先日の記事で、英単語帳のターゲット1200をアプリのターゲットの友を使って学習しているという話を書きました。
この英単語暗記法は、ポラリスアカデミアの吉村さんがYouTubeで紹介していたのですが、中高生にとっては非常に良い方法だと思います。
ターゲットシリーズの英単語帳は、オーソドックスな単語帳なので、昔ながらの覚え方でも十分に対応できるのですが、今の学生は本で覚えるというよりもアプリで覚える方が効率的というか、楽しいというか、慣れているというか、そんな感じだと思います。
ターゲットの友の中のゲームはいくつかあるのですが、1語1訳を覚えるのであれば、ルーキーリーグでサクッと覚えてしまった方が早そうです。
実際、新中2の娘は春休みの2~3週間程度で、ターゲット1200を覚えてしましました。
知っている単語も多かったようですが、それでも半分程度はきちんと覚えたはずです。
英単語帳の本で一から覚えていくと、途中で挫折してしまう可能性がありますが、アプリを使って楽しんで覚えていると、意外とスムーズに完了したようです。
■ターゲット1200アプリのメジャーリーグに挑戦中
今回、ターゲット1200内の1700の単熟語を、ルーキーリーグで全て満点を取って、Sランクで完了したのですが、その後をどうしようかと考えていました。
とりあえずは1語1訳を覚えたので、そのままターゲット1900に進んでも良かったのですが、ここはちょっとしっかりと土台固めをした方が良いかと思いました。
ルーキーリーグの上にメジャーリーグのゲームもあるので、まずは、このメジャーリーグで全Sランクを取ることにしました。
メジャーリーグになるとスペリングの問題も入ってきますし、範囲のセクションもルーキーリーグよりも広いので難しくなります。
これを使って、ターゲット1200をしっかりと完璧にするべきかと思っています。
■メジャーリーグのSランクは非常に難しい
現在、娘がターゲット1200のアプリのメジャーリーグに挑戦していますが、セクション1と2についてSランクが取れました。
セクション1は中学単語なので簡単にSランクになったらしいのですが、セクション2に関しては、最初はBランクからスタートしたようです。
何度も何度も挑戦して、ようやくSランクになったということで、やはりルーキーリーグよりはかなり難しい内容だということが分かります。
ただ、このメジャーリーグのゲームでしっかりと土台固めをすることは、ライティングなどの際には非常に有利になると思っています。
ターゲット1200レベルの単語であれば、書ける方が良いに決まっています。
ターゲット1900の単語であれば、読めればOKみたいなところがありますが、1200の場合は基礎単語なので、書けるようになるとライティングの幅が広がります。
その意味でも、メジャーリーグでスペリングを含めてしっかりと覚えた方が良いということです。
■ターゲット1200が終わったら
ターゲット1200が完璧になった後はどうするかということですが、これは以前の記事で詳細に書いていますが、1400に上げるよりも1900に上げた方が良さそうです。
1200と1400は近すぎるということで重複単語が多いですし、さらに、1200と1400と1900の3冊で重複している単語もあります。
一気に覚えるのが嫌で、少しでも分かっている単語があった方が気持ち的に楽という人は、1200から1400、1400から1900と刻んだ方が良いかもしれませんが、効率重視の方は、1200と1900をやった方が良いです。
1400にしか載っていない単語は104単語なので、この104つを別に覚えてしまった方が効率よく進めることができます。
実際に、YouTubeやブログで104単語をまとめてくれているサイトもあるので、それを利用しましょう。
どうしても本やアプリでやっていきたいと思う人は、ターゲット1400を使うことを反対しませんが、効率的ではないと思いますけどね。
■中学生の段階からスタートが好ましい
ターゲット1200の英単語をアプリを使って、ルーキーリーグの後に、メジャーリーグを挑戦している話を書きました。
このように時間を使って、のんびりと英単語を覚えられるというのは、この単語帳を中学生の段階から始めているからということです。
これが高校生になってから始めるとなると、時間も限られていますし、前に進めないといけないので、すぐにターゲット1900に入ると思います。
効率と速度を重視する場合はそれでも仕方ないかもしれませんが、できれば、早期に単語暗記を始めて、ゆっくりと確実に完璧にしていった方が、身に付くレベルが全く変わってきます。
勉強なので早く前に進めたいと思う気持ちはよく分かりますが、あやふやな状況で前に進めると、結局は忘れてしまって再暗記ということになりかねません。
土台はきちんと建てた方が、後からの英語の伸びは変わってくると思われます。