先日の記事でも書きましたが、投資先を見直すことにし、債券レバレッジ型のファンドを売却しました。
- グローバル3倍3分法ファンド(グロ3)
- 楽天・米国レバレッジバランス・ファンド(USA360)
NISA枠なのでちょっと勿体なかったような気もしますが。マイナスになるよりは良いと思っています。
3ヵ月程度しか保有しませんでしたが、3%程度の利益はでました。まあ十分でしょう。
それに伴い、アセットアロケーションが変わりました。
かなり投資商品の資産比率が下がったような気がします。
■資産配分の円グラフ
自分のアセットアロケーションである資産配分を円グラフ化してみました。
ザックリいうと投資資産が約25%程度、預金や現金などが約75%程度となりました。
この市場の状況から、現金比率を上げることはそれほど特別な状況ではないような気がしますが、それでも25%はちょっと寂しい気もしますね。
投資はいかに防御をしながら、値上がり益を見込める投資先に注入していくかだと思っています。
確かに、インデックスファンドのパッシブ投資も有意義だと思いますが、この現状だとパッシブではないかもしれません。
いつバブル崩壊の暴落がきてもおかしくないですから、その心づもりは必要でしょう。
そういう意味では、少ない比率の投資であったとしても、将来が見込める投資先というのは徐々に比率を上げていけば良いと考えいます。
■積立購入を設定
今回、債券レバレッジ型のファンドは売却しました。
債券価格は今後、下がっていく傾向になると思っています。
各国の政府がコロナ禍の経済政策をとっているので、株価も同じように上昇するのかもしれませんが、すでに上昇率が高い可能性もありますので、見極めました。
その分、債券と同様に金利に弱いですが、小型のグロース株を集めたテーマ型ファンドを積立投資することにしました。
それが下記の4ファンドです。
- eMAXIS Neo自動運転
- eMAXIS Neoバーチャルリアリティ
- eMAXIS Neoウェアラブル
- eMAXIS Neoナノテクノロジー
積立の仕組みをどうしようかと悩みましたが、とりあえずは500円ずつの毎日積立にしてみました。
4ファンドなので、500円×4ファンド×23日×12ヵ月で、1年間に55万円程度ではあるのですが、それでも徐々に積み立てる意味はあると思っています。
■テーマ株の小型株ファンドは値動きが激しい!?
これらのテーマ株のファンドは値動きがとても激しいです。
1日で1%や2%は普通に動きますし、頻繁に5%程度は動きます。
さらに、たまに10%以上の2桁の変化もあるくらいですから驚きます。
投資信託というのは、パッケージなのでリスク分散ができる、値動きが穏やかというのが売りでもあるのですが、これらのテーマ株に関しては別ですね。
特に、バーチャルリアリティは確実に激しい値動きをしますから要注意です。
とはいえ、このような激しい動きをするからこそ、積立購入には適していると思えるのです。
スイング取引をしようものなら、思惑と外れて売買が成立してしまうリスクが高いのが投資信託ではありますが、積立購入である場合には、ちょっとした値下がり時に買い増しできるわけです。
それも、値動きは幅が大きいので、買い増しにはもってこいだと思えます。
けれども、これの前提としては、このファンドが将来的に上がってくれるという期待値が高いからこそだと思えます。
その期待がこのファンドにはありますので、私は少しずつでも買いまして行きたいと思っています。
懸念点としてはやはり利上げです。
これらのようなテーマ株の小型株は利上げにはすこぶる弱いですので、いつ暴落するかというのはあります。
そのためにも現金で資産を持つという意味は強いと思っています。
■自分の性格を知った投資法
自分の性格を知ることは投資において重要です。
私の場合、やはり値下がりするとちょっと気になる体質があります。
それを緩和するためには、値下がりしたときに口数をふやせる投資信託の積立購入が便利なのです。
値下がりして暗くなるところを、ちょっとお得に買えたと喜べるのが良いです。
とはいっても、500円/日なので、毎日の購入口数なんて微々たるものですが。
それでも、気分的な緩和になるのであれば、たとえ少ない金額であったとしても、積立購入するメリットは大きいと思います。
投資は狼狽することなく続けることが大切です。
また、自分の性格を分析して、どの程度の資産比率を投資に回せれるかを判断することを、毎日の値動きに狼狽しない仕組みを作るかどうかだと思います。
人間誰しも自分の資産が無くなって喜ぶ人なんていないと思います。
自分にあった仕組みを作れた人が投資を長く続けることができ、資産を増やせることができるのだと思います。