中2の娘はターゲット1200を使って英単語を覚えていっています。
今はアプリのゲームで満点のSランクになっているので、もう一つのゲームが終わったら、ターゲットのランクを上げようと考えています。
次のターゲットは大学受験生向けのターゲット1900を考えていたのですが、少し気になることがあり、ターゲット1400を挟もうかどうかを考えています。
■ターゲット1200から1900に飛ぶと新規単語が多い
ターゲットシリーズの英単語は、中高生向けには4冊あります。
ターゲット1800は中学生向けで、ターゲット1200、1400、1900は高校生向けの3冊です。
高校生向けのターゲットは1900を買えばすべてが網羅されていると思いがちですが、実は違っていて、1200と1400と1900は違う単語が載っています。
もちろん全てが異なる単語ではなく、重複している単語もあるのですが、その本にしか載っていない単語というのが存在します。
また重複するため、ターゲットを順番に3冊やるとコスパが悪いということもあり、大学受験生で時間がない人は1900をやれば良いと言われていますし、基本から再確認したい人は、1200→1900の流れか、1400→1900の流れが良いと言われています。
難易度としては、1200→1400→1900の順なのですが、近くのタイプをやるよりも、1200→1900のように飛んだ方が覚える単語が増えると言われます。
けれども、それは裏を返せば、しっかりと2冊できる精神力がないと2冊目の重複度が少ないので、結構辛いです。
大学受験学年であれば辛いなんて言ってる暇はないので、1900をしっかりと覚えないといけませんが、娘の場合はまだ中2なので、1900をいかに苦に無く覚えられるかを考えなくてはいけません。
最初は時間さえあれば1900を覚えきれるかなと思っていたのですが、先日、別のYouTubeを見て、ちょっと考え方が変わってきました。
■1200から1900は約80％弱の新単語
英単語帳の1冊目と2冊目の重複単語が少ないと、2冊目をやり切るモチベーションが続かない可能性があるということです。
1冊目は簡単ですし、やり始めなので何とか終わらせることが出来るのですが、やはり2冊目となると気が抜けます。
それで見たことのない単語が多いと、ちょっと気分が落ちる可能性があるということです。
特にターゲット1900はこれ1冊をきっちりとやり切れば、そこそこの難関大学も戦えるという単語帳でもありますから。
そこで、ターゲット1200から1900に飛んだ場合に、新たに何単語を覚えないといけないかを調べました。
結果が下記の図です。
ターゲット1900には1900単語が載っていますのが、ターゲット1200との重複単語は404単語なので、新たに1496単語を覚えることになります。
1496／1900ということなので、約80%弱の単語を新たに頭に入れなければなりません。
5個に4つは覚えないといけないということです。
簡単な単語であればそれほど気にならないのですが、ターゲット1900の単語は難しいので、ちょっと気になってきました。
対して、ターゲット1400をはさんで刻んだ場合を考えます。
■重複数が半分あるターゲット1400を挟む方が有効か
ターゲット1400をはさんで、1200→1400→1900をやった場合ですが、途中を刻むので、それぞれの単語帳をやった場合の重複数を考えます。
ターゲット1200から1400の場合は、1400には1400単語載っていますが、重複する単語が640単語なので、760単語を新たに覚えることになります。
760／1400なので、半分ちょっとの単語数を覚えれば良いということになるのです。
さらに、ターゲット1400が終わった後に、1900に移った場合ですが、その場合の重複単語は1029単語となりますから、新たに871単語を覚えれば良い事になります。
ターゲット1900は1900単語ですから、871／1900なので、半分以下の単語数で良いということになります。
さらに、一つ面白いのが、1200→1400で＋760単語、1400→1900で＋871単語なので、両方で＋1631単語になります。
先ほど、1200→1900の場合が＋1496単語と言いましたので、数字が合いません。
そのトリックが、1631と1496の差である135単語というのが、ターゲット1200と1900の重複単語となるということです。
裏を返せば、この135単語は1400に載っていない単語になりますね。
面白い発見です。
■状況に応じて臨機応変な覚え方を
これらの検討の結果からは、やはり、一気に80%程度の新たな単語を覚えるよりも、半分前後の単語数を新たに覚えていくように刻んだ方が確実に進んでいけます。
特にモチベーションの点でいうと、その方が挫折は少ないと考えられます。
中学2年なので、時間がたっぷりありますから、しっかりと刻んでいく方を選ぶのが良さそうではないかと考えています。
もちろんこれは、学生の立場によっても異なります。
高校生の場合で、英単語にそれほど時間がかけられない場合は、刻む余裕はないと思いますから、ターゲット1200から一気に1900に飛んで、ターゲット1400にしか載っていない104単語を覚えた方がコスパは良いに決まっています。
時間がある学生の場合は、復習の意味も込めて、ターゲットを刻んだ方が確実に実力は付くと思いますし、単語帳を途中で止めるという心配も少なくなります。
もうすぐターゲット1200が完璧に覚えられそうなので、ターゲット1400を購入してみようかと考えています。
