なんでも道しるべ

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【夏休みに学習スケジュールを立てても無駄】夏休みの計画で必要なことは2つ!

夏休みに入って、早くも7月が終わろうとしています。

塾からは7月中には夏休みの宿題を終わらせるようにと言われているようで、なんとか7月中には終わるように頑張っているようです。

その理由は簡単で、9月の初旬には塾で公開テストがあるので、8月に入ったらテスト勉強をしてほしいと考えているからだと思います。

私も同様のことを考えており、8月第一週には英検準1級のS-CBT試験があるので、それが終わると同時に公開テストの勉強に入ってもらいたいと思っています。

夏休みになると、何かとダラダラと過ごしてしまいます。

親からすると、学校のような時間割に似たスケジュールを立てた方が良いのではないか?と思ってしまいます。

けれども、それはあまり良くないみたいです。

■夏休みはスケジュールを立てるな

今年度の前半はドラマのドラゴン桜がヒットして、私も見ていましたが、ドラゴン桜のコミックのなかで夏休みの過ごし方に触れられているそうです。

それは、「夏休みはスケジュールを作るな」ということです。

スケジュールには願望が混じりがちで、スケジュールどおりにいかないということが多く発生するからという理由です。

あまり気乗りしないなとか、今日は他の教科の気分、などといったときに、スケジュールどおりにいかなかったら、やる気も一気になくなってしまうことがあるそうです。

うーん、確かにと思いました。

特に夏休みは、あたりまえですが暑いですし、期間も長い、部活をやっている人はしんどいですし、友達とも遊びたい、長期休みの旅行だって計画に入るかもしれない、塾に通っていたら夏期講習だってあります。

だからスケジュールなんて立てても、それどおりに実行できない可能性の方が高いような気がします。

■ノルマを立てろ

とはいえ、では、無計画に勉強したらよいかといったら、そうではないということです。

いつまでに、何を、これだけは終わらせようという、「ノルマ」を立てるということです。

そうすることで、気分に応じて勉強できるし、ノルマが終われば遊ぶこともできる。

他の教科の気分のときは変えることができるし、突然の用事などにも対応できるし、調整も可能です。

スケジュールだとうまくいかなくても、ノルマの場合は、勉強がはかどるということだそうです。

必要なことはTo Doリストを作成するということです。

細かなスケジュールを立ててもどうぜ挫折するのであれば、To Doリストで確実にものにしたいものを挙げていくのが良いのだと思います。

■リストの細分化が必須

重要なことはリストの細分化だそうです。

具体的に挙げていくということです。

よく、数学を強化しようとか、英語の復習をやっていこうとか、そのようなノルマを挙げる場合はあると思いますが、あまりにもボヤーっとしていて、これだとノルマを達成したか、していなかが分からないですし、結局は目標と成果が分からないので、やった気にならないということ。

まずは課題が何であるかを具体化する必要があるといいます。

何の問題集をどこまでやるかとか、どの単元を復習して完璧にするとか、単語をどれだけ覚えるとか、漢字をどの範囲まで覚えきるとか、そんな感じでしょうか。

何をしたいか、何をするのか、いつまでに終わらせるのか、そのノルマが大切です。

■受験生はノルマだけではダメ

まあ、これらの勉強法はあくまできちんと勉強する姿勢のある人向けだと思います。

勉強のスタイルが身に付いていない人は、いくらノルマを挙げても、やる気というのがないので、何も動かないと思います。

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また、受験学年であれば、ノルマとスケジュールは併用するべきだと思います。

ノルマは確かに大切です。

受験生であれば、それに加えて、長期のスケジュールではなく、短期のスケジュールは立てるべきだと思います。

たとえば1週間のスケジュールとか、もっというと、翌日のスケジュールです。

ノルマがあっても何日も先の期限であれば、まだ何日あるというように、余裕をかます人が多いと思いますが、実はそれほど余裕はありません。

受験生であれば余裕なんて一切ないといった方が正しいでしょうね。

翌日に何をどれだけやるかというスケジュール感は少なくても必要だと思います。

それが慣れてくると、1週間のノルマ達成のスケジュール感がぼんやりと浮かんでくるでしょうね。

勉強だけでなく、これは仕事上においても同じなのだと思います。

ノルマやスケジュール感が浮かばない人は、毎日ダラダラと仕事をしているだけで、何も成果が生まれないですからね。

難関大学卒業生が少なくとも、平凡な大学卒業生や高卒よりも、仕事ができるというのはそういうところがあると思います。

単に知識がある・ないだけでなく、タスクを達成するための道筋が浮かびやすいのでしょう。