なんでも道しるべ

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【コンビニATM利用に衝撃】三井住友銀行が手数料無料の条件と回数を改悪(21年7月~)

メガバンクのサービス改悪が年々起きています。

ここまで改悪が続くと、ちょっとメガバンク離れが起きてくると思います。

世の貯金は高齢者がほとんど持っていますから、直近は改悪したところで影響は微小で、逆に収入が大きく改善すると思いますが、今の若者のネットスキルとスマホ活用からすれば、当然、ネット銀行などに資金を置き換える人が増えてくると思います。

私が今回影響を受けたのはコンビニATM手数料ですが、そもそも手数料なんて無いに越したことはありませんし、さらに、現金を引き出さずに生活できるようにしていくのがベストなわけです。

今後はキャッシュレス社会となっていきますし、益々、手数料を取れる状態ではなくなってくると思います。

利用者も無駄なお金が取られないようなスタイルを作っていくべきです。

今日の記事は三井住友銀行のコンビニATM手数料の改定に関してです。

■三井住友銀行の手数料無料が改定

三井住友銀行は、他のメガバンクと比べて、手数料無料条件が比較的緩かったです。

例えば、Web通帳であるとか、資産残高が30万円以上とか、給与などを受取していれば、条件が満たされていました。

それによって、セブンイレブンやローソン、ファミリーマートの時間外手数料や利用手数料が月3回まで無料となっていました。

また、三井住友銀行の時間外手数料は何回でも無料です。

それが、2021年の7月の条件判定より、改定されることになりました。

■これまでの3回が2回や1回となるケースも

三井住友銀行の条件改定がされ、条件内容によって月のコンビニATM無料回数が変わるそうです。

例えば、月3回の手数料無料を受けるには、資産残高が500万円以上や、投資信託や外貨預金の残高が100万円以上、もしくは、NISA残高が必要になってきます。

月2回の手数料無料を受けるには、給与や年金の受取となり、この場合は条件は変わりませんが、無料回数が3回から2回に減ったことになります。

そして、月1回の手数料無料は、SMBCデビットを利用することが条件になり、その他、クレジットカードの利用代金の引き落としや、15歳~24歳の若者特典も継続ですが、無料回数が1回に減ることになります。

このように、かなり複雑になる上に、条件が厳しくなったり、無料回数が減ったりと、利用者によっては改悪となりました。

一応、三井住友銀行の時間外手数料は、どの条件を満たしたとしても無料は継続のようです。

■それでも三井住友銀行が使いやすい

これにより、これまで条件が緩かったものは、軒並み厳しくなっています。

そして、無料回数も3回から、2回や1回へと減っているので、利用する側も使い勝手が悪くなってきました。

私の印象では、三菱UFJ銀行に近づき、さらにちょっと条件が厳しくなった感じがします。

これにより同業者の三菱UFJ銀行も改悪する可能性がでてきました。

2020年の段階で、みずほ銀行はすでに改悪されていますから、これにより、メガバンクの手数料無料条件は徐々に改悪されていく方向になってきたと思います。

それだけ銀行の体力が落ちているってことですね。

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私個人としては、コンビニ手数料無料は、月に3回も必要なかったので、2回くらいあれば良いかなという程度でした。

というのも、それほど遠くない場所に、三井住友銀行がありますから、そこで時間外手数料無料で引き出せますし、さらに、店舗のATMを使うことで、Vpassポイントももらえるので、できるだけ利用していました。

また、キャッシュレスで生活しているので、それほど引き出すことも少ないですから、コンビニATMの利用もそれほど多くなかったのが現状です。

ただ、どうしても距離的や時間的にコンビニATMが必要なこともありますから、コンビニATM無料の回数としては、何回かは欲しいところです。

しかしながら、どうしてもネット銀行中心に資産を預けることになってしまいます。

やはり、証券会社を使っていくことを考えると、提携のネット銀行の方が使い勝手は良いです。

生活費としてはメガバンクで十分ですし、そちらの方が良い面もありますが、ネット銀行の場合はコンビニATM手数料無料も回数が多いですから。

ネット銀行のデメリットとしては、リアル店舗が無いので、無制限に引き出しや預け入れができないってとこでしょうか。

■三菱UFJ銀行の方が基準は甘い?

この改悪によって、三菱UFJ銀行の口座も利用価値が上がってきました。

三菱UFJ銀行も改定があるようで、三菱UFJダイレクトとEco通帳を利用することで、コンビニ手数料無料が1回になります。

私個人としては、三井住友銀行よりも条件基準が甘いので、こちらの口座も上手く使っていくのが良いのではないかと思うようになってきました。

利用バンクの選別も難しくなってきました。

今後も、手数料がかかりにくい口座を上手く使っていくのが良いと思いますから、上手に利用していきたいと思います。