なんでも道しるべ

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【前日比マイナス60万円】市場の下落と投資の心構え

最近、米国市場が大きく下落して、私の投資額も一日で60万円近くマイナスになりました。これは今年一番の下げ幅です。投資金額が増えると、上昇時の利益も大きくなりますが、やはり下落時のマイナスが心理的に重くのしかかりますよね。実際、プラスの喜びよりも、マイナスの痛みの方が強く感じられるものです。これは、いわゆる「プロスペクト理論」にも通じる話で、同じ金額でも失う時の方が精神的なダメージは大きいと言われています。

投資家なら誰でも経験することだと思いますが、こうした下落時に「市場から一度離れようか」と思う瞬間が来ることがあります。ただ、私が感じているのは、市場から一度離れてしまうと、再び戻るのが難しくなるということです。特に、下落という「嫌な記憶」を抱えたまま市場を去ると、再び投資を始めようという気力も勇気も失ってしまうかもしれません。だからこそ、私は下落時でも市場にとどまることの重要性を強く感じています。

もちろん、マイナスが出るのは嫌なものです。でも、相場はそういうものだと割り切るしかないんですよね。下落は避けられないものであり、上昇と下落の波をどう乗り越えるかが投資家にとっての試練です。むしろ、こうした試練を乗り越えることで、投資家として成長できるのではないかと感じています。

予想の無駄と長期的な視点

市場の未来を予想すること自体、私は無駄だと思っています。なぜなら、相場の動きは基本的に予測不可能で、当たるか外れるかは50:50です。どんなに優れたアナリストでも、正確に市場を予想できるわけではありません。短期的な動きに振り回されるよりも、長期的な視点で投資を続ける方がよっぽど意味があると考えています。

特に、歴史的に見ると、長期的には市場は上昇する傾向にあります。中央銀行のインフレターゲット政策や経済成長を考えれば、株価が長期的に上昇する可能性が高いです。もちろん、短期的には大きな下落もありますが、それに一喜一憂していては冷静な判断ができなくなります。

私自身、長期投資をしている中で、上がったり下がったりするたびに気持ちが揺さぶられますが、長期目線で考えれば、一時的な下落は気にするべきではないと考えています。大切なのは、下落時にパニックにならず、冷静に次の一手を考えることです。

投資における感情との戦い

とはいえ、下落している時に「冷静でいよう」と自分に言い聞かせるのは簡単ではありません。特に、自分のお金が減っていると、それを冷静に見つめるのは精神的に辛いものです。私も実際に、下落時には「お金を失う」ことに対して悲しさや不安を感じます。これは自然な感情ですし、誰しもが感じるものだと思います。

ただ、こうした感情に引っ張られて市場から離れてしまうと、投資人生そのものが終わってしまう可能性があると感じています。感情に振り回されると、再び市場に戻る勇気がなくなってしまうかもしれません。だからこそ、感情は認めつつも、それに流されず、冷静な判断をすることが重要です。

私自身、これまでの経験から、投資における感情のコントロールがどれだけ重要かを痛感しています。市場は上がることもあれば下がることもあるので、いちいち一喜一憂していては心が持ちません。むしろ、そうした波を乗り越えるための「メンタル力」を鍛えることが、長期的な成功の秘訣だと感じています。

相場は長期的に上がる

市場が下がった時には、「今が底なのか、それともまだ下がるのか」と考えてしまいますが、これもまた無駄なことだと思います。市場の未来を正確に予想できる人はいませんし、私も何度も予想を外してきました。しかし、長期的に見ると、相場は上がることの方が確率的には高いんです。

特に、インフレターゲットが設定されている現代の経済では、中央銀行が市場をコントロールしようとする力が働いています。この点からも、長期的には株価が上がることが期待できると思っています。もちろん、途中で大きな下落が来ることもありますが、それに対して一喜一憂せずに、長期的な視点で市場にとどまることが重要です。

私が投資を始めたころは、下落するたびに不安で市場から手を引こうと考えたこともありましたが、今ではそれも「相場の一部」として受け入れられるようになりました。もちろん、下落が続くと悲しい気持ちになりますし、現実のお金がかかっている以上、感情的になるのも仕方ありません。しかし、そこで市場から離れてしまうと、後で必ず後悔することになると感じています。

長期投資の成功には冷静さが鍵

最終的に、投資で成功するには冷静さが重要だと感じています。相場は上下するものですが、それに一喜一憂せずに、長期的な目標を持って市場にとどまることが大切です。市場から離れてしまうと、再び戻るのは難しくなりますし、長期的なリターンを得るチャンスを失ってしまいます。

私自身も、下落時には感情的になりそうになることがありますが、そのたびに「これは相場の一部だ」と自分に言い聞かせています。投資においては、感情と冷静さのバランスを取ることが成功への鍵だと思います。

皆さんも、下落に直面した時には、焦らず冷静に対処することを心がけてみてください。長期的に見れば、相場は上がることが期待できるはずです。冷静に、そして確実に自分の投資目標に向かって進んでいきましょう。