なんでも道しるべ

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【狼狽売り続出?】米国株が2022年以来の大きな日足下落になった理由を考えてみた

ついに来ました、この時が!

昨日の米国市場は、数年に一度の日足で大暴落の日でした。

なんか2022年以来とか。

こんなとき、焦りに焦ると思います。

なんせ、自分のお金が溶けていくんですからね。

特に、新NISAから投資をスタートした人は、直近の調整は、今日で大きな下落が4回目ですから、「もう無理だー」ってなっている人も多くいそうです。

でもですね、こんな時こそ、買い増ししなければならないです。

そもそも新NISAでインデックスファンドを積み立てているのなら、このような調整ごときで狼狽していたら、15年以上もの長期投資なんてできないです。

このような暴落と言って良い下落で手放してしまうと、二度と入るタイミングが分からなくなります。

そして、次の反発では指をくわえて見ているしかできなくなり、あげく、暴落煽りなんてアンチに変わるのがオチです。

もっと最悪なのが、このように阿鼻叫喚しているのを外野で見ている株投資をしていない人達で、この状況を「ざまあ」って言ってしまうことです。

結局、これらの狼狽売りした人や見ているだけの人が、株って怖いもの、株って危ないもの、株はやるべきではないもの、という間違った認識を持って、それを子孫に受け継いでいくのです。

マス層の家庭が、親や祖父母の教えで、「うちは株はやったらダメと言い伝えられているんで・・・」というセリフをよく聞くのは、このような下落があるからです。

簡単にいうと、下落に耐えられないのです。

そんな日本人は、いつまで経ってもマス層からは抜け出せません。

r>gを勉強して、自分の心に留めて、ガチホすることが今やるべきことなんですけどね。

■ここから下がる保証もなければ、上がる保証もない

昨日の投資信託の収益の時点では、まだまだ調整は序の口でした。

この収益もここで見納めです。

今日の更新からは大きな下落が待っています。

とはいえ、これが何日も続く保証なんてどこにも無いんですよ。

逆に、ここから反発する保証も無いです。

だから、怖いんですが、これは投資をやっている人であれば、みんなが同じ気持ちです。

ですから、損をしているのは自分だけではないってことを認識する必要があります。

そして、自分だけが損を免れようと先に逃げた者勝ちと思わないことですね。

直近では4月がそうだったように、売り逃げても、そこから再び上昇して、史上最高値更新をしていきました。

株式投資をしているということは、ここからの経済の発展に賭けているということです。

経済が発展しないと思うのなら、最初から現金で持っていますから。

だから、その初心を忘れてはいけないですし、再び底で拾い直せるなんて甘いことを考えないことです。

■原因は大統領選挙にあると考えた

米国市場は大きな下落となりましたが、決算が予想以上に悪かったわけでは無いんですよね。

テスラは予想どおり悪かったので、大幅下落は免れませんが、アルファベット(グーグル)は収益やガイダンスもそれほど悪くなく、むしろ予想よりも良かったくらいです。

一部、YouTube収益が予想を下回ったのが原因とされていますが、そんなことで、市場全体が調整するようなことなんてあり得ません。

おそらく、他の要因だと思っています。

私が個人的に感じているのが、現役大統領が次の大統領選に出ないということで、大統領選までの市場への恩恵が感じられなくなった、さらに、意外とハリス副大統領が勝つかもしれない、トランプ前大統領の確トラが無いかもしれない、そんな疑心暗鬼がこの相場の状況を示していると感じています。

これまではバイデン大統領が大統領選挙に出ることで、選挙に勝ちたいという理由で、相場にとって良い政策をしてくるのでは?という思惑がありました。

二人の候補者は、今の相場なんて関係ないですし、むしろ自分がなってから上がった方が、自分の成果になりますから、今は相場が下がって喜んでいるかもしれません。

まあ、トランプ前大統領は喜んでいるでしょうね。

ハリス副大統領は微妙かもしれませんが、別に自分の手柄にならないのであれば、二期目も狙いたい来年に取っておくでしょう。

だから、それを見越した相場になっているような気がします。

まあ、別に売るつもりがなかったので、ここまで思考してなかったのですが、この大きな下落で、このような想定を考えてみました。

当たっているか、外れているか、それは今後の相場が示してくれます。