なんでも道しるべ

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【18年5月ひふみ運用報告】4月のひふみ投信がTOPIXに負ける原因とは?

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ひふみ投信のひふみ動画アカデミーの5月分を見ましたので、紹介と感想を書きたいと思います。

4月の運用は、ひふみ投信がTOPIXに負けやすいということで有名のようです。

その理由は何故なのか?

今回のアカデミーでは原因を分析されています。

■4月騰落率ではTOPIXに約2.5%負けている…

まずは4月の騰落率です。

  • ひふみ投信 +0.99%
  • TOPIX(配当込) 3.55%

4月は、2月と3月の調整の反動もあって、日本市場は反発の月だったようです。

ひふみ投信もプラスのパフォーマンスでしたが、TOPIX対比では約2.5%も差を付けられています。

ひふみ投信が設定されてから、10年を経過していますが、過去のデータと見る限り、4月は3勝7敗で大きく負け越しています。

さらに、2014年以降は0勝5敗ということで、全く勝てない状況になっています。

それは何故なのか?その理由が語られていました。

■4月はTOPIXになぜ勝てないのか?の分析

ひふみ投信がTOPIXに勝てない理由は、以下の3つらしいです。

  1. 4月は決算発表シーズンの直前であること。
  2. 4月はリバーサル銘柄やバリュー銘柄が買われやすい分析結果であること。
  3. 海外投資家が4月頃は売買動向が転換されやすく、2014年以降、4月は買う月であった。

1.の決算発表シーズン直前であることから、積極的な売買が避けられているというのが原因の用ですが、これはひふみ銘柄以外でも同じなので、TOPIXに勝てない原因としては少し弱い気があします。

一番は、おそらく、2.のファクター分析でしょう。

特に、リバーサル銘柄といわれる、直前まで下がっていた銘柄に買いが入ってくるということで、ひふみとしては強みのグロース銘柄が買われない状況になるということ。

これは、最もらしい分析で、当たっているような気がします。

とは言っても、だったら、4月が弱いので買い増しすればよいのか?

3月に一旦リカクすればよいのかというと、そういうわけではなさそうです。

それは、3.の海外投資家の行動如何によっては、上昇と下落のどちらに行くかわからないからです。

TOPIXに勝てないといっても、それは相対的な分析であって、絶対値は別ですからね。

海外投資家は日本市場の売買の7割を占めているそうです。

昔から、海外投資家によって、日本市場は遊ばれていると言われていましたが、まさしくそのとおりなのでしょう。

世界で早くオープンする市場なので仕方ないのかもしれません。

NYダウの先物に連動したり、さらに、日経の先物で更なる先取り売買をしたりして、ポジション整理をするわけですからね。

■半導体とシリコンウエハは絶好調

本日のトピックスは、半導体銘柄に関することでした。

ひふみ銘柄は半導体関連銘柄が上位に来ることが多いです。

別に意図しているわけではないそうです。

半導体銘柄が強いから、上位に来ているらしいです。

2017年はスマホの世界中の供給台数が高止まりしました。

けれど、半導体は新たな需要がでているということで、その材料となるシリコンウエハの需要も多いようです。

何の需要があるのか?

それは、ここでも出てきました、「仮想通貨」です!

仮想通貨のマイニング用の半導体の需要が増えているそうです。

仮想通貨のマイニングは、いわゆる仮想通貨を発掘するわけですが、現状は、高品質な半導体やシリコンウエハを使用しているようで、特に中国で特需状態とのこと。

マイニングの費用対効果は、5,000ドル/1ビットコインのようです。

今は、ビットコイン以外の仮想通貨もドンドン値上がりしているので、マイニング需要は続きそうです。

ただ、ひふみアカデミーでも言っていましたが、注意深く見ておかないといけないということでした。

この仮想通貨特需が終わると、半導体メーカーやシリコンウエハメーカーは大打撃を受ける可能性があるということですね。

■トップ10の顔ぶれの米国銘柄は目立つ

ひふみ銘柄のトップ10は確かに半導体関連の銘柄が上位に来ていますね。

その中でも、全く関係ないですが、米国銘柄には私は注目してしまいます。

先ほどのビットコインと関係があるのか、ないのか、分かりませんが、ビザ、アマゾン、マイクロソフトが上位の1位、2位、4位となっているのは、ひふみの規模が大きくなっているので、米国銘柄への投資が欠かせないでしょう。

最近、たまに感じるのが、昨年までは、ジャズダック平均と連動していることが多かったひふみの基準価額ですが、最近はあまり当てはまりません。

それは、海外銘柄が増えたことが要因だと思うのです。

海外銘柄の株価の上下もありますが、円高・円安などの為替の影響もかなりありそうです。

日本の新興市場が軟調でも、円安になっているときは、ひふみの基準価額はあまり下がりません。

逆も当然あり、新興市場が好調でも、円高の時は、基準価額は前日比マイナスになっていることもあります。

良くも悪くも、TOPIXと比較するのはちょっと違うのではないか?と最近感じますね。

まあ、日本人相手のファンドなので、TOPIXで良いんだよというのも分からなくもないですが。