なんでも道しるべ

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【親の役割と応援】中学生の子どもが成績を上げるために必要な事とは?

先日の記事で、塾の模試テストで偏差値70超をした話、そして、急躍進をしたのは、英語によるものが大きいという点について書きました。

英語の難化は別途記事をまとめようかと思いますが、本日は、日頃の学習についてと、親の役割について書きたいと思います。

以前、塾に通っているだけでは成績は伸びないという話を書きました。

まあ、有名な話ではあるのですが、通塾して授業を聞いているだけでは成績は伸びません。

自学自習をして、しっかりとアウトプットをしていくことで、自分の実力が上がっていきます。

中学生になると、中1、中2、中3と徐々に通塾率が上がっていきます。

塾に通っていても成績が伸びない生徒は山ほどいます。

同じ授業、同じ宿題、同じ小テスト、同じ模試テストを受けていても、差が生じます。

それは学校でも同じことであり、同じ授業を受けていても、成績は違います。

学校の場合は塾に通っているか否かが非常に大きな差を生むので、それが原因のところがありますが、塾に関していえれば、同じ対策をしていたとしても、成績の差が出ているのです。

これを地頭の差だという人もいますが、私は全く違うと思っています。

どちらかというと環境です。

自宅での学習環境、これが大きな差を生んでいると考えています。

■プライベートの時間量と使い方

自分も中学生を経験していますが、親となって、中学生の子どもを持つと、また違った感覚になります。

私自身はそれほど勉強に注力していなかったので、親目線で見ても、娘は良く勉強しているなと思いますが、何が違っていたのかな?と考える時があります。

まず、形式面としては、もちろん部活動に入っている、入っていない、の違いが大きいです。

私自身は部活動をしていたので、平日は毎日部活でしたし、土日もどちらかは部活、それに自主練もしていましたので、中学3年の夏までは部活中心の学生生活を送っていたと思います。

対して、娘は、部活をやっていないので、平日の放課後や土日も部活に時間を奪われることはありません。

結局、中学生ともなると、勉強だけでは済まず、様々なことに興味が出てくるので、部活をやることでプライベートの時間の使い方が重要になってくるということです。

プライベートの時間を勉強に全振りできる人なら良いのですが、私は全くダメでした。

遊びたくなりますし、テレビも見たくなりますから、結局、部活と遊びで時間が埋まってしまったということです。

おそらく、私のような中学生は今でも多いのではないかと思います。

部活動をやる、やらない、は自由なので私は何も言いきれませんが、プライベートの時間をどう過ごすのか、それが重要かと思います。

スマホをしたいとか、テレビを観たいとか、そのような人は、結局は勉強の時間が取れないので、部活動をやるとしんどくなると思います。

娘の場合、成績は良いですが、スマホも終始いじっていますし、遊びも結構やっています。

部活動が無い分、それが可能だという事ですね。

■毎日継続的に勉強する習慣

もう一つ大切な要素が、毎日継続的に勉強できているか?という点です。

実はこれは盲点で、テスト前の1週間や2週間に全力投球すれば良いと考えている本人と親が結構多いのではないかと思っています。

テスト勉強さえしっかりやれば、そこそこの点数が取れて、そこそこの評定がもらえるので、それで満足してしまっているということです。

娘が通塾をして、1年間学校生活を送っているのを見ていると、テスト、テスト、テストのオンパレードだなと思えてなりません。

テスト前は当たり前ながら真剣に勉強をするのですが、3週間前から助走で開始し、2週間前、1週間前と徐々にギアを上げていく方法を取っています。

さらに、学校の定期テスト後に、「あぁ~終わった」と休むこともしていません。

もちろん、その後に塾の模試テストが控えているなどの事情もありましたが、仮になかったとしても、勉強時間がゼロの日は一日も無かったです。

意外と、テスト後に、完全に勉強時間がゼロになる生徒は多いのではないと思います。

運動と一緒で、ゼロにしてしまうと、もう一度エンジンをかけるのに時間がかかります。

テスト後であっても、1日短時間でも良いので何かしら勉強する癖をつけることが大切です。

■親の役割は家庭の環境と協力

ここまでは本人の意識でしたが、親の役割として必要なことを書きたいと思います。

何より大切なのは、家で勉強をする環境を作って上げることです。

例えば、家でテレビを付けっぱなしの状態なんて論外です。

家の中の雰囲気がワイワイ・ガヤガヤしている状況で勉強に集中できるわけがないです。

こんなことを言うと、塾の自習室などに行けば良いみたいな話になるのですが、子どもが自分だけ辛い勉強空間に行くことなんて喜んで行くわけがないのです。

やはり、子どもの成績を上げたいと本気で臨んでいるのなら、家の中もきちんと対応するべきですし、協力してあげなくてはいけません。

幸い、今はスマホ端末などで、個人で完結できる環境も整えることができますから、テレビを付けずに、スマホとイヤホンなどで過ごしてあげるのも一つの方法だと思います。

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成績を上げるには、テスト前だけを頑張るのではなく、日々の勉強と家庭の環境・協力が非常に重要だということです。