なんでも道しるべ

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【勉強時間を確保すべき】受験学年までになるまでの大学入試対策が勝負の分かれ目?

知り合いに、娘が京大に合格した人がいます。

ちょうど話す機会があったので、どうやって勉強して、どうやって合格できたのか、を聞いてみようと思ったのです。

驚いたのが、その娘さん、高校受験に塾は利用しないで公立トップ校に合格し、高校生の時も塾や予備校に通っていなかったらしいのです。

一浪しているので、浪人生の時は一年間だけ予備校に行ったらしいのですが、基本は自学自習が中心ということですね。

最初からそんな話だったので、これは参考にならないな(笑)と思いながら、せっかくなので聞いてみたのですが、具体的な話は、今回は時間が無くて、全ては聞けなかったですね。

と言っても、収穫だったのが、塾に通わなくても、高校で公立トップ校に合格できて、大学受験の現役の時に塾に通わなくても京大に合格できているという人がいたということです。

噂では自学自習で受験できるというのは聞いていたのですが、塾を使わないで本当に成績トップ層に入れるのか?と思っていたのですが、現実的にいるというのは凄いですね。

本人にやる気があれば、塾は必須ではないというのが、噂だけでなく、現実に近くにいるというのが今回の一番の収穫でした。

まあ、まだ私の娘は中1ですから、今後もさらにアドバイスをもらおうかと思っています。

■難関大学に必要な勉強時間数

大学受験に向けては、塾に通おうが、自学自習しようが、結局は勉強するかどうかですよね。

ちょうど、勉強時間に関するデータが紹介されていたので、感じたことを書いていきたいと思います。

難関大学に合格するのに必要な勉強時間は、3000時間~4500時間だと言われています。

3000時間は最低時間で、できれば4500時間を勉強してほしいということみたいですが、3000時間でも結構大変です。

もしも高校3年生から3000時間の勉強時間を確保する場合、毎日15時間以上の勉強時間が必要という計算になります。

学校に通いながら、プライベートの時間も考えると、15時間というのはかなり無謀だということですね。

浪人生であれば、15時間は可能かもしれないらしいのですが、現役生であれば、授業を全て内職についやしても厳しいということですね。

なので、3000時間の勉強時間は高1や高2からスタートしないと駄目だということですね。

■時間差の影響は大きいのか?

予備校のデータからは、難関大学に合格する人の平均勉強時間は4247時間らしいです。

対して、不合格者の勉強時間は3897時間らしいです。

この時間差は、350時間ですが、約1ヶ月~2ヵ月の差ということになりますね。

このデータが本当であるなら、不合格者が2ヶ月早く勉強を開始すれば合格できたのか、という話になりますが、それはそんなに甘くないと思います。

4000時間前後の勉強時間は必要ということは分かりますが、結局は時間は最低限確保しながら、あとはどれだけ質の良い勉強ができるかだと思います。

非常に分かりやすい話としたら、参考書で勉強するか、生講義や映像授業で勉強するかの違いでしょうか。

質の高さからいうと、確実に参考書の勉強ですよね。

同じ勉強時間でも、参考書で濃密に勉強している人と、講義を聞いている人では、勉強の質は違って当然だと思います。

とはいえ、理解できないのに参考書を使って勉強していても無駄です。

それなら、映像授業などで学習した方が、勉強している意味がありますからね。

■受験学年になるまでが勝負

受験学年の3年生に勉強する時間は、合格者が2474時間、不合格者が2326時間ということでした。

時間の差が148時間ですから、受験学年で1日10時間くらい勉強しているとなると、半月~1ヶ月程度の差になりますね。

先ほどの全体時間から3年生の時間を引くと、1年~2年生での勉強時間になります。

その結果、合格者は1773時間、不合格者は1571時間となりました。

ここでも202時間の差が出ていますが、結局は、3年間の全てにおいて合格者の方が不合格者をコツコツと上回っているということが判ります。

1日1時間程度の差だと思いますが、この差が積み重なって、合否の差になるということですね。

■高校受験が終わったこの時期だからこそ

勉強時間は明確に数字として表れるので比較はしやすいですよね。

けれども、勉強の質に関しては、個人差があるので、比較は非常に難しいです。

結局は、勉強時間を確保することが第一で、質に応じて、時間を増やさなければならないということです。

3000時間台で難関大学に合格する人もいれば、4000時間確保しても不合格する人もいるのが、事実。

とはいえ、質の議論はほぼ終わっており、時間が必須であることは間違いないので、入試対策は高1から始めていきたいですよね。

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この時期は、高校受験終わりの大学入試始めのYouTube動画が多くなります。

高校受験が終わり、浮かれてしまう時期ではあるのですが、この時期から大学入試対策を始めると、かなりアドバンテージが取れるということです。

たとえ質が低くても、勉強を始めることが第一ですね。