中学2年の娘が通塾している馬渕教室では、昨日から日曜特訓がスタートしました。
日曜日まで塾に通うというのはちょっと気が引けますが、結局、公立トップ校に進学するような生徒は、このような特訓も受けて合格しているわけですから、受けないわけにはいかないです。
入試は最終的には自分との闘いですが、それは基盤ができているからこそ、追い込みは自分自身で行うものと言えます。
けれども、必要なものを与えられていないというのは、武器を持たずして突入するようなもの。
必要なものを持って挑まないといけません。
何を持たせるのかというのは、中学生の場合は親が考えることが多いです。
まあ、結局、教育費ゲーになっている部分はあるかもしれませんが、合格している者は、同じ塾に通う生徒が大半で、さらにそのような生徒は日曜特訓を受けているのなら、受けるしかありませんよね。
とはいえ、どんな内容なのかも分からないので、今回は体験授業なのですが。
■リスニングや発音記号
日曜特訓から帰ってきて、内容まではそれほど詳しくは聞いていませんが、初回は英語を2時間やったそうです。
通常授業ではまだやっていないリスニングや発音記号などに関して、勉強したそうです。
リスニングではネイティブの英文を聞いて答えるという練習をしたそうですが、周りの生徒がなかなか聞き取れなかった英文が自分は聞き取れたということで喜んでいました。
また、発音記号に関しては、これまで公開テストの最終問題で出題されていましたが、ほぼほぼ勘だったので、今回少し勉強できたようです。
周りの生徒もほぼほぼ勘で答えている人が多かったみたいなので、このような授業は通常授業ではできないので良いかもしれませんね。
体験授業で数学が無かったのが残念ですが、英語でもこのような授業であるのなら、日曜特訓は通常カリキュラムでは扱えない内容を教えてもらえる可能性が高いと思います。
数学でも入試問題とか複合問題とか、苦手な人が多い分野とかを勉強するのかなと考えています。
■英語力の差が明確に出た授業
娘が嬉しそうに授業の話をするのは、難問のリスニングを一回で聞き取れたことみたいです。
実際には3回以内で聞き取れたら合格だったようですが、娘自身、私は1回で聞き取れていたと言っていました。
ちなみに3回で聞き取れた人は娘の他に1名、10回で聞き取れた人があと1名、他の人は何度聞いても分からなかったようです。
確かに、このような状況であれば優越感に浸るのも分からなくはないですけどね。
英語を小さいころからやっていて良かったと本人は思っているでしょうね。
リスニングの耳はそう簡単に培われるものではありません。
長い年月をかけて、徐々に聞き取れていくものですし、もっというと、成長してからの耳で聞いたところでは、小さい子の吸収力には負けます。
なので、産まれて間もないころからスタートしないと、時すでに遅しとなるわけです。
この辺りは、前々から言っているように、英語教育は早くから始めて損はないです。
以前は、国語教育もできてないうちに英語教育なんてダメという論評が多かったような気もしますが、英語のカリキュラムが小学校にまで落ちてきたことをきっかけに、そのような説はほとんど聞かなくなりました。
英語学習を小さいときからやらない理由の方がないわけです。
事実として、小さい時からやった方が効果はでていますし、結果もある人が多いので、英語教育は早くから始めた方が良いに決まっています。
■週5日の通塾
ところで、日曜日に塾で授業があるとすると、週7日間の中で5日間通塾することになります。
今のところ日曜特訓は毎週実施しているわけではなく、無い週の方が多いのですが、それでも日曜特訓があると、休日は2日間になります。
中学3年になると、カレンダーを見る限り、回数が増えているので、ほぼ毎週のように日曜特訓をやっているように見えます。
結局、受験学年となると、毎日塾に通わないといけないわけですが、これが当たり前になるということです。
逆にいうと、このような日程で学習を進めた者が公立トップ校に合格しているということですから、費用はかかってしまいますが、受けないと遅れを取ることになってしまいます。
大学受験などを考えると、本当は自ら自学自習をして、自分の弱点を中心に勉強した方が効率はよく、それで、受験に臨むべきなのですが、この辺りは地域性の高い高校受験では事情が異なります。
日曜特訓が始まると、そろそろ受験学年に入りつつあるなと思いますね。
本格的には中学3年のカリキュラムが始まる来年2月からとなりますが、今は助走期間という感じの日曜特訓の位置づけです。
とりあえずは付いて行くしかないので、この日程に合わせながら、自学自習の時間も上手に確保しなければなりません。