決断が早くなってしまいましたが、eMAXIS Neoシリーズを売却して、今後はMAXISナスダック100上場投信を買っていくことに決めました。
最近の値動きでいろいろ考えるところもあり、また、YouTubeチャンネルの様々な人の意見も参考にしていると、今の保有銘柄配分は少々危険なような気がしてきました。
リスクが高いことやボラティリティが大きいことは良いのですが、危険だと思うのは少し違ってきます。
暴落して、基準価額が半分になってしまうと、それこそ、塩漬けや損切りを悩まなくてはいけなくなります。
いくらハイリターンを狙いたいからといっても、それはかなり危険です。
なので、ハイリスクハイリターンであっても、主要指数の王道に走っていこうかと思いました。
■eMAXIS Neoシリーズ4商品
eMAXIS Neoシリーズは4つの商品を買っていました。
- バーチャルリアリティー
- 自動運転
- ナノテクノロジー
- ウェアラブル
eMAXIS NeoシリーズはAIが銘柄の報告書等を調査して、厳選して銘柄を組み込んでいる指数で、それを商品化しているのでインデックスファンドだと言われていますが、実際はアクティブ選定に近いです。
ベンチマークの指数を追いかける為、これらの商品はインデックスファンドだといわれますが、この指数自体は厳選して選んでいるわけですから、アクティブに近いのではないかと思うのです。
ただ、何であっても、指数は何らかの基準に対して組み込むわけですから、これがインデックスだと言われれば、そうなのかもしれません。
まあ、個人的な感覚としては、厳選している限り、AIであっても、人であっても、それはアクティブでないかと思うのですがね。
■全売却の理由
これらの商品群の将来性は非常に期待しているので、これを持ち続けるのは良いと思ったのですが、あまりにもボラティリティが大き過ぎるのが気になりました。
また、4つの商品群が各々の変化率は違うのですが、値上がりするときは同時に値上がりし、下がるときは同時に下がるのも、ひょっとして?と思うようになったのです。
また、ナスダック市場の小型株銘柄が、各商品の上位銘柄に来ていることもあり、これは旬が去れば、もしかすると大きく下げるかもしれないなとも思い始めました。
特に、小型株というのは、会社規模も小さいので、金利が安い時は良いのですが、金利が上がってくると、たちまち影響を受けやすいです。
それに、ナスダック指数やナスダック100指数と異なる動きをするのにも驚いています。
最も、これらは注目銘柄が多いので、これらだけが上がっているのであればよいのですが、逆にこれらの商品だけが下がっていることもあり、ちょっと疑念が生まれ始めました。
これは痛い目に合わないうちに、売却した方が身のためかもしれないなと思ったのです。
■ナスダック100が投資先に合理的な理由
対して、米国の主要な投資指数は、ダウ平均、S&P500、ナスダック100です。
ダウ平均やS&P500は日本人では非常に有名で、特に米国と言えばS&P500といっても過言ではないかもしれません。
S&P500が人気である理由は、一番にバフェット氏がS&P500を推奨していたからです。
ダウ平均の場合は米国の最も主要な指数ではありますが、30種平均であるので、分散性が弱い印象が強いです。
それでも、ダウ平均はやはり安心感があります。
でも、私にとっては、これら2つの指標は安心ではありますが、数年や10年程度では、資産が2倍や3倍にはなりにくいのではないかと思うのです。
少しはリスクを取ってたとしても、リターンを得られる指数に投資したい。
また、投資銘柄を絞らずに、ある程度の分散性も享受したい。
これらのように考えると、ナスダック100の指数や商品は非常に魅力的かつ自分の要求に合っているのではないかと考えました。
■ETFのMAXISナスダック100
ナスダック100指数の商品は、まだそれほど有名でないことからも、手数料や信託報酬の安いものは販売されていないです。
例えば、S&P500の商品であれば、ETFだと0.1%を切ってきますし、投資信託であっても0.1%付近であるものが多いです。
ナスダック100の場合は、米国QQQが最も安いのですが、それでも経費率が0.2%というくらいで、国内の投資信託になると、信託報酬などの実質コストが0.5~0.7%程度になってしまいます。
ここまで高いと、インデックスファンドとしてのメリットが弱くなってしまいますし、インデックス指数であれば手数料は0.5%を下回ってほしいと考えます。
そこで、2021年2月に設定されたETFがMAXISナスダック100上場投信で、手数料が0.22%と非常に安いものを提供してくれるようになりました。
ちょうど私が新たな投資先を探っていた時の低手数料商品であり、これは買いだなと思いました。
ETFであり、金額積立はできないのですが、逆にETFのメリットである指値のスポット買いを上手く利用しようと思います。
日々、値動きをチェックするのは難しいのですが、米国市場動向をみて、翌日の東証で購入していくという新たなスタイルで挑みたいと思っています。