5月のゴールデンウィーク後に実施された市内統一テストが終わりました。
市内の同じ中学校で実施される統一テストなのですが、内容としては基礎基本を中心とした感じで、あくまで知識の抜け漏れがないかの確認テストです。
このテスト、親の私からすると結構良いテストだと思っています。
学校では定期テストが中心となりますが、定期テストは決まった範囲からしか出題されません。
定期テストの結果で通知表の評定が決まりますから、範囲が広いとそれはそれで困ります。
なので、このような範囲が広いテストというのは、学校ではなかなか機会がありません。
統一テストを実施している学校は地域によって様々だと思いますし、実施していても要領は違うと思います。
我が地域の場合は徐々に範囲が広くなっていく感じで、中1の最初からの範囲になっています。
塾の模試テストのような難しい問題ではないので、逆にそれが非常に良いと思っています。
基礎基本の確認は、絶対にやらなければならないことですが、テストがあれば、それを目標にすることにできます。
入試において基礎基本の徹底は大切なことなので、このような市内統一テストの機会を使って、それをできることが良いことだと思っています。
■1週間だと短い
市内統一テストは大変有用なものですが、何より大変なのがスケジュールです。
なぜか、定期テストが1週間後に実施されるスケジュールになっています。
1学期の中間テストは主要5教科ですが、1週間で準備するとなるとかなり焦りがでます。
なので、1週間よりも前から準備する必要があったので、市内統一テストがあると分かっていても、やはり定期テストの準備が主になってしまいます。
娘自身も、市内統一テストよりも定期テストの準備の方が気になるみたいで、定期テストの勉強をしていないと落ち着かなかったみたいです。
結局、理社は数日前に少し勉強していましたが、ほとんど前日だけしか勉強せずに市内統一テストに臨んだみたいです。
まあ、私としては、もう少し全範囲の基礎基本の勉強をして欲しかったのですが、仕方ないですね。
気になる方を勉強しないと身になりませんから、定期テストの勉強をしたいという娘の意思の方を尊重しました。
■採点後は早く返却してほしい
市内統一テストの出来としては、とりあえず全部は埋めれたようです。
埋めれたといっても、正解か不正解なのかは別問題です。
これまでも、全部は埋めれてても、いくつかは間違って返却されてきたので、今回も満点ではないと思います。
それでも、不正解を知ることで、その分野が弱いってことが分かるので、それはそれで助かります。
一番の問題点は返却が遅いってことで、1.5ヶ月ほどかかります。
忘れかけたころに返却されるって感じで、今回もおそらく1学期が終わるくらいの時に返却されるでしょうね。
市内全生徒の集計をしなければならないので、仕方ないことではあるのですが、それでももう少し早くならないかな?って思ってしまいます。
長くても1ヶ月、できれば2週間くらいで返ってくると、やった問題を覚えているので、間違った問題の復習もやりやすいと思うのですが。
その辺りはいくら義務教育とはいえ改善してほしいものです。
■1日5教科のサプライズに負けず
ようやく市内統一テストが終わったので、これで定期テストに集中することができます。
今回の定期テストは、変なサプライズがあって、1日に5教科をやるということです。
これは、娘の中学だけの特別っぽいのですが、これがまた悩みの種の一つです。
1日5教科なので、1教科あたりが満点50点のテストらしいのですが、たとえ50点でも勉強する内容は一緒なので結構大変なわけです。
これまでだと、1日3教科が最大だったので、5教科になると準備が大変です。
何が大変かというと、一番は前日の見直しです。
3教科と5教科、この違いが大きいです。
学校の定期テストは内申点に直結しますから、失敗できないというのは辛いところですね。
新学年になって、最初の定期テストです。
1学期中間テストは今年の評定の基準になりますから、ここで躓かないことが大切です。
話に聞くと、中2までは成績が良かったのに、中3になると急に成績が落ちる人がいるということです。
内容も中2までと中3では難易度が変わってきますし、さらに様々なものは最終学年ですから、勉強に集中できない生徒もいるみたいです。
例えば、部活動をやっている人などは、夏もしくは秋までは何からの大会があります。
入試は、最悪、夏以降でも間に合うことがありますが、内申点だけは挽回が厳しいので、定期テストだけでも点数は取りたいですね。
娘は部活をやっていませんが、失敗できないってことは一緒なので、あと一週間は集中して取り組んで欲しいところです。