三井住友カードでSBI証券の投信積立を開始しました。
ついに、買い付けが実施されたので、SBI証券の残高に挙がってきました。
クレジットカードで積立をするというのは珍しいことではなく、以前から楽天グループなどの他社では行われていたのですが、それはグループ全体で顧客を確保するための方策でもありました。
今回、三井住友カードとSBI証券が連携するというのは、私にとっては斬新です。
セキュリティーに定評がある三井住友カードが、そのようなことにも手を出すとは思っていなかったからです。
両方とも、各業界では大手なので、これらの2社が協力するというのは、顧客獲得というよりも、個人投資に一役買っていると考えるべきかなと思います。
この2社が取り組むことで、これまで投資に興味が無かった資金を持っている中間層にも投資をやってもらう狙いです。
それは、政府も取り組んで欲しいことだと思いますし、両社にとってはアピールをしているのは間違いないと思います。
■三井住友カード×SBI証券
以前にも三井住友カードつみたての紹介はしましたが、ここでもう一度、条件をおさらいしておきます。
- カード登録と積立設定の締切日は10日
- カードの利用日は14日
- 買付日は翌月の第1営業日
- カード代金支払い日は翌月の10日もしくは26日
これをみると、支払日よりも先に積立が開始されることになります。
支払日は10日と26日の両方があり、設定により違いますが、その月の第1営業日にはすでに買い付けをしていますから、さきに証券口座の残高に反映されることになります。
これだけだと、単に買付するだけになりますが、クレジットカードで買い付ける意味は、ポイントが貯まるということです。
■積立投資にもポイント付与
三井住友カードは積立額の0.5%のVポイントが貯まることになっています。
またポイントアッププランもあり、ゴールドカードの場合は1%、プラチナカードの場合は2%のポイントが貯まります。
ゴールド(ML)は年間100万円の利用があると、年会費が永年無料になりますから、さっさとゴールカードの無料条件をクリアすれば、ポイントが1%ももらえることになります。
積立金額は最大5万円ですが、別に100円からでもスタート可能です。
まあ、5万円やった方が、ポイントがたくさんもらえて良いですけどね。
嫌になれば売却すれば良い事です。
当然ですが、元本割れのリスクはあります。
リスクを承知で、値上がり益やポイント還元を狙う人が、資産運用をしっかりやっていることになります。
■12月まではキャンペーンで追加ポイント1%
さらに12月10日までの設定には、毎月キャンペーンのポイントが貯まります。
上記で紹介した0.5%、1%、2%に加えて、さらに追加の1%です。
したがって、通常のクレジットカードしか持たない人でも、1.5%の還元が12月迄なら受けられることになります。
私は、買い物や支払い等で100万円以上利用をして、ゴールドカードを永年無料で持とうと考えていますので、ゴールド(ML)で積立設定しています。
一応、注意としては、100万円利用金額に投信つみたての金額は含まれないということです。
これが含まれると余裕で100万円は利用できるのですが、ちょっと残念です。
まあ、各種支払いを設定すれば、100万円は問題なくいくと思いますし、買い物でも行く可能性が高いです。
セキュリティーの高い三井住友カードのゴールドを無料で持てるというのは、非常にお得であることは間違いなく、買い物保険や旅行保険なども付与されていますので、年間100万円利用できると思う人はゴールド(ML)を持った方がよいです。
ただ、面倒なのが、公共料金や各種支払いのカード支払い設定や番号切替なんですけどね。
これらもカード会社が全部やってくれたら、その辺りのハードルはかなり下がるのですが。
■SBI・V・全米株式インデックス・ファンド
私の場合、今回設定した買い付け商品は「SBI・V・全米株式インデックス・ファンド」にしました。
特に理由はないのですが、ちょうど新商品のキャンペーンをやっていて、運が良ければ現金が当たるかもしれないからです。
米国指数もしくは世界指数のインデックスファンドを買付ようと思っていたので、これらの指数に該当するのであれば何でも良かったです。
バンガードの全米株式VTIは非常に有名で、米国まるごと買いなので、これを積立するのは、まあまあ良い選択だと思っています。
当然、米国が今後も株式指数を牽引するかどうかは分かりません。
テーパリングなどで調整に入る可能性も十分考えられます。
それでも、米国指数で積立するのは一定の勝ちがあると思います。