部活動の費用に関するネット記事が出ていました。
夏休みでちょうど高校野球の甲子園の時期なので、野球部に所属した場合の部活動の費用がかかれていました。
最初に用具などを揃えるだけで20万円位かかり、ユニホームやバッグも多額の費用がかかり、その後、練習すればするほど交換費用がかかるということ、遠征費用も高いし、野球部はやっているだけでかなりのお金がかかるということでした。
まあ高いとは想像していましたが、今回の記事では具体的な費用までかかれていましたね。
野球が世界中で浸透しない理由は、用具を揃えないといけないからだと言われています。
サッカーの方が最悪ボールさえあればどこでも練習できますが、野球の場合は、バッドとグラブとボールがなければできないですからね。
野球は先進国の球技だと言われる理由が良く分かります。
そして、オリンピック競技に採用されない理由も良く分かります。
私は分かりませんね。
なぜそこまで費用がかかる野球を部活動で選択しているのかということです。
もっと安い費用でプレーできる部活動なんてたくさんあります。
費用が高いのが嫌なら野球なんてしなければ良いのにと思えてなりません。
■部活動は力を注げば注ぐほど費用はかさむ
部活動は費用がかかるものです。
用具を揃えるだけで費用がかかりますし、試合の遠征費用などを考えると、特にプロを目指さずに部活動をやるだけだけでも、相当の費用がかかります。
試合に勝ちたいので、練習をたくさんするわけで、練習すればするほど消耗していくのは避けられません。
また、遠征費用も、勝ち進めば進むほど費用がかさみます。
全国大会に進むことができれば、交通費と宿泊費だけでも、本人とその家族で多額を準備しなければならないです。
まあ、やっている時はそれに熱中していますから、費用のことなんて考えずに、何でも支援することになりますが、結局、このような記事が出るということは、費用がかさみ過ぎで大変だったと思ったか、今の現実で困っているのか、などということでしょうね。
部活動を選ぶときはその辺りも考えないといけませんね。
中学から始めた場合に、中学3年間や高校を入れた6年間でどのくらいに費用が想定されるか、を考えておく必要があると思います。
やはりお金がなければ何もできませんし、やっている本人も辛いです。
用具を更新したい時に、周りの友達がやっていても自分だけが我慢しなければならないことが起きるからです。
といっても、家庭環境は各々で異なりますから、何とも言えませんし、最初から分かっていた苦労しませんが。
■お金で悩むなら部活をやるべき理由はない
私個人としては、部活動をお金で気にするくらいならやらない方が良いと思えてなりません。
そもそも部活動反対派なので、お金で悩むというのが想定してなかったくらいで、お金以前の問題でやるべきではないと思っています。
ですから、お金で悩むのなら、やるべき理由が全くないです。
お金もかかるし、時間も取られる、そのような部活動に大事な中高生の時間を使っている理由が分からないです。
もちろん、部活動をやることで、体力がついたり、上下関係を学ぶ機会になりますが、それは逆にいうと、身体を壊したり、上下関係の的やいじめに繋がるリスクもあるわけです。
部活動をやることで、人生においての大きな価値を得られるのであれば、お金を使っても、時間を使ってもやる意義はありますが、私の感覚では、それらに相当するようなリターンが得られる感じがしないのです。
■なぜ英会話を選ばないのか不思議で仕方ない
また、同じようなお金をかけるのであれば、私だったら英会話にお金をかけます。
部活動のような体力は付かないですし、人間関係を養えないかもしれませんが、英語のスキルと外国人とのコミュニケーション力は相当養えます。
それが将来においてかなり役に立つものだと確信しています。
部活動と英会話のようなものを同列で扱えない人もいると思いますが、私の感覚では同じです。
中高生の限られた時間で、学校以外の時間を使って、さらにお金をつかって、何らかのスキルを高めるためのものであれば、運動するのか、英会話するのかの違いです。
まあ、部活動も文化部もありますから、運動だけが全てではないですが。
したがって、同じようにお金がかかるのであれば、私は間違いなく英会話を選びますね。
英会話を勉強の一つと勘違いする人も多いと思いますが、英会話と勉強は全く違います。
高校になると弁論部に入る人もいると思いますが、それらの部活動と似たものです。
学ぶための英語とコミュニケーションを取るための英語は全く違うということです。
けれども、英語という世界では同じなので、少なからず英語の教科には好影響を与えると思います。
まあ、文化部で、音楽や美術に影響があるのと同じですね。
本日は、野球部の費用がかかりすぎるというネット記事を見つけたので、このような記事を書いてみました。
何をやるにもタダではできないです。
かかる費用をきちんと見積もって、本当にやり始めても良いかどうかを吟味するのも必要ですね。