月曜日夜更新の投信の収益ですが、収益が最高値から1/4程度減りました。
とはいえ、まだ1/4程度のマイナスで済んでいます。
これはポートフォリオがS&P500中心だからだと思っており、これがFANG+中心のポートフォリオだったらもっと収益が削られていたのだろうなと思うと、それに耐えられるかっていう気持ちになりますね。
今は、新NISAでFANG+をどんどん買っています。
それは、旧NISAでS&P500を買っていたので、コア・サテライトとして、コアであるS&P500の割合が大きいので、FANG+を買うことができています。
上昇相場の時って、自分の収益よりも早く利益を拡大している人がいると羨ましく思うものです。
特に、S&P500やオルカンで積立投資をしている人は、レバナスやTECLやSOXLで収益を爆上げしている人を知ると、自分はこれで良いのだろうか?と思う人がいると思います。
けれども、このような調整相場においては、このS&P500などのコア部分というのがかなり強みを持ってきます。
この強みというのは上昇するというわけではなく、精神安定剤的な役割で強いという意味です。
相場に振り回されないようにするためには、コア・サテライト戦略が重要だと思います。
自分にとって、コアは何割持てば良いのか?サテライトは何割にすれば良いのか?
これは、リスク許容度と知って、いくら投資に回せるかの次に考えることだと思います。
■持つべきものはS&P500
月曜日夜更新の収益は下記のとおりです。
ここ一週間で収益が減る一方ですが、思ったよりも減ってないなという印象があります。
その理由は、NASDAQ100やFANG+は大きく下げているけれど、S&P500があまり下げていないからです。
また、為替の影響の円安効果で、円建て資産では指数の下落ほどは下げていないというのも理由の一つだと思っています。
このような状況、以前にもありましたね。
記憶に新しいのが、2022年の下げ相場です。
米国が利上げをドンドンしていって、株価が一気に下げました。
ある意味、暴落気味に下げていったわけですが、それは利上げスピードが速かったからです。
この時も株価の下げよりも、意外と円建てでは下げてなかったんですよね。
その理由が同じように為替の円安効果です。
2022年はプラスになることは無かったですが、もう投資を辞めてしまおうと思うほど下げていたわけでは無かったです。
この時、私はまだFANG+は買っていなかったですが、S&P500の積立をしていて、アクティブファンドを一括購入していた記憶があります。
この時も思ったのは、S&P500ってあまり下げないんだなと感じましたし、また、積立投資がここまで精神的にゆとりが出るのかというのを実感したことがあります。
機会損失を考えると、投資は一括投資をした方が有利ですし、過去のパフォーマンスは良かったです。
けれども、下げ相場の時に、一括投資をしてしまっていて、追加資金が無い状態というのは、全く買えないので、精神的にはかなり辛くなります。
追撃入金できるほどの余裕は持っておく必要があるということです。
■下の買い圧力も強ければ、上値も重い
月曜日の米国相場は自律反発かな?と思いますね。
ここまで一辺倒に下げてきたので、ここでようやく自律反発がきました。
これが発生すると、ここからは大きな下げは何か材料が必要になります。
ちょうど、今週はマグニフィセントセブンの主要4企業の決算発表がありますし、金曜日にはPCEデフレーター指標の発表があります。
これらを材料にさらに下げる可能性はありますが、特に何もなければ、維持されるでしょうね。
逆に上がるというのも、何か材料が必要です。
昨日は場中の上げ方を見ていたのですが、やはり上値が重いです。
S&P500が、大きな陽線で、直近の下げを包んで終わるかな?って思っていたのですが、やはり明け方に下げて上髭が発生しました。
これは上値が重いということだと思っています。
同じように、下髭も出ていたので、下の買い圧力も強そうですけどね。
今週は注目決算と指標が多いです。
明日から、テスラ、メタ、マイクロソフトとアルファベット、そして、金曜日の21:30にPCEデフレーターです。
なかなかボラティリティが大きそうなイベントが多いですが、心を落ち着かせて、相場と向き合いましょう。