような安全を見越した商品を紹介することにどうしてもなってしまいます。
リスクを取った商品を教えて、たとえ投資は絶対でなかったとしても、マイナスが大きくなってしまうと、本人も嫌でしょうし、私も辛いです。
そうなると、いくら期待リターンが低くても、リスクも低い商品を選ばざるを得ないということになります。
たとえ、自分が別の商品群で運用していても、教えるとなったら別ということです。
■これからも本音ベースで記事を書きます
人に教えるのと、自分が自ら実行してみるのとは、どう考えても違うということです。
こればかりは他人のリスクまでは自分は取り難いからです。
他人のリスク許容度というのは、私は理解できませんし、納得も当然できません。
人それぞれ違って当然だと思いますから、自分にリスクを負うものは、結局は自分で結論付けるしか方法はないですね。
本日は、少しネガティブは言い回しをしていますが、そうは言いつつも、ブログの記事はかなり本音です。
一方的な情報提供ですから、それほどリスクは感じていません。
私の経験談や考えなどを読んでもらって、必要な部分だけを真似や参考にしてもらえれば良いかと思います。
これからも本音ベースで書いていきます。