なんでも道しるべ

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【三兎追うものは一兎も得ず!?】進学希望を叶えたいなら、追うものは二兎までに留めるべき

二兎追うものは一兎も得ず、と言いますが、学生生活でも同じことが言えます。

私は、二兎というより、三兎と思っており、三兎追うものは一兎も得ず、と考えています。

学生の時は、二兎くらいは追いかけているからです。

そもそも二兎くらいはこなさないと、社会人になってから大変です。

それこそ、一兎しか対応できないとなると、総合力がありませんから、役に立たない社会人になってしまいます。

なので、二兎くらいは追いかけてほしいです。

とはいえ、一兎は決まっていて、それは学校生活です。

学生の本業は学校ですから、学校生活が一つ目であることは間違いありません。

問題は二兎目ですね。

■三兎目は存在していないか

学校生活は学校に通っている限り、必ずあります。

授業を受けること、宿題や課題をすること、テストを受けること、は必ず必要です。

それが一兎目となります。

二兎目が何になるかが、人それぞれ異なります。

部活動の人もいれば、サークルや外部の習い事、それが友達と遊ぶことの人もいれば、趣味やゲームに時間を使いたい人もいるでしょうし、もちろん、塾で勉強することや資格取得の勉強をする人も二兎目と考える人もいるでしょう。

各人で考え方はバラバラなので、二兎目が何であるかは個人の自由です。

問題は。きちんと二兎目となっていることと、三兎目が存在していないか?という点です。

最終的に何が言いたいのかというと、大学入試を視野に入れた場合、結局、三兎目の存在により、自分の希望とおりの進学が叶わない人が多いと聞きます。

意外と、三兎目って気づいていないところで発生しているんですよね。

■部活動引退後に成績急成長する人の特徴

よく、部活動が終わったら、急に成績が上昇したという話を聞きますよね。

それって、部活動をしている人は夢になる将来像ですが、誰でも可能なのでしょうか?

私が解釈しているのは、部活動を二兎目として熱中している人は、成績の急上昇は可能だけれど、三兎目がある人は難しいのではないかと思っています。

三兎目というのは、これも人それぞれ違うと思いますが、すでに塾に通っている人や、趣味やゲームにも力を注いでいる人、休日などに友達とよく遊ぶ人も、それに該当すると思います。

何が問題かというと、部活動を引退して終わったからといって、即、その熱中力が勉強にいかない可能性があるからです。

三兎目を持っていると、部活動の情熱が、勉強では無く、三兎目のものに行く可能性があります。

また、そもそも三兎を追いかけていると、部活動の比率も小さかったからでしょうから、部活動が無くなかったからといってポテンシャルが大きいわけではないというのもあります。

したがって、二兎しか追わず、部活動に熱心に取り組んでいた人は、引退と同時に成績急上昇が期待できますが、部活動もそこそこしか頑張っていない人は、そんなに期待できないということです。

■学生は三兎になってしまう可能性が高い

私の個人的な意見は、部活動に熱心に取り組むのは反対派の立場です。

その理由は、二兎を追うのが理想だけれど、子どもの心情的に、二兎だけで済まないと思っているからです。

例えば、ちょっとスマホをしたい時もあると思いますし、友達と遊びたい時もあるでしょうし、テレビやゲームをしたい時もあるでしょう。

なので、結局は二兎にしようと思っていても、二.五兎や三兎になってしまう可能性が高いと思っているからです。

そうであるなら、最初から、部活動というものを取り外してしまえば、悩むことも減ると思っています。

とはいえ、中学や高校で部活動をどうしてもやりたいという人はいると思います。

そのような人は、是非とも、部活動以外のことは生活から切り離すべきで、学校生活以外は部活動に熱中するべきだと思います。

そうしないと、大学入試などでは、結局は何も得られないという結末の可能性が高くなります。

■情報を得て、自分を見つめ直す

今の世の中、情報が増えていますので、周りの学生がどのような生活をしているかというのも、情報が入ってくるようになりました。

優秀な学生は、やはり自分をきちんとコントロール出来ています。

それは、部活動をやっているか、やっていないかではなく、どこまで部活動に集中するか、どこから勉強にシフトするかまでも、きちんと考えている人は、大学入試でも成果がでているように思えます。

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三兎くらいを追いかけたくなるのが学生ですから、それは仕方ないことなのかもしれませんが、1日24時間しかなく、1年は365日で終わります。

3年や6年というのはすぐに過ぎてしまいますから、自分のやりたいことを明確にして、人生を逆算して、今何をすべきなのかを考える余裕がほしいですね。