昨日の夜の投信収益は、円安効果があって、ラッキーな上昇をしました。
指数で上がる時もあれば、為替で上がる時もある、もちろん、下がる時もあるので、必ずしも上昇に寄与するわけではないですが、日本人が円建てで米国株投資をするというのは、指数と為替の両方にリスクがあるということです。
ここでいうリスクとは、一般的なお金を失うリスクという意味ではなく、ボラティリティの意味ですから、下がるリスクだけでなく、上がるリスクもあるということです。
上がったなら、資産が増えるんだから別に良いのでは?って思う人もいるかもしれませんが、それはあくまで保有資産が米国株ファンドにすでに入っている場合です。
これから投資商品を買う場合には、上がっていると、高く買うことになりますから、その上がりが異常な上がりであれば、調整されて下がった場合には失いますから、それはリスクになるということです。
投資をやっている以上、このリスクとは常に精神的に戦わなければなりません。
リスクを享受できない人は、投資はできないです。
冷たい言い方ですが、これが事実であり、そこと中途半端にしか考えていない人は、周りに流されて投資をしたとしても、早期に退場することになるんですよね。
その知識はしっかりと身に付けておかないと、自分の大切な資産を市場に投入するのですから、とても大切なことです。
■為替は良い面も、悪い面もある
収益の公開ですが、昨日の夜の時点では下記の結果でした。
収益額は過去最高値更新ですが、収益率ももしかしたら過去最高値更新かもしれません。
昨日は、指数自体は下がっていましたが、為替がまた急激に円安に戻しましたので、利益が上がりました。
為替で損をすることもありますが、為替で得をすることもあります。
これが為替です。
為替の影響を心配して、なかなか買えない人がいるみたいですが、心配して何かをつぶやくなら、少額でもいいから買ってみて、為替の影響を肌身で感じた方が良いと思います。
為替って、不思議なもので、気にしても仕方ないですが、日本人にとってみれば、重要なファクターです。
だから、為替で一喜一憂することも珍しくありません。
為替ってそんなものだと実感しないと、大金を市場に投入してからだと、それこそ夜も寝れなくなりますよ。
■膠着状態継続中
週末の相場の状況ですが、指標にもあまり反応せず、一昨日に下げた銘柄は上げて、上げていた銘柄は下がっているような感じで見ていました。
相場の動き方としては、最近多くなった膠着状態が起きています。
上がっても、すぐに押さえつけられますし、下がっても、すぐに拾われます。
上がるのも、下がるのも、躊躇している感じですね。
これは、来週のエヌビディアの決算を見届けたいという機関投資家や個人投資家の心情を示してそうな気がします。
売る材料も無いですし、買う材料も無いんですよね、たぶん。
エヌビディアは半導体指数にも大きな影響を与えますが、FANG+指数にも大きな影響を与えます。
さらに、NASDAQ100やS&P500にも影響を与えるので、また世界中の人が注目する決算になりそうです。
ここで予想以上の収益結果と、予想以上のガイダンスが示されれば、利下げ期待もあるので、株価は一気に暴騰しそうな気がします。
けれども、決算の一番怖いところは、収入、利益、ガイダンス、全てを予想より上回らないと、下落材料になってしまう点です。
エヌビディアだから大丈夫って思っていると、足元をすくわれるかもしれませんよね。
私はいつもどおりですが、静観して、そのまま積立継続です。
現状は各指数が最高値更新中なので、積立金額は基本のベース金額になっています。
ここから悪材料が出て、また調整局面に入れば、積立金額を上げるかもしれません。
何よりも、うまく波に乗って、収益をコツコツを積み上げましょう。