待ちに待った反発の時がやってきたのかもしれません。
7月11日から大きく下落を始めたハイテク銘柄の指数ですが、7月の最終日の7月31日にようやく底をつけたような値動きを始めました。
きっかけは米国の半導体規制の同盟国の解除だったと思います。
下落を始めた時は、CPI指標によって大型ハイテク株から小型株へのセクターローテーションだったと思うのですが、意外と、半導体規制が効いていたのかなと感じました。
まあ、もしかすると、きっかけを探していただけで、反発の理由は何でもよかったのかもしれません。
そう考えると、半導体規制の同盟国の解除は良い理由になったのだと思います。
これにより、上昇のリーダー銘柄であるエヌビディアが二桁の上昇を見せたため、周りのハイテク銘柄も大きく上昇しました。
AMDの決算が良かったという理由もあったと思いますが、半導体銘柄は挙って大きく上昇し、ハイテク指数のNASDAQ100はひさびさに稲妻が輝きました。
ちょうど、日銀決定会合があり、FOMCがあり、ドル円は大きく動いていましたし、金利による相場の値動きも大きかったのですが、ハイテク銘柄はちょうど良いきっかけで、大きく上昇しました。
この上昇幅は、これまでの下落をついに反発した上昇かもしれないと感じました。
引け後にはメタが決算発表をしたのですが、もちろん、決算内容は完ぺきなものでしたが、それでも、今までだと悪い部分を探して下落していましたが、今回は素直にアフターで上昇しています。
このままの勢いで、2日目の上昇も来れば、本格的に戻すかもしれません。
■50%近くあった収益率が30%を切ってしまった
投資信託の収益はついに30%を割り込みました。
7月上旬には50%を迫るような利益率だったのですが、それが円高株安のダブルパンチで、ついに20%台まで下げてしまいました。
ここまで我慢することができましたし、下落中に狼狽売りすることも無かったので、ここで反発してくれると、ガチホした意味があるというものです。
ここから反発してくれることを願っています。
株価なんて、明日上がるか、下がるか、なんて分かりませんからね。
今はさらに予想が困難な相場になっていますから、下手に期待しないで、淡々と積立投資していけば良いと思っています。
積立金額ですが、今は下落中だったので、新NISA分は通常の3倍の毎日3万円を積立していたのですが、昨日の反発をもって、通常の2倍の2万円に積立金額を減額しています。
半月以上も3万円の投資をしていたので、新NISAの残りの枠がかなり減りました。
このままの金額設定で積立を継続していると、あと1ヶ月半程度で枠がなくなってしまいます。
9月はマイナス相場になることが多いので、ちょっと枠を余らせたいとも思いまして、一旦上昇をきっかけに積立金額を抑えることにしました。
■残る決算発表と雇用統計
メタのアフターが良かったこと、また、クアルコムも決算内容が良かったことから、今日もそれなりに堅調な相場になってくれることを願っています。
不安なところはアームが予想に全く届かなかったということで、アフターでは二桁で下落していました。
これは少し気になりますが、大型ハイテク銘柄ではないので、相場にはそれほど影響は少ないかもしれません。
ここからが上昇の勝負になってくると思います。
そして、木曜日の引け後はアップルとアマゾンの決算発表を控えますし、金曜日の日本時間の夜は注目の雇用統計の発表があります。
昨日のパウエル議長の話では、雇用状態はかなり注視しているって話ですので、今回の雇用統計は重要かもしれません。
失業率が一気に上がってしまい、シラー指数が悪くなってしまうと、リセッション懸念が出てきて、相場には悪影響になりかねません。
もう9月の利下げはほぼ確定になりつつありますので、ここでは失業率は一気に上がらずに、予想とほぼ一緒くらいが一番ちょうど良いんですがね。
そんなうまく行くでしょうかね?