春休みも残り数日となりました。
宿題が出ていない春休みの過ごし方で、新年度からのスタートダッシュが大きく異なります。
また、春休みは唯一学校に邪魔されずに、自分のやりたいことに専念できる時期でもあります。
春休みの過ごし方が新学年の1年を左右するといっても過言ではないと思います。
それだけ春休みは重要だということです。
一つ、春休み期間中に達成したいことが完了しました。
それが単語帳の一語一訳の暗記です。
■今こそ単語の基礎を固める時期
4月から中2になった娘が、この春休みには取り組んだのは、英単語の暗記です。
娘自身は以前から英語の学習を進めているので、英単語が自然と身に付いているのですが、それでも体系的に勉強したことがないので穴だらけだと思っています。
これに気づいたのが、英検準1級の勉強している時です。
やはり準1級の勉強となると、準1級用の語彙と文法の勉強も少なからずしなければならないのですが、まずは単語を考えた時に、中学単語や高校単語の基本が穴だらけなのに、準1級の単語だけを勉強しても身に付けるのが難しいです。
そう考えた時に、どうせ高校入試や大学入試の際に必要となるのだから、今から英単語を基礎基本から覚えておけば良いのではないかと考えたのです。
様々な単語帳から選別したのが「ターゲット1200」です。
これは高校生用の単語帳ではあるのですが、高校生用の基礎基本の単語帳です。
ターゲット1200の上位に、ターゲット1400とターゲット1900があります。
中学生向けのターゲット1800もありますが、これは現在、塾や学校等で覚えているので、その単語帳で任せることにしました。
まずはターゲット1200の一語一訳を丸暗記することにしました。
今回の春休みはそのような取り組みには好都合だったのです。
■ターゲットを選んだ2つの理由
なぜ、ターゲット1200を選んだのかというと、大きなポイントは2つあります。
一つ目は、単語が一語一訳である点です。
最近の単語帳は、短文のミニマルフレーズや、文で覚える英単語など、覚えやすいような仕組みが多いです。
これらは大学受験生の高校生が急いで覚えるのには最適だと思うのですが、中学生の娘にとっては、まずはしっかりと一語一訳で覚えてほしかったです。
ターゲットシリーズの英単語帳はそういう意味では、非常にオーソドックスな昔ながらの英単語帳だと言えます。
二つ目は、アプリ「ターゲットの友」の存在です。
ターゲットの友は音声によるサポートに加えて、簡単な問題形式のアウトプットがあるので非常に便利に利用できます。
このアプリで満点を狙うことで、しっかりと単語の意味が身に付いていくということです。
これも高校生にとってはちょっと煩わしい部分があるかもしれませんが、時間に余裕がある中学生にとっては非常に使いやすいアプリです。
このアプリのゲームで満点のSランクを目指して、日々取り組みました。
■ターゲット1200は1700単熟語
ターゲット1200は、単語と熟語が入っています。
1200と言いながら、実は1700の単熟語が掲載されているのです。
Section 1
中学校で習った200語(見出し語番号 1-200)
熟語①(見出し語番号 201-250)
Section 2
基礎を固める300語(見出し語番号 251-550)
熟語②(見出し語番号 551-610)
Section 3
テーマで身に付ける500語(見出し語番号 611-1110)
熟語③(見出し語番号 1111-1170)
Section 4
語法で覚える200語(見出し語番号 1171-1370)
熟語④(見出し語番号 1371-1430)
Section 5
入試によく出る200語(見出し語番号 1431-1630)
熟語⑤(見出し語番号 1631-1700)
単語は100語ずつに区切って覚えることができます。
熟語は約50~100ずつで区切られているので、その単位で覚えていきました。
大雑把には、中学生の単語200語+高校生の基礎単語1200語+熟語300語という感じになります。
これをアプリでもアウトプットしていきます。
ゲームも複数あるのですが、まずはルーキーリーグというゲームの種類で満点のSランクを目指します。
このルーキーリーグでSランクを取れば、基本的にはそのブロックの単語は覚えていると言えると思います。
さらに、スペリングなどの様々な問題形式などに慣れたい場合には、メジャーリーグのゲームもやってみれば良いのですが、まずはルーキーリーグですね。
■全セクションで満点のSランクを取得
今回、春休みの約3週間(2週間にコロナ禍の自宅待機が重なり3週間となりました)で、この1700単熟語のゲームが全て満点のSランクになりました。
そのアプリの状態のスクショです。
満点のSランクは非常に難しく、当然1問でも間違えるとダメですし、答えるのに時間がかかってしまってもボーナスポイントがもらえないので満点になりません。
したがって、単語を素早く日本語訳が出せるようになっているかが、このアプリのゲームで分かるという事です。
娘は満点のSランクが取れたことを非常に喜んでいました。
春休みはこのような取り組みをするのには絶好の機会です。
他にも、数学の先取りや英検対策の勉強もしていますが、これが目に見えた成果につながったと思います。
このような成功体験を積ませるのも親の役割だと思っています。