なんでも道しるべ

広義の投資(子育て教育、英語教育、資産形成、NISA、iDeCo)に関する道しるべ!だいたい毎日19時に記事更新‼(たまに不定期に更新!?)

【決算で急落】本日の米国相場はメタショックが起きるかもしれない

今日は、水曜日夜の投信の収益や水曜日の相場状況よりも、もっと大きなポイントが出てきました。

メタの決算発表後の急落です。

アフターマーケットでマイナス15%を超えるような下落をしており、これは最近のビックテックの決算ではあまり見られなかった光景です。

収益自体は悪くなかったものの、ガイダンスが悪かったということで、設備投資費が多くなっているというのを理由でニュースになっています。

収益見通しも悪化したということで期待に答えられずという反応でしょうか。

それにしても、そのくらいの内容でマイナス15%を超える下落って、ちょっと考えづらいのですが、他の理由が出てくるかも?って思っています。

昨日のテスラは悪い決算だったのにも関わらず株価は上昇、逆にメタは現状好決算でも株価は下落ということで、今はガイダンスがかなり重要であるということが分かりますね。

ある意味、現収益が予想よりも上振れというのは織り込まれているような感じもします。

今後儲かるのか?そこが焦点なんでしょうね。

■メタショックで喜べず

一応、水曜日夜の投資信託の収益は公開しておきます。

まあ、こんなもんかな、というか、メタの急落があって、まったく喜べないですね。(笑)

メタの決算が無風通過していたら、上昇に入ったという感じで喜べていたかなと思いますが、メタの決算が不調だったということで、明日のマイクロソフトとアルファベットの決算がかなり気になります。

というか、すでに、この2社もアフターで2%や3%の下落に見舞われていますので、もう投資家の中では決算に懐疑的になっていると思います。

指数チャートでいうと、私がきになっているのが、NASDAQ100のボトムを維持できるかどうか。

月、火の相場で、底をつけたように見えますが、メタの急落、そして、明日からのビックテックの決算発表でこのボトムをサポートできるかが焦点だと思っています。

これを割るようであれば、二番底を下がる展開になるかなと思いますね。

■買い場チャンス

株式相場って本当に難しいですね。

決算プレイと言われますが、決算で喜ぶこと、悲しむことが多いです。

短期でやっている人は、ある意味、投機の感覚で決算プレイをしていると思いますが、長期投資家にとっては、それも乗り越えなければなりません。

ただ、指数で持っている場合には、あくまでその指数のウエートだけの影響です。

大きな企業であれば、他企業まで派生することもあります。

いわゆるセンチメントが悪くなるという感じですが、それであったとしても、逆に絶好の買い場になる可能性があるのです。

長期投資家は、株価は右肩上がりになることを前提に投資しているはずです。

長期的に下がっていくと思っているなら投資なんてしないはずで、そう思うなら、現金や債券を持っていた方が理にかなっています。

株式投資は上下するリスクを取りながら、年間数%の利益を享受していくわけですから、暴騰や急落を受け入れなくてはいけません。

それを乗り越えられない人は、株式のポジションを持つ資格がないと言いますか、止めておいた方が良いってことになりますよね

さて、今日起きるメタショックをチャンスと見るか、不幸と見るか、それは人によって違います。

私は買い増しチャンスと思って、買っていこうと思っています。

結局、今の相場って、有事の懸念、インフレ懸念、利上げ懸念によって、株価が大きな調整をしており、その期間内にちょうど決算発表週間が重なっているだけで、それがボラティリティを大きくしているだけにすぎないです。

そもそも、好調な相場だったとしても、決算により±10%のボラティリティは前回にもありましたから。

いま、投資が疲れてしまうのが、下がる辛さと買い増しの悩みだと思います。

吹っ切れてしまうと、意外と楽になるんですけどね。

どうで将来的に上がるんでしょ?って思えば良いだけです。