コロナ対策金である、特別定額給付金10万円は、もうもらいましたか?
請求期限が9月15日ですので、まもなく終わってしまいます。
当日消印有効ですから、すっかり忘れていた人は早急に手続きをしましょう。
私も遅れて、最近になってようやくもらいました。
期限ギリギリまで待っていたのには訳があるのですが、この10万円の使い道が、皆さんはどのようにしているのか気になります。
■年金暮らしの高齢者に10万円が配られた謎
特別定額給付金10万円ですが、なぜ、政府が配布しようと思ったのか、真相はかなり謎です。
それなりの理由はありますが、それが本音ではないでしょう。
私がもっとも感じるのが、マスコミを含めて、なぜ年金暮らしの高齢者に10万円が配られているのかについて、明確な回答と批判がないのが不思議です。
コロナで年金は減りましたか?
逆に、子や孫が帰省できなくなって、臨時出費が無くなったのでは無いのでしょうか?
特に収入も減っていない、特別な支出も無い、そんな高齢者になぜ10万円が配布されたのかがいまだに不思議なのです。
■給付金は必ず増税となって返ってくる
10万円が配られたことに関しては、誰もが臨時収入だと喜んでいると思いますが、結局、数年後にはコロナ増税がやってくるはずです。
所得税なのか、地方税なのか、分かりませんが、東日本大震災後の増税と同じように、必ずどこかで徴収するはずです。
そうなると、結局は現労働者から搾取していくわけですから、今回の配布は、労働者にすべきだったのではないでしょうか。
子どもが3人いる5人家族で、父親だけが働いている家庭は50万円。
子どもが1人の3人家族で、両親共働きの家族は30万円。
けれども、増税となった時には共働き家庭がもっとも増税となります。
女性活躍社会といいながら、結局は、専業主婦で子どもが多い家庭に優しい税体制になっているうえに、今回の給付金によって、その理不尽さがより顕著になったと思われます。
■半数以上は生活費の補填
使い道ですが、皆さんは何に使いますか?
あるアンケート結果では、半数以上の人が「生活費の補填」だったそうです。
収入が減った人は深刻な問題だと思いますが、コロナ禍は関係なくもともと生活苦だった家庭も多いのではないでしょうか。
次いで、「貯蓄」「国内旅行」「家電の買い替え」「衛生用品の購入」と続きます。
これを見ると、高齢者に10万円を配った理由が、衛生用品の購入代の補填だったような気もします。
確かに、時間にゆとりのある老人がドラックストア前に長蛇の列で並んで、マスク購入をしていましたから。
これまでマスクなんてしてなかった高齢者が、コロナ禍で何千円もするマスクを買わないといけないのは辛いかもしれません。
けれども、10万円も必要ないですけどね。
■冬のボーナス補填の貯蓄
10万円を受け取った4分の1の人が「貯蓄」をしているということです。
私も利用方法は「貯蓄」になります。
本当なら「投資」にしたいところですが、あまりにも市場がおかしいので、ここは変に足を踏み入れない方が賢明です。
そして、なぜ、私の場合、この期限ギリギリのこの時期に申請したかということですが、冬のボーナスが少なくなることが明確だからです。
幸運ながら、私の職場では月収を下げられなくて済みそうです。
5月くらいの時は、そろそろ基本給に手を付けられるかな?と思っていましたが、9月になりようやく回復の兆しが見えてきましたので、少しホッとしています。
けれども、4~9月の上期の減収減益は避けられず、冬のボーナスは減額されることは確定で、もしかするとほとんど出ないかもしれません。
今回の10万円は、冬のボーナスが減ったことに対して、少しでも補填できるようにしたいと考えています。
なので、できれば、12月頃に振り込んでほしかったのですが、9月15日が期限ということなので、仕方なく申請しました。
このまま、冬まで置いておく必要がありそうです。