2学期中間テストの結果が少しずつ返却されてきています。
とりあえず、問題の数学は88点で返ってきたようです。
クラス内で友達とケアレスミスの話をしていた時に、ちょうど担当の先生が来たようで、「2回目の解き直しの時に符号を間違えて、3回目でも同じ間違いをして、1回目と解答を変えたら、結局、1回目が正解だった・・・」という説明をしたらしい。
先生からは、「それは残念だったな。次は図形だから90点以上取れるように頑張れよ」って言われたようで、まあ、先生も90点というラインがあるのだなと感じます。
夏休み明けテストで100点を取っているので、評定5を上げたいのだと思いますが、定期テスト2連続で80点台だったら、少し悩むでしょうね。
悩ませないように、確実な90点以上でクリアしてほしいものです。
今日は、別教科の理科の話ですが、理科って。分野が4つあり、それぞれで得意・不得意があると思いますが、物理の分野って苦手な人が多い印象です。
ずっと理科を教えている先生は、それを肌でビシビシ感じるのか、今回のテスト返却時に本音が出ていたようです。
■物理ができるイコール賢いでは無いけど
理科の分野って、生物、化学、物理、地学の4つに分けることができます。
大学受験の時は、理系の場合、これらから2つを選択する必要がありますが、理系に進んだ者でも、何を選択するかを悩みますし、運命も変わったりします。
大学共通テストで何を選択するのかは、結構重要だったりします。
傾向的に、地学は使える大学や学部が限られてくるので、地学を選ぶ人は少ないです。
それに、これらの中では地学は一番点が取りやすい言われていますから、地学を選びたい人は多いと思いますが、点が取りやすいから使えない大学が多いのだと思います。
そうなると、生物、化学、物理の2つから選択することになりますが、たいていは、生物・化学の組み合わせか、化学・物理の組み合わせが多いと思います。
生物・物理の組み合わせも出来ますが、このような組み合わせをする人は、よっぽどだと思いますから、まあ、この組み合わせはしないでしょうね。
それで、生物・化学と化学・物理の組み合わせで、もっとも出願で使いやすいのが、化学・物理の組み合わせです。
この2つで受けておけば、大学の幅が広がります。
なんだか物理を選択出来る人って、賢いイメージがありますからね。
けれども、それは単なるイメージであって、実は違っています。
実際、出願大学や学部の選択肢が広がるだけであって、自分の行きたい大学が決まっていて、それがブレないのであれば、生物・化学の組み合わせでも全然使えます。
実際、東大の理系の人でも、生物・化学で合格している人って大勢いますから。
使いやすい選択と、実際の頭の良さというのは、別ということです。
■中学生は圧倒的に物理分野が嫌い!?
化学は組み合わせに共通しているので置いておいて、生物と物理では、根本的な勉強と言いますか、どっちの勉強法が得意かで変わってきます。
生物は異様に覚える内容が多いです。
物理は計算式や思考力が必要になります。
覚えるのが得意なのか、計算や思考が得意のか、それによって生物・物理の選択が変わってきます。
何となく、女子は生物選択が多く、男子は物理選択が多いような気もしますが、それは偏見かもしれません。
ここまでの話は大学受験の高校生の話ですが、これが、中学生の分野になると、もっと話が単純になります。
生物の分野は定期テストの点数が良い人が多い、物理の分野は定期テストの点数が悪い人が多い、という事実です。
物理の電気や光や音の分野というのは、本当に苦手にしている中学生が多いみたいです。
なぜ苦手なのかな?と思ったら、目で見えないものを考えさせられるから嫌と娘は言っていました。
化学の原子も見えないし、生物の細胞も見えないよな、と言ったら、一応、薬品とか顕微鏡とかで手で扱えるものだと何となく実感があるけど、物理は本当に何も想像できないと言っていました。
なるほど、そういう違いで、苦手があるのかと思いました。
それがテストの点数に反映されるみたいです。
■次回の定期テスト90点以上で評定5
今回の2学期中間テストの理科は生物の分野でしたから、点数が良い人が多かったみたいです。
次回の期末テストは、物理の範囲、特に電気に関する範囲で、微妙に数学っぽい計算も入ります。
担当の先生も、苦手にする人が多いのを分かっているので、「次回のテストで90点以上であれば、文句なしの評定5」だと公言したそうです。
ここまで言うということは、90点以上を取れる人が激減するってことでしょうね。
先生としても悩まされたくないから、90点以上を取ってほしいのだと思います。
やはり学校の先生の基準としては、定期テスト90点以上が評定5のボーダーラインになっていることが分かります。
何となくそうなんだろうなと思い、1年時から90点以上を常に言い続けてきましたが、2年生になり、受験が近づいてくると評定を気にする生徒や家庭が多くなってくるのだと思います。
文句なしに評定5をもらうには、90点以上を取ることで間違いないです!