なんでも道しるべ

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【最強の投資対象?】銘柄分散・売買無料・手数料安価、そんな三拍子そろった商品とは

私は売買手数料無料のETFをどんどん使用するべきだと推奨します。

近年は、つみたてNISAやiDeCoなどに注目が集まっていることから、投資といえば投資信託で、さらに手数料の安いインデックスファンドを推奨されています。

積立投資による資産形成であれば、分配金を出さない投資信託を定期的に買い付けていくことは非常に効率もよく、ドルコスト平均法としても金額指定で購入できるため、都合の良い商品です。

しかしながら、このような定期的な積立を行わない場合は、投資信託ではなく、ETFの方が都合は良いのではないかと思えるのです。

本日はその理由について書きたいと思います。

■ETFのメリットその1:時差がない

米国ではETF投資が非常に盛んなようです。

日本でもようやくETFが注目されてきたかなと思っているのですが、やはり制度的な側面から、つみたてNISAやiDeCoの商品として選択し易い投資信託の方が一般的になっています。

その流れで、通常の特定口座の取引や、一般NISAを使った取引でも、投資信託を使ってしまいがちなのですが、ここは立ち止まって、ETFも選択肢に入れるべきだと思います。

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その理由1つ目は、

  • 注文から約定までの時差がない

投資信託で海外銘柄の商品を買う場合は、注文した日の翌日の夜が約定となり、全く市場の状況が分からない段階で注文を入れる必要があります。

取引の平等性から、投資信託はブラインド方式を取っており、全ての注文を締め切った後に、基準価額が確定し約定するのですが、海外の場合はその時差が1日後になってしまいます。

それに対し、ETFの場合は、海外銘柄の商品だと前日の米国市場の状況を反映した価格が付けられています。

したがって、買うか、買わないか、などはその瞬間に判断でき、約定もそれなりに確定します。

なので、妙な時差に惑わされないためにも、国内ETFに投資して、さっさと約定したほうが気楽だとだと思えるのです。

■ETFのメリットその2:売買手数料無料の商品が増えた

理由の2つ目は、

  • 国内ETFの売買手数料の無料化が進んできた

一昔前までは、国内ETFの売買には普通の株と同様に売買手数料がかかっていました。

それが、ネット証券が系列のETF商品を売買手数料無料にしたのをきっかけに、複数のネット証券であらゆるETFが無料になっていっています。

私はSBI証券を利用していますが、一時期、他のネット証券で国内ETFが無料だったので、そこで取引もしていたこともありました。

けれども、2020年1月からはSBI証券でもETFの売買手数料無料化がスタートしたので、非常に便利になってきました。

日々、無料対象のETFの銘柄数が増えていっていますが、2021年3月段階では、119の商品が売買手数料無料になっています。

無料対象の中には、レバレッジ型の商品も含まれている為、人気は高まっていると思います。

現状、レバレッジ型は国内指数対象の商品ですが、できれば、米国指数対象の商品にも広がれば良いのにと思っています。

■ETFのメリットその3:投信よりETFの方が手数料が安い

最後の理由3つ目は、

  • 基本的にはETFの方が投資信託よりも手数料が安い。

手数料は、運用会社によって高い、安いがあります。

なので、同じ指数をベンチマークとしているのであれば、手数料は安い運用会社を選ぶべきです。

同じ運用会社で、投資信託とETFの両方を持っていると、大抵、ETFの方が手数料は安いです。

それは、基本的にはETFが直接的な商品であり、投資信託は場合によってETFを買い付けることもあるので、必然的に手数料が投資信託>ETFになってしまうようです。

したがって、ETFを買った方が手数料としては有利になりやすいということです。

■ETFをつかったスイングトレード

ここまでの理由をみると、分散投資にはETFを買うべきだと思うかもしれませんが、ETFには大きな弱点があります。

それは、株式の売買と同じように、1株いくらという売買になるということで、株数取引しかできない点です。

対して、投資信託は金額買付ができますから、金額に応じた口数を購入することができ、SBI証券だと100円から買うことだってできるわけです。

なので、ETFの場合は、少しまとまった資金が必要となることが多いです。

とはいえ、1株数千円~数万円がほとんどなので、単元株で何十万円もするよう取引に比べると、買いやすいのは間違いないと思います。

このようなETFの利点をいかして、デメリットも少し考慮すれば、ETFを用いての投資は非常に都合がよく、投資環境も整ってきたと思えます。

特に売買手数料無料というのが、この中で一番のメリットかもしれません。

もちろん、手数料の日割り分は抜かれていますが、売買毎に手数料がかかると、安易な取引はできなくなってしまいます。

無料になることで、敷居が低くなり、分散投資がよりやり易くなりました。

簡単に売買できるということは、簡単に利益確定や損切りをしてしまうので、資産形成には不利になる点もありますが、投資を簡単にやっていくには便利です。

今の市場状況は、いつバブルが崩壊するかと言われている段階です。

キャッシュを貯めながらも、上手く投資をするには、ETFを使ったスイングトレードが向いているのではないかと個人的には思っています。