なんでも道しるべ

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【貯蓄できない人必見?】貯蓄額は目標100万円が最も効果的である3つの理由

みんな大好きお金に関するお話です。

先日、ネット記事で、「貯金100万円の差が、あなたの将来を左右する?」という釣りっぽい記事があり、100万円でそんな大げさなと思ってしまい、ちょっと拝見してしまいました。

内容としてはたいしたことでは無かったのですが、確かにと思える記述もありましたので、その内容の紹介と、私の考えを書きたいと思います。

■100万円は心理的に一気に使いにくい

貯金は100万円というのが最初の壁といわれるらしいのですが、それがなぜなのか?という話です。

結論としては、100万円というのは、心理的な面で壁となるというものなのですが、これは貯めるうえでも、使う上でも壁になり得るということです。

まず、使う点で考えてみると、100万円を何かの拍子で手に入った場合、これをパッと使えるかというと、躊躇してしまう金額だそうです。

一般人だと、1万円や10万円位までなら、1日で使うこともできるし、使い道もすぐに浮かぶそうなのですが、100万円の利用方法を考えるとなると、少し悩む人が多いという事です。

まあ、確かに、100万円が手に入って、使い道を考える必要があるのなら、よくよく考えて使おうかと思ってしまうかもしれません。

1万円でも良くある話ですが、一度崩してしまうと、少しずつ使用してしまうとすぐに無くなってしまいます。

これは100万円でも同じことで、数万円単位でも使っていくと、知らず知らずのうちに100万円が無くなっているということもあり得ます。

凡人でも1万円などの経験をしていますから、100万円となると、先によく考えから使おうという気持ちになるのは分かる気がします。

それが、100万円そのものを使用するのを躊躇する理由なのだと思います。

■100万円はキリが良い

貯める点においては、100万円というのは心理的にキリが良いものなので、99万円が手元にあったら、100万円にしたいと思う人が多いそうです。

それだけ100万円という響きと印字に魅了される人が多いのだと思いますが、100万円近くの金額を持っている場合には、100万円にしておこうと思う人が少なからずいるということです。

先ほどの使用と関係してくるのですが、一度、100万円という奇麗な数字にしたものは、それを維持したいという感覚になる人が多いので、結局は使わないということになるのだと思います。

何より、もうすぐ100万円だという目標のゴールが見えてくると、何かを削ってでも、何かから捻出してでも、その金額を100万円に持って行きたくなるというのは人間心理だということです。

それだけ100万円という金額と数字が魅力的だということです。

確かに、私も100万円を一つのラインとしていることが多いです。

ゼロから100万円にもっていくのは苦痛があるので、普通預金では100万円以上の口座を作り、100万円を切らないような生活をするようにしています。

こうすることで、無駄使いを心理的に抑制しています。

何十万円という口座よりも、100万円以上の口座の方が、なんだか無駄遣いが減っているようなきがしており、さらに、200万円を目指した管理ができているような気がしています。

あくまで心理的な部分なのですが、この差は大きいと思います。

■貯蓄を増やす人は貯蓄スピードが速い

記事では、100万円が貯まると、「貯蓄があることの安心感から、もっと貯めたくなる気持ちになる」とも書かれていました。

100万円に到達せずに、取り崩してしまう人は、結局なかなか100万円に到達しないけれど、100万円をすでに持っている人は、貯蓄の安心感から、さらに貯めることを推進していく気持ちになるそうです。

これはまあ、100万円までの貯めるスピードによるかもしれません。

毎月1万円とか3万円とかを貯めていると、やはり最低でも3年はかかってしまいます。

3年というのは長く、途中で何かしらイベントがあるので、その時に何十万円というまとまったお金があれば、これまでのご褒美に使っても良いかなと思えてしまうものだと思います。

100万円を貯めるまでのスピードは速い方が、結局は、貯めることの大変さが少ないので、貯蓄のスピードが上がるのだと思います。

■インカムと支出のバランスが全て

私が個人的に感じているのは、貯めることへのプロセスは、結局はインカムと支出によるものだということです。

インカムは当然多い方が良いですし、支出に関しては無駄使いを減らした方が当然良いに決まっています。

収入が少ない人は長い間我慢をしなければ今回のような100万円になかなか到達しませんし、無駄使いが多い人は、月々の貯蓄額が少ないので貯めるのに長い期間を要します。

したがって、このような心理的な部分はもちろんありますが、毎月の貯蓄額やボーナス積立が全ての肝です。

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安定的な収入を確保し、日々の生活費を抑えて無駄使いを減らすこと、そして、定期的な積立設定を行うことなどの仕組み作りです。

仕組みを作れる人が結局は、貯蓄を増やしているのだと思います。

もちろん、単なる貯金だけでなく、運用をすることも金融リテラシーを上げる要素だと思いますけどね。