なんでも道しるべ

マネー投資、子供への投資・英語、京都の紹介、メダカの飼育など、何でも発信してしまうブログです

【2018年11月号】「俄か投資家にならないぞ!」と誓っても、リターンが3倍も違う2つの理由

f:id:anyguidepost:20181130170506j:plain

毎月、セゾン投信からのNEWS LETTERの紹介と感想を書いてきたのですが、今月は非常に遅くなってしまいました。

1ヶ月遅れの記事掲載となってしまうので、旬を逃して、今月はスキップしようかと迷いましたが、NEWS LETTERを読んでいると、この内容はさすがに紹介したいなと思いましたので、遅くなりましたが紹介と感想を書きたいと思います。

■ファンドリターンとインベスターリターンが3倍も違う訳

今月は、「ゲストからの応援メッセージ」の内容から紹介します。

本日のメッセージは、ユニオン投信株式会社の久保田社長からでした。

セゾン投信の「インベスターリターン」が非常に高いことは、個人投資家向けの投信ファンドの中で有名です。

特にセゾン投信は、ファンドの基準価額のリターンを上回っているということが驚きで、それは積立投資をしている人が非常に多いことから、安い時に口数を増やすことができているという、いわゆる「ドルコスト平均法」をとても上手に活用しています。

受益者の方々が下落相場にも我慢強いということもありますが、ファンドとしても売り圧力がかからないような上手い運用ができていることや、手続き面で解約や積立休止がし難いような方式をとっていることが強みです。

メッセージの中では、英国の経済紙「エコノミスト」(2008年3月)の内容が示されていました。

2005年までの25年間でS&P500指数のインデックスファンドは18倍強(年率12.3%)に値上がりしたが、投資家が保有する投資信託資産は6倍弱(同7.3%)に増えるにとどまった。

すでに、2008年の段階で、ファンドのリターンよりも、インベスターリターンが下回っていることが問題視されていたということです。

この差が生じた理由は、ファンドの手数料が高いことと、投資家の売買のタイミングが下手すぎたと書かれているようです。

ファンドの手数料は、ようやく日本国内でも問題視されていますが、海外ではもっと早くから問題視されていたようですね。

バンガードを始めとした低コストのインデックスファンドによって、投資家に良い環境が整いつつあるということです。

もう一つの「投資家の売買のタイミング」の方が重要です。

こればかりは、ファンドがいくら頑張っても投資家の心理をコントロールするのには、限界があります。

セゾン投信がすでに良い結果を出してくれており、この方策である「長期・積立」を続けることが、ファンドのリターンを上回るリターンを得られるということです。

2018年10月は、最近に投資を始めた個人投資家にとっても、一つの試練であり、ここで積立投資を続けるか、止めるか、の判断が迫られています。

ここで止めると、単なる俄か投資家です。

ここで続けられる人が、真の投資家になれるのです。

■俄か投資家にならないように

今月の中野社長のメッセージは、「俄か投資家」に関することでした。

「俄か」とは「にわか」と読みます。

「にわか」とは、サッカー日本代表の時などに発生する「にわかサッカーファン」みたいなもので、私もその一人です。

意味としては、『一時的である』という意味です。

俄か投資家にならないようにしなければいけませんね。

中野社長が言うには、ここ数年はマーケットが右肩上がりを続けたけれど、この先は下落相場になる可能性があるということです。

その場合、俄か投資家の面々は、残念ながら続々と脱落していくでしょうということでした。

セゾン投信で積立投資をしている人には、そんな人は居ないことを望んでいるのだと思います。

中野社長は、ここ数年の世界的な調整の時でも、あまりマーケットに関するメッセージは書かなかったのですが、今回は珍しく書かれていました。

ということは、中野社長の想定以上の人が解約や休止をしているのだと想像できます。

セゾン投信も直販から、徐々に販路拡大を続け、様々な販売ルートから個人投資家を募るようになりました。

それにより、様々な考え方の人が集まってきているのかもしれません。

■上昇時も下落時も同じように脱落は起きる

下落の今に、「続々と脱落していくでしょう」とのことですが、これは、相場が上昇しているときも同じことが起きますよね?

相場が一方的に上昇している時も、「リカクにより脱落する人が出てくる」という話が出てきます。

結局、マーケットを見すぎた運用というのは、下落時も上昇時も脱落する可能性が高いということです。

特に、我々のような個人投資家は、資産運用の前に、仕事や家庭による生活が第一です。

運用はあくまでも余裕資産でしなければなりません。

ということは、マーケットを見て、積み立ての開始・休止・解約をするような暇はないということです。

とても簡単なことなのですが、この簡単なことができないのは人間ですね。(笑)

■2018年10月は大きなマイナス

最近は、いつも最後になってしまうのですが、2018年10月の各ファンドの1ヶ月騰落率を示します。

・1ヶ月騰落率

  • セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド -5.64%
  • セゾン資産形成の達人ファンド -11.19%

それにしても、大きなマイナスですね。

私自身は「セゾン資産形成の達人ファンド」を積立していますが、ここまでマイナスになっていたとは全く気付かなかったです。(笑)

これほどマイナスなら、積立を休止したり、解約したりする人が増えてもおかしくないかもと思いました。

ただ、リーマンショック時はもっと大きく30%以上のマイナスだったとのことです。

そんなことが起きたら、今の3倍以上の悲観論が出てくるということですね。

そこまで調整しないことを願いますが、自分自身は耐えられるのかと少し興味もあります。

お化け屋敷に、お化けが出てくることを知って入っていくようなものですね。

でも、お化け屋敷は、最後は安全に出てくることができます。

投資も、最後は安全に元に戻ることが確実なら狼狽しないのでしょうね。

でも狼狽する人がいるから、狼狽しない人はその利益を貰えるという特質があるのも事実なのでしょう。