本日は英検の一次試験(従来型)でしたね。
我が家では最近はS-CBT受験(コンピューター)しかしていないので、従来型の日程をすっかり忘れていました。
英検の試験日や合否発表の周辺日は、アクセスが一気に伸びるのと、英検関連のページ閲覧数が高騰するので、そろそろ英検の日なのかなと思っていました。
昨年度はコロナ禍により、急に試験が中止になったり、延期になったりと大変だったと思いますが、今年は対策をしっかりやって受験できそうな感じですね。
従来型に慣れているとなかなかS-CBTで受けようと思えないのかもしれませんが、できれば、S-CBTの方が良いと思いますよ。
■S-CBTは3級から準1級まで
私個人としては、S-CBTの方がお勧めなので、従来型とS-CBTの違いについて語っていこうと思います。
ちなみに、英検S-CBTは準1級~3級までの受験が可能です。
1級と4級と5級がないのですが、4級と5級はスピーキング試験が無いので、S-CBTが設定されていないのだと思います。
1級が無いのは分からないのですが、少し前までは準1級も無かったので、需要が少ないからでしょうか。
基本的には高校入試や大学入試の外部検定利用のために導入されたものなので、受験では準1級までの受験で十分なのかもしれません。
たいてい、準1級を持っていれば、英語を100%に読み替えしてくれますからね。
■1.日程の都合が合わせやすい
第一に、S-CBTの方が自分の都合にあった受験日を選択できます。
以前までは従来型に合わせて、月によって受験回が設定されており、年3回までしか受験できませんでした。
今は受験回の設定は同じですが、各受験回で2回ずつ受験が可能なので、年6回まで受験することが可能となっています。
その受験日を自分の都合で選ぶことが出来るのが一番のメリットです。
従来型のよくあるデメリットとしては、学校の定期テスト週間と重複してしまい、英検も定期テストも勉強が不十分になるというケースが多かったです。
S-CBTに関しては、あらかじめ予約をしますから、年間スケジュールなどを確認して、自分の都合に合わせて受験することが可能です。
■2.1日で一気に終わる
第二に、1日で4技能の全てを受験することが可能です。
従来型の場合は、一次試験と二次試験に分かれており、一次試験ではリーディング、リスニング、ライティングを受験し、一次試験に合格したら二次試験でリーディングとスピーキングを受験します。
これまで2日間かかっていたものが、1日で二次試験までを受験でき、一気に4技能を試験できるのは受験生としては嬉しいものです。
準備は大変かもしれませんが、合格するならスピーキングもしっかり勉強しなければなりませんから、最初から勉強していた方が良いです。
ちなみに、S-CBTでも一次試験免除が出来ましたので、一次だけ合格スコアをクリアしていれば、次回はスピーキング試験だけの受験も可能です。
よって、これまでの従来型のメリットは享受しつつ、S-CBTの良さを併せ持った試験であることが分かります。
■3.周りに乱されずに集中できる
第三は各人で受け取り方が違うかもしれませんが、周りの人を意識することなく集中できる点です。
今はコロナ禍ですし、テスト以外にも気を遣わなければならない点も多いです。
コンピューターであり、リスニングもヘッドフォンを付けて行いますから、自分自身で集中できます。
周りの人の鉛筆の音が気になるとか、騒音や部屋の状況で聞きづらいなどもありません。
家で自学自習やっている延長で行うことが出来るので、雰囲気にのまれる人や、緊張してしまうという人に良いかもしれません。
緊張という点においては、スピーキングも同じで、面接官が居ないで録音式なので、前に人が居ると極度に緊張してしまうという人にかなり良いシステムだと思います。
ただ、録音式というのは、人によってはデメリットかもしれません。
特にアティチュードは、いかにコミュニケーションを取ろうとしていかですので、面接官の人を相手にする方が有利だと思います。
録音式はなんせ冷たい感じですし、前に人がいないので、明るく話すのは難しいですからね。
■S-CBTにもトライを
本日は英検の一次試験日(従来型)ということで、逆にS-CBTのメリットを挙げてみました。
どちらを選ぶのかは好みですし、好き嫌い、合う合わないがありますから、どっちの方が有利というのは個人によって違うと思います。
ただ、これまで従来型しか受験したことないという人は、試しにS-CBT受験も挑戦してみることをお勧めします。
ちなみに、コンピューター試験ですが、ライティングは筆記型と入力型で選択できます。
PC操作が得意でなくてもS-CBTは問題なく扱えると思います。
なんせ娘が小学生の時から受験していますからね。