なんでも道しるべ

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【決断】債券レバレッジ型を売却して、テーマ型グロース株ファンドを積立購入する理由

投資先を見直すことにしました。

きっかけは、米国債券利回りの上昇です。

FRBが金利を上げないといっていたので、ちょっと余裕をかましていたのですが、債券利回りは関係なく上昇してきています。

先を読んでいるのか、今の金余りの状況を表しているのか、その辺りは私には分かりませんが、利回りが上がっていることで、ちょっと持っている投資商品に歪みが出てきているように感じています。

株価は上がってくることは間違いないと思いますが、今のこの時期に何を持って、何を買うかは重要と思い、ちょっともったいないこともありますが、売却することにしました。

■NISA枠で買った商品だけど売却を決意

まず、何がもったいないのかというと、それはNISA枠です。

今回売却しようと思った商品はNISA枠で購入しています。

ですから、税金優遇の枠を手放してしまうので、非常にもったいないと思っています。

けれども、優遇枠を惜しんで、マイナスになっていくのを、指をくわえて見ているわけにはいきません。

自らの意思と自らの判断でここは売却するべきと考えました。

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■債券レバレッジ型ファンドを売却する理由

売却する商品ですが、2つあります。

  • グローバル3倍3分法ファンド(グロ3)
  • 楽天・米国レバレッジバランス・ファンド(USA360)

この2つは債券レバレッジ型なので、守りながらも増やすにはもってこいだと思い、今年の年初に購入しました。

たった3ヵ月でしたが、この商品の特徴はよく分かりました。

聞くより慣れろと言いますが、やはり自分の身銭で購入してみるのが、一番勉強になります。

この商品は債券利回りが高い時、逆にいうと債券価格が安い時に仕込むのがベストです。

したがって、米国でいうと、FRBがインフレ抑制のために金利を上げてまくっている時に仕込むのが一番良い投資方法だと分かりました。

金利を上げまくっている時は、相対的に株価の上昇を抑えられる要素になります。

実際は景気が良いので、景気の上昇と金利の上昇が押し合いをすることになりますが、その時は債券価格が安くなるので、仕込み時にはピッタリですね。

今回、この商品を買って肌身で分かりました。

年初からは株価も上がっていますが、それに応じて国債金利も上がってきています。

国債金利が上昇すると債券価格は下がります。

それによって、これらの商品の基準価額は債券レバレッジの分だけ下がることもありました。

現状、10年国債金利は1.7%程度に抑えられていますが、昨年のコロナ対策の時はもっと低かったです。

もう下げる余地がないので、今後は上がることしかないと思っています。

しがたって、今後は、債券価格は下がる可能性が高く、債券にレバレッジがかかっている分だけ、結構リスクが高いといえます。

さらに、株価も急上昇しているので、いつ暴落するかと言われ続けれています。

株価の暴落の可能性はかなり眉唾物なので本当に起きるか、それとも上がり続けるか分かりませんが、債券価格が下がると分かっているので、その恩恵が受けれられないことになります。

このような判断から、これらの2商品の売却を決断しました。

■新たに積立購入をするファンドはグロース株ファンド

とはいえ、売却して、現金で持って終わりという訳にはいきません。

この状況下でも仕込めるところには仕込んでいきたいと考えています。

私が今、注目しているのは、eMAXIS Neoの商品群の4つです。

具体的には下記のファンドの商品です。

  • eMAXIS Neo自動運転
  • eMAXIS Neoバーチャルリアリティ
  • eMAXIS Neoウェアラブル
  • eMAXIS Neoナノテクノロジー

この4つの商品に積極的に投資をしたいと考えています。

けれども、これらの商品はグロース株の筆頭で構成されているので、これらの金利の影響を大きく受けています。

先ほどの債券レバレッジ型よりも、これらの商品はさらにボラティリティが大きいので、非常に焦ることもありますが、同時に面白いファンドでもあります。

現状はこの4商品を一括購入していたのですが、これらを積立購入で買い増ししていこうと考えました。

■ボラティリティが大きいからこそ積立購入をする

現状、グロース株よりも景気敏感株や生活必需品株などが有利になっている市場状況です。

金融緩和をしているので、株価の上昇は起きていますが、債券金利が上がっているのでグロース株は若干抑え気味にされています。

波に乗るのであれば、ダウ平均やS&P500を購入するべきなのでしょうが、これもどこまで上昇するか分かりません。

また、今後、数年にわたっての投資をするのなら、金利で株価が抑えられているけれど、注目されるテーマ株を仕込んでいくのも一つの戦略と考えたわけです。

金利の上昇とともに、これら4商品のファンドの基準価額はヨコヨコが続いています。

まあ、毎日の変動が大きい商品なので、ヨコヨコと言ってよいのか分かりませんが。

その変動の大きさもあり、積立購入を決断したのもあります。

というのは、基準価額が下がると、やはり悲しいものがあります。

それに対し、積立購入の設定をしていると、基準価額が下がった時に安く買えたという、ちょっとした喜びがあります。

このような楽しみも投資をやる上で必要なことではないかと思うのです。