なんでも道しるべ

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【勉強するのは誰のため?】子どもに勉強と学歴を潜在意識とするためには?

勉強は「自分のためにやっている?」のか「親の期待に応えるためにやっている?」

これらの2つの視点で勉強を話されることが多いです。

よく、親は子どもに自分の失敗や夢を押し付けてはいけないとか、子どもが思うように自由にやらせてあげた方が良いとか、そのようなことを外野は言います。

けれども、親からしてみると、自分の子に苦労をしてほしくないから、頑張ってもらいたいと願いますし、時には厳しいことも言います。

自分の失敗を材料にして子育てしていることも当然ありますから、自分の夢や希望を押し付けているように見えるかもしれません。

だけど、最も大切にしているのは我が子を思って行動・助言しているということではないでしょうか。

■子どもに勉強してほしいと思う学年

親は子どもよりも人生を長く生きています。

人生の楽しいことも知っているのと同時に、大変なこと、苦労すること、頑張らないといけないこと、我慢しなければならないことも知っています。

それを子どもに教えて、できれば回避した人生を送ってほしいと願う親はたくさんいるでしょう。

私もその一人であり、自分の経験や失敗から、このように人生を送った方が良いと思えることがあるから、アドバイスをするのです。

特に勉強に関しては強く思います。

小・中・高校生の12年間でどれだけ勉強するかで、学歴が決まります。

特に中・高の6年間で学歴はほぼ決まると言っても過言ではないと思います。

当然、大学には何度も行けますし、受験も何度も挑戦できますから、6年だけではなくて、7年・8年それ以上とかけて学歴を手に入れることはできます。

けれども、地頭や勉強の姿勢の面からすると、中高の最初の6年でほぼ決まります。

最近では、早くから勉強する子どもが増えていますから、中学受験に向けた小学校時代や、さらには小学校受験に向けた幼児期での学習も大切になってきています。

■勉強と学歴の潜在意識

これらの勉強に関していえば、年齢が若いうちは親の言うことを聞きますが、年齢を重ねる毎に当たり前ですが自我が出てくるので、それまでに潜在意識として勉強と学歴については、教えておく必要があると思っています。

まあ、いつか自分で分かって勉強するでしょう。って思っている親は甘く、子どもは多感ですから、周りの様々な意見で判断していきます。

高校生になってからいくら言っても後の祭りになることが多いです。

ですから、私の場合は中学生の時や、内容によっては小学生のうちに学歴の重要性について、教えています。

しかしながら、最も悩むのが、「自分のために勉強するんだよ」ということを教えていくかどうかです。

■勉強は自分のためにするもの

勉強は子どものためになるので、子ども自身としては「自分のために勉強する」というので間違いないのですが、こればかりは事実と真実は違います。

自分のための勉強は真実ですが、事実は親のために勉強している我が子というスタイルが強いからです。

子ども自身も、親が起こるから、親が喜ぶから、親の機嫌が良いから、という理由で勉強することが多いです。

もちろん、年齢を重ねるにつれて、学校や塾などの周りの人からも勉強の重要性を聞くので、徐々に自分自身のために勉強していくようになっていくのですが、最初はやはり親のために勉強している節があります。

意識が徐々に変わっていくので、自分のための勉強であることを強調する必要はないのかもしれませんが、できれば、親からアドバイスをしたり、叱ったりしている時には、勉強はあくまで自分のためにやっているというのを教えていくべきだと思うのです。

小学生や中学生の時は、自分自身のためと言われても、あまりピンとこないかもしれません。

それに気づくのには、大学生になってからとか、もしかすると社会人になってからかもしれません。

そうなると、また、子どものさらに子どもに同じような歴史を繰り返すことになると思うのです。

■お金持ちは知っている

親の心がけとしては、いくら周りから、苦言を言われても、陰口を言われても、自分自身が子どもにために言っていることであれば、それを突き通すべきだと思います。

勉強はやって損になることはありませんし、家庭格差の差を埋められる可能性を秘めています。

学歴は誰にも奪われることはないので、貧しい家庭こそ、子どもに勉強をさせた方が良いです。

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実は、裕福な家庭ほど、教育にお金をかけているという事実があります。

もちろん、かけることができるお金の有無という絶対的な差がありますが、それ以上に、教育には相続税がかからないという意識の差があります。

お金持ちは分かっているのです。

教育はいくらお金かけても無駄ではないということを。