私はYouTubeを利用しながら受験戦略を立てています。
自分自身が子どものころだと学校の先生や塾に頼らざるを得なかったのですが、今の時代はインターネットで情報が入る時代です。
もちろん嘘もありますから、真意はどの程度かというのは受けて側に責任があります。
溢れている情報からしっかりと取捨選別して、自分のものにしなければなりません。
ネットから得た情報がたとえ誤った情報だったとしても、それは受け取った側の責任の方が重くなります。
風説の流布は違法行為ですが、言葉って曖昧ですからね、さらに法律も曖昧なものです。
発信者側に責任を全て負わせるのではなく、受け手側もそれを噛み砕く知識が必要だということです。
今のYouTubeは非常に便利で、大量の情報を与えてくれます。
私からすると消化しきれていないような気もしますが、これも学生の受験勉強と同じで、何度も何度も同じことを聞いて、徐々に自分のものにしていくってことです。
ところで、私の性格上といいますか、自分のポリシーとして、YouTubeのコメント欄には結構その時の想いを書くようにしています。
面倒な時はスルーしますが、何かを感じた時にはそれを発信します。
その理由は、YouTube動画を作成してくれている人に対する敬意があります。
自分も記事を書いているので気持ちはわかるのですが、動画の感想やコメントは嬉しいものです。
誹謗中傷は辛いものがありますし、書いてる側と受けてでズレが出る場合も当然ありますが、それでも無反応よりも何かの反応をしてくれる方が嬉しいものです。
他には、他の視聴者に対する情報の広がりと深さですね。
同じ想いを持つ人がいると、自分の考えが特別ではない安心感があります。
それを提供するためにコメントをするということもあります。
どちらにしても、コメントは自由ですからね。
別に必ずする必要はありませんが、コメントするということは経済活動に何らかの寄与をしているということです。
今回、面白いことがありました。
かなり昔に私がコメントしたものにリプがあったのです。
その内容が、なんらか私にマウントを取っているような?って感じです。
いちいち返信まではしないですが、コメントする側もその人の感性や性格が出るもんだなと思いますね。
■コメントに対するリプ
私がコメントした動画が、「一般入試はもうオワコンなのか?」という題でした。
今の時代は推薦や付属が溢れかえっていますから、一般入試で大学進学する中高生が減っています。
少子化と大学の数の問題で、この推薦の流れはどんどん広がっていくと思います。
一方で、高偏差値の大学というのは、それほど推薦の割合は増やしていません。
特に国公立の上位大学は今でも一般入試が主流です。
少しずつ推薦入学者を増やしているのは、文科省の方針なのだと思います。
その動画に対して、私はコメントを書きました。
詳細までは覚えていませんが、書いた内容としては、都会の悩みで申し訳ないが、付属校にいってエスカレーターで私大を目指すか、公立トップ校に行って国公立の難関大学を目指すか、で悩んでいるという内容です。
当ブログでも何度も書いている内容です。
このコメントに対し、先日、誰かからリプがありました。
私に来たリプなので、その内容をそのまま引用しちゃいます。
数年後には早稲田大学は4割、明治大学は3割にまで一般入試を減らすと発表していますよ。国立大学落ちたら日東駒専なんてことも有り得るかも。熟考を重ね、うちは早慶附属に入れました。受験は戦略ですからね。欲張って国立大学を狙っておいて、後から附属はずるい、推薦ずるいって言わないでくださいね。こちとら、国立大学行けそうでも戦略的に附属にしているので。
このような内容です。
うーん、なんか、ツッコミどころ満載のりぷなんですけどね。
■塾考したなら他人をどうこう言わなくても
結局、このリプをした人って、すでに受験コンプレックスを抱えていますね。
こんなことになりたくないから自分は悩んでいるんですけどね。
熟考して早慶附属に入れたのなら、国立大学を狙って勉強している人にマウントとる必要もないと思うのですが、って感じです。
最後の一文が気持ちの全てが出ています。
この人の想いは「国立大学に行けそうでも戦略的に附属にしている」というのは全てです。
国立大学っていっても幅がありますし、そもそも行けそうっていうだけで勉強するのは子ども本人です。
そして、戦略的に附属にしているというなら、もういいじゃないって思うんです。
横で国立大学受験を目指している人にマウントとる必要なんてないと思いますけどね。
■コメントって匿名かつ書き込みのハードルが低い
なにより私が感じるのは、コメントやリプってその人に直接メッセージしているんですよ。
自分の考えであれば、相手が自由に取捨選択できるようなスタイルにすべきだと思うんですよね。
自分の考えが標準ではない、自分の考えが常識ではない、そのような視点が必要だと思います。
このブログでは、以前まではコメント欄を作っていましたが、問い合わせページだけに集約しています。
その理由は、このようなコメントがあるからです。
このようなコメントって匿名だからできるんですよね。
もちろん問い合わせページも匿名といえば匿名ですが、別ページを開くという一段階の別行動と、メールアドレスを記載するというちょっとしたハードルが書く気持ちを抑えます。
それでも質問したい方や、何かコメントしたい方は、しっかりと届けてくれます。
なので、そのような問い合わせには私は誠意をもって答えますね。
今回のようなコメントは別にマウントを取っているだけで、質問でも何もないのでスルーですけどね。