なんでも道しるべ

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【自分自身で考えて選択】学校の言いなりになっていると、気付いた時にはすでに遅いということに…

毎年、小学6年と中学3年を対象に実施されている「全国学力テスト」ですが、これの事前対策の波紋が結構広がっています。

上位常連県である、石川県、秋田県、富山県の各学校が何らかの対策を行っていたというアンケート結果が公表されており、テストの在り方について議論がされているようです。

教育委員会によっては、テスト廃止を含めた検討をしているようですが、結局は同じことを繰り返すのかなと思いますけどね。

学力を図るためのテスト、様々な要素を見るためのテスト、総合的な評価をするためのレポートや提出物、今の学校は、私が居た時よりもやることが多くなっているように見えます。

確かに、学力の底上げは出来るような気はしますし、テストの点数や偏差値だけにとらわれない評価も出来ると思いますが、これで本当に一握りの秀才が誕生するのかな?と思えてなりません。

国のことを考えるのであれば、みんな一列の取り組みではなく、伸ばせる人は伸ばす教育の方が良いと思うんですよね。

結局、このような煩わしいことが嫌な人たちは私立に通いますから、これで中学受験がより一層過熱していくことになります。

それで、家庭の経済格差が学力格差に繋がるわけです。

学校は入試対策のための場ではないと言いますが、結局、世の中学歴なのです。

そして、一部の優秀な人が国の発展に大きな貢献をしています。

みんな平等も良いですが、それによる弊害も大きいような気がします。

貴重な学生の時間を奪わないで、一昔前のようにやりたいようにやらしてほしいものです。

結局、上の連中が、自分の出世のため、仕事のために、教育現場に仕事を作っているような気がしてなりません。

世の中の会社とやっていることは一緒ですな。

■秀才の経験談を知る

今の情報化社会では、私が学生だったころには知らなかった情報がたくさん聞けるようになりました。

優秀な人たち、いわゆる偏差値の高い大学に進学している人は、どのように勉強したのか?

やぱりこのような人たちは、産まれた時から優秀で、天才だっただけなのか?

そのような凡人が思う疑問に答えてくれています。

私が理解したのは、本当に優秀な人たちは、授業なんてほとんど聞かずに参考書で勉強しているということ。

そして、偏差値の高い大学に進学している人は、一部の天才は除いて、我慢強く勉強量を確保した人達だということです。

それを知った時、いかに中高の6年間の限られた時間が大切なものなんだなと思いました。

中学や高校は青春だといいますが、青春を謳歌なんてしていたら、このような大学に進学できるわけがないことが分かりました。

一部の天才は、1年足らずの勉強で合格できたとか、6年間部活に明け暮れても合格できたとか、そのような見栄えの良い記事になりそうなエピソードはありますが、それは本当に一部の人間だけであって、ほとんどの人は、明けても暮れても勉強にまい進している人達だったということです。

また、授業なんて本気で聞いていると、時間がいくらあっても足りないから、本当に分からない内容は映像授業で確認するけれど、参考書を読んで理解できるのなら、それでどんどん進めていくという勉強方法を取っていたみたいです。

そんな情報は、学校に行っていても、塾に行っていても、決して教えてくれません。

先生は授業をすることが仕事ですから、自分の仕事を否定するようなことは言うわけがないのです。

■中学生がレポート課題をやる意味あるのか?

冒頭で書いた全国学力テストなどの無駄な(ここまで言うと言いすぎかもしれませんが)イベントも同じです。

私が子どもの頃はそんなものは無かったような気もしますが、実はやっていたのかもしれません。

でも全く記憶がないということは、学校としても適当に受けさせていたんでしょうね。

それよりも、学校内での実力テストがあったような気がしますが、今の学校では無いですね。

また、大学生がやるようなレポート課題が中学生にまでやらせているのにも疑問を感じます。

文科省の指導方針だと思いますが、こんなレポートを作成するために、放課後が1日・2日無駄になります。

中学生って時間が限られているんですよね。

それに、手を抜きたくても、評定による内申点があるので、レポート課題にも全力で取り組まないと怖いではないですか。

これが非常に厄介だと思います。

ハッキリ言って、普通の勉強だけの集中させてくれと思いますが、これが嫌な人たちが私立中高一貫校に通っているんだろうなと思います。

■結局は勉強量が全て

今の学校は、昔の学校に比べて、課せられる課題やテストが増えたような気がします。

けれども、子どもの学力はそんなに上がってこない。

むしろ、勉強ができる人達は、自分たちの感覚で独自で勉強を進めています。

そして、それらの人達が、偏差値の高い大学に合格しているという事実です。

これを知った時、学校の課題なんて適当にやっておいて、自分のやるべき勉強をやった方が良いと思えたわけです。

部活に関しても同じなんですけどね。

情報化社会、親が自ら情報を取れる時代になり、子どもが取捨選択できる時代になりました。

学歴ルートや可能性は広がっていると思いますが、結局、先天的な能力を持っていない人は、勉強量をこなすしか道はなく、それは昔も今も変わらないと思います。