大学入試を控えた高校生は、大学の学部や学科などって、どのように選択しているのかな？
ふと、そのように思ったのは、大学に入学しても自分のやりたい内容じゃなかったら、大学生活のモチベーションって続くのかな？と思った次第です。
大学名や偏差値だけで選んでいると、結局、大学へ進学することが目的になってしまい、大学で何を勉強するのか、何も目的に4年や6年通学するのか？という話になると思うんですよね。
なので、行ける大学ではなく、行きたい大学に進学すべきだと思います。
とはいえ、結局、就職では、大学名や偏差値を見られるわけなので、その辺り現実と体裁では違うのだろうと思いますが、例え、入試勉強するにしても、自分がどうしてもこの大学や学部や学科に行きたいと思ったら、熱の入り方が違うと思います。
それがいくら高い壁であったとしても、行きたいという気持ちが、辛い入試勉強を支えてくれると思います。
我が娘は、中学2年ですが、いまだに将来何がやりたいのか、何に興味があるのか、どんな学部や学科に行きたいのか、その辺りが全く曖昧な感じです。
なので、高校は結局、普通科に進学して、とりあえず5教科を中心に勉強して、高校2年までに理系か文系かを選択するしかないかなと思っていたのですが、ちょうど私がネットでいろいろ調べていると、娘が狙っている大学で、とても良いコースを発見しました。
これを娘に伝えると、この大学・学部・学科に絶対に行きたいと言い出したのです。
それは非常に単純な理由ですが、これが、本当に娘が大学でやりたいことなんだと思います。
■英語がたくさん話せる大学生活が送りたい
娘は、小さい頃から英語をやっているので、英会話が大好きです。
海外映画やドラマなどは英語そのままで観ていますし、最近はYouTubeも海外ユーチューバーを英語で観ています。
オンライン英会話も全く嫌がらずに続けていますし、英語を話すのがとても好きなようです。
中学校に英語コミュニケーションのために、外国人講師が非常勤で週2回ほど来るそうですが、その先生ととても仲良しで、先生がいる日は毎回お話しているようです。
なぜそれほど仲良くなったのかというと、その外国人講師は前職で娘がやっているオンライン英会話の講師をやっていたそうです。
娘が英語を流暢に話すので、なぜそんなに話せるの？っていう質問から、オンライン英会話の話になり、そこで講師だったことが判明し、そこから意気投合しているようです。
なので、先生はフィリピン人なのですが、娘は国籍なんて全く気にしませんから、とても楽しいみたいです。
娘は、大学でも英語をたくさん話せるところに進学したいと言い続けていました。
そして、私がネットサーフィンしていると、国際コースというのを発見したのです。
■国立大学にこんなコースがあるなんて
娘とは、狙っている国立大学があります。
地元の国立大学ですが、とても偏差値が高いので、かなり勉強しないとまず合格は不可能です。
当たり前ですが、高1の段階から英語・数学を中心に先取り勉強をしないと、現役ではまず合格は不可能、浪人しても難しいかもしれません。
それでも、将来的に就職にまず困らないという理由から、その大学に進学したいなという話はしています。
けれども、何が勉強したいのか？というのが娘にとってはありません。
興味のある学部も学科もないのです。
娘にとっては、結局は英語ができれば良いわけで、そんな学部・学科だと絶対に興味があるのは分かっていました。
私も以前からその国立大学のことは知っていましたが、理系学部に英語コースがあることが分かったのです。
正直、え？なんだこれ？って思いましたよ。
内容によると、留学生と迎えるにあたって、そのようなコースを新設して、授業はオール英語、そんなコースなんです。
娘は絶対喜ぶだろうなって思っていたら、案の定、めちゃめちゃ興奮していました。
留学生と絡むことができるし、授業がオール英語なんて最高の学生生活です。
■この大学・学部・学科・コースなら親の私も安心
親の私からすると、この学部・学科であれば、まず就職は困らないと思いました。
さらに、国際コース出身となると、娘が希望するような海外赴任の仕事に就けると思いますし、元々、難関国立大学ですから、頭脳と英語で企業からすると申し分ありません。
ここに進学できれば、これは私の安心感と娘の希望からしても、かなり良い進学先だと思いました。
隠れたところに、ものすごく良い学科が存在しているものです。
高校生は、自分が狙う進学先のことをもっと知った方が良いと思います。
本当にやりたいことが何なのか、自分を見つめ直して、そして学力と希望から、進学先を選択すべきかと思います。
偶然見つけたコースでしたが、これはなかなか良い制度です。
これを目標に、勉強する意欲がさらに湧いてきました。
これからの時代は英語ができる生徒が増えているので、希望者が殺到するかもしれないとも思えますが、それはそれで面白いので、ちょっと見守りたいと思います。
まずはその大学に合格できる学力が必要なのでね。
