遂に、馬渕教室の先生が本気を出し始めました。
確かに冷静に考えると、今の中3の生徒の受験が終わらないと、その下の学年の生徒のことなんて考えられないですよね。
希望が聞いてもらえるなら、もちろん、もっと早い時期から対応してほしかったですが、先生からすると毎年、毎年の合格実績が大事になってきます。
とりあえず、目の前の受験学年に集中したいという気持ちも分からなくないかなと思ってきました。
さて、塾の先生の本気というのが、娘の大嫌いな国語の先生です。
娘は国語と数学が苦手な教科なのですが、国語はひときわ苦手な教科です。
国語で足を引っ張るといっても過言ではないほどです。
先日の記事でも書きましたが、大学入試では国語にかけられる時間は限られているので、中学生の段階から国語の学力は高めておく必要があります。
私もそれが一番気になっており、大学受験で、結局、国語で失敗してしまうというのは避けたいなと思っています。
なので、何としても中学生の段階で苦手を克服してほしいのです。
親としてはできることのサポートはしています。
オンライン家庭教師の先生に国語の追加をお願いしましたし、参考書や問題集なども国語もかなり揃えました。
当たり前ですが、その分だけ費用もかかっています。
家庭教師に関しては、数学の時は1万円/月でしたが、国語が追加されたことで、1.8万円/月になっています。
その分だけ、しっかりと取り組んでもらえたら、それで良いのですが、今回、馬渕教室の先生からも働きかけがあり、娘の国語苦手が少しでも改善されたらいいなって思っています。
■国語の初見文章に対応したい
国語の教科って、ある一面では、めちゃくちゃ特殊だと思います。
私が思っている特殊性というのは、学校の定期テストと入試問題のギャップです。
他の教科ではあり得ないほどのギャップだと思っています。
それは何かというと、定期テストは扱われる問題文が授業で習ったものであり、入試問題やそれにむけた模試テストでは基本的に初見文章が用いられます。
なので、極端な言い方をすると、定期テストは暗記ゲー、入試問題は国語スキル、という感じです。
娘はやるべき範囲を暗記するのには苦にしないので、これだけ国語が苦手でも、定期テストだけは学年1位とか2位の点数を取ってきます。
対して、模試テストになると、初見問題なので理解不能になり、塾内偏差値50くらいまで落ち込んでしまうのです。
国語が初見問題でもしっかりと解けるようなスキルを身に付けることが、いま、娘がやるべきことの第一優先事項です。
といっても、国語の学力が上がるには、かなり時間がかかると言われており、そうかんたんに成績が上がらないのが悩みなんですよね。
このような悩みを塾の先生が悟ったのかどうか分かりませんが、ちょっとした働きかけがありました。
■クラスで2人だけの補習
先日行われた公開テストですが、またまた国語だけが48点で落ち込みました。
おそらく、偏差値も50前後で出てくると思います。
中3になって問題レベルが上がったのですが、英語、理科、社会は自己採点で80点以上と、そこそこの点数は取れていそうです。
本当に、国語の成績が上がれば、5科の総合偏差値では上位に食い込めると思っています。
このような事情を知ってか、知らずか、国語の担当の先生が、前回の公開テストの補習をしてくれることになったそうです。
それも、クラスで2人だけの中の1人になったようです。
想像するに、クラスの中で、国語で足を引っ張っている2人に声をかけたと思われます。
この辺は難しいところで、全員に声をかけているわけではなく、また、娘より成績が悪い人に声をかけているわけではないということです。
冒頭に書きましたが、塾の評価は合格実績で決まることが多い現状です。
1人でも公立トップ校に合格してもらう必要があります。
そのために、苦手教科を持っている人を何とかしたいという気持ちが先生の中にもあるのかもしれません。
■何がきっかけで伸びるか分からないから
実は国語の先生には11月頃に少しだけ話をしたことがあります。
娘が宿題をやる際に、すぐに答えを見てしまうということから、これが成績低迷に繋がっているのではないかという相談をしました。
先生からは、正しい宿題の仕方をして、成績が上がりだすのが半年後くらいになるのでは?と言われていました。
そこから、娘は国語の宿題のやり方を変えましたし、さらに国語に使う時間を増やしたのです。
それでも、今回の公開テストでは点数が伸びていません。
やる気が無くなってしまうくらいの低迷さです。
これを悟ってかどうか分かりませんが、国語の先生が少人数制で補習授業をしてくれるということです。
これほどありがたいことはないですね。
何がきっかけで掴めるようになるかなんて分かりません。
様々な取り組みから、複合的に掴める可能性だってあり得ます。
受験学年になって、塾の先生からも気に留められるようになったので、何とか付いていってほしいと思っています。