小学6年生の娘は、休校中の勉強ツールとして、スタディサプリを利用していました。
3月の頃の休校時は、「まぁ4月にもなれば学校に行けるからちょっと長い春休みかな」とお気楽に考えていましたが、緊急事態宣言が出て、これは当分かかりそうだなと思い、オンライン学習をやろうと思いました。
正直、スタディサプリって何だ?、よく分からない、そんなもので勉強しないだろう、と思っている親が多いと思います。
そんな疑問に答えることができるかなと思い、今日はスタディサプリを取り上げます。
■たった1,980円で本当に見放題なので驚いた
スタディサプリは月1,980円(+税)で講義動画が見放題なわけです。
小学4年生から高校3年生までの講義が収録されていますから、何を勉強してもOKです。
申し込み前は、該当の学年の動画しか学習できないと思っていたのですが、実は全学年勉強することが出来ることが分かりました。
したがって、自分の苦手な分野があれば、こっそりと学年をさかのぼって勉強することができますし、得意な科目であれば、どんどん先の学年に進むことも可能ということです。
全学年勉強できて月1,980円という価格はやはりお得ですね。
■当たり前ですが、時間も無制限
時間も無制限です。特に決まった学習時間の設定はありません。
たくさん勉強しようと思えば一気にすれば良いし、今日は休憩と思えば少しだけ勉強すれば良いわけです。
また、時間帯にも制限がありませんから、朝が好きな人もいれば、日中でないと集中できない人もいると思いますし、夜型の人にはそれに合わせることもできます。
まさに自由に勉強できるツールということです。
■テキストも担当先生が作っています
講義を担当している先生がテキストを作ってくれています。
それぞれの先生が独自で編集しているので、形式は当然バラバラですが、その先生の授業に合った形式になっているので、講義の際には使いやすいですし、無駄なページは一切ありません。
効率の良いテキストになっていますが、算数や数学などの場合はテキストのページ数が多いのが特徴です。
なぜかというと、計算用紙のページも付いているからです。
テキスト1冊で全てを賄えるようになっているのも良い点です。別に計算用紙を用意する必要もありません。
テキストは全て1,200円(+税)で買うことができます。
5教科勉強する場合は5冊分要りますが、逆にいうとそれだけで済むわけです。
また、ページ数の多い算数や数学の場合もで同じ値段なので、ページ数を考えると損ではありません。
■PDFでテキスト代節約も可能
どうしてもテキスト代を節約したい場合は、PDFで勉強する方法もあります。
テキストに直接書き込む方が勉強している雰囲気としては良いのですが、スタディサプリを補習用に使う人は、逆にPDFのテキストでも十分だと思います。
また、テキストの場合は場所も取りますし、外で勉強する場合には荷物になりますが、PDFの場合はスマホさえあれば十分なわけです。
周りの迷惑にならないように、イヤホンとスマホさえあれば、いつでもどこでも勉強できますね。
■休校中の勉強には最適なツール
我が家の場合、休校中でしたし、さらに学年の最初の時期だったこともあり、小学6年生の授業の先取りを進めました。
算数・国語・理科・社会の基礎の講義をどんどん進めました。
テキストは購入しましたが、実は最初に5冊は無料にもらえるクーポンが発行されるので、それを使ってテキストを手に入れました。
予習で勉強する場合や小学生の場合は、テキストがあった方が余計なことを考えなくても良いので、勉強に集中できると思います。
毎日スタディサプリの講義を全教科1単元ずつ勉強すると、4教科なので、講義時間としては2~3時間程度となります。
さらに練習問題などを解いていると、4教科でプラス1時間程度でしょうか。
これらを合わせる1日分の勉強にはちょうど良いのです。
このスタイルを、土日を除く月~金曜日で進めると、およそ1ヵ月半程度で6年生分の1年間の授業を勉強することができました。
1ヵ月半で予習を全単元勉強できるのですから、学校が不要と思える気持ちも分からなくありませんね。
■スタディサプリの2つの特徴
スタディサプリが続けられる特徴があります。
1.1単元の講義時間と練習問題がそれほど多くないので極度の負荷がかからない。
2.1つ1つ終わっていくと、どれだけ進んでいるのかが目視でわかる仕組みになっているので、ロールプレイングをしている気分で勉強を進められる。
■1時間以内で1単元の勉強が終わる
1単元の授業は複数のチャプターに分かれており、各チャプターで数分から10分程度です。
したがって、トータル時間はおよそ30分程度になります。
練習問題も数問なので、時間がかかったとしても1時間以内に1単元を勉強することが可能です。
これくらいの時間であれば、集中力が続く時間としては問題ないです。
小学生でも飽きない時間なので一人で勉強できます。
■進捗度が分かる工夫がある
講義を聞いて、練習問題に全問正解できると、その単元はクリアとなります。
間違った問題があると、やり直しをしなければいけませんが、講義を聞いた後であれば、ほとんど正解できるでしょう。
単元をクリアすると、進捗度のグラフに反映され、色が付きます。
そのグラフが100%になるように勉強を進める訳です。
子供騙しのような仕組みですが、あながち見落とせません。
大人でも同じですが、ゴールが見えないとやる気が保たれませんし、長続きしません。
目視で進捗ができる見える化の仕組みが、子どもにとっては良いツールでもあります。
■スタディサプリのキャンペーン
スタディサプリは様々なキャンペーンをやっています。
常に何らかのキャンペーンをやっていると思いますが、私が申し込んだときは1ヵ月無料のキャンペーン中でした。
そもそも1,980円なので安いのですが、キャンペーンで無料だと、とりあえずやってみようかなという気持ちになると思いますし、合わなくても損はありません。
したがって、まずは、やってみようという軽い気持ちで始めてみるのも良いと思いますよ。