なんでも道しるべ

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【きな臭い話はあるが】資産形成するなら政府の不穏な動きは無視してインデックス買うしかない

そろそろ新NISAの設定は完了しました?

この記事がアップされているのが12/27ですから、受渡日を考えると、もうそろそろ注文が入り出しているころでしょうか?

これまで、つみたてNISAや一般NISAをやっていた人も、新NISAをきっかけに投資を始める人も、自分自身の資産形成のために頑張りたいと思っている人だと思うのですが、ちょっときな臭い話がでていますね。

■これが新NISAの狙いなのか・・・

きな臭い話、それが「医療費、高齢者3割負担の対象拡大検討。金融資産も考慮」ってニュースです。

このニュース、普通ならさらっと流してしまいそうな記事なのですが、金融資産もってところに引っかかって読んでしまいました。

要は、金融資産額によって医療費の負担割合を変えるってことを検討している意味なのですが、この記事内では全く新NISAが触れられていませんが、金融資産額の把握には新NISAはかなり把握しやすいものですよね。

何故かというと、NISAをやるには証券会社に口座を作らないといけなく、それにはマイナンバーカードの提示が必須だからです。

これで、1人あたり最大1,800万円もの元金資産をマイナンバーカードに紐づけられて、政府は管理することが可能になります。

もちろん、銀行預金も管理しようと思えばできると思いますが、現状はマイナンバーカードの提示は必須ではないです。

というのも、それは、金利が低すぎるからだと思っています。

マイナンバーカードって税金関係の紐づけのために配布しているものですが、NISAを扱う証券会社は特定口座で勢品を納めますからマイナンバーカードの紐づけが必須になります。

この前提でいうと、銀行預金も金利に税金がかかりますから、マイナンバーカードを提示必須にすべきなのですが、それは国民の反発が目に見えています。

本当はしたいのでしょうが、金利が高くなるまで待っているのだと思います。

あとは、タンス預金のあぶり出しです。

タンス預金は日本中で多額にあると言われていますので、NISAによる証券口座の開設と、日本銀行券の新券発行によって、あぶり出されてくると予想できます。

銀行の口座にもマイナンバーカード提示義務化はいずれ行われると思いますから、これで、政府は医療費の引き上げへの道筋が見えたことになりますね。

ほんと、頭の良い官僚の人の考えることは、なかなか凄いと思いますわ。

けれども、こんな障害で投資を止めるべきではないと思うんですよね。

税金なんて逃れようとおもっても、いつかは追いかけられるのですから、払うものはしっかりと払っておいて、それでも堂々と制度を利用して資産形成すれば良いと思います。

投資が怖くて何もやっていない人は、そのまま円の価値下落によって崩壊していきますが、投資によって資産を増やしている人は必ずいますからね。

そこに乗っからないといけないと思います。

■つみたてNISAインデックスファンドトップ10

さてさて、愚痴はここまでにしておいて、本日の記事のメインですが、つみたてNISAのベスト10について書きたいと思います。

2023年までのつみたてNISAは、2024年からは新NISAのつみたて投資枠に変わります。

金融庁が決めた基準に合致するファンドが認められることになります。

インデックスファンドでも、手数料が高かったり、インデックス指数が金融庁の基準に入っていなかったりすると、アクティブファンド枠で認められることになるので、ちょっと見方や判断が難しいところもあります。

したがって、一定条件を満たしたアクティブファンドでも入れますが、おそらく、大抵の人はインデックスファンドの買い付けにするのではないでしょうか。

現状のつみたてNISAでの上位10商品は下記のとおりになっています。

  1. eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)
  2. eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)
  3. SBI・V・S&P500インデックス・ファンド
  4. 楽天・全米株式インデックス・ファンド
  5. ニッセイ外国株式インデックスファンド
  6. eMAXIS Slim 先進国株式インデックス
  7. たわらノーロード 先進国株式
  8. 楽天・全世界株式インデックス・ファンド
  9. eMAXIS Slim 全世界株式(除く日本)
  10. ニッセイ日経225インデックスファンド

これらの中で純資産総額が一兆円を超えているのが、上位4商品となります。

特に、1位のeMAXIS SlimのS&P500は2兆円を超えているので、これはかなりの安定したファンドになります。

純資産総額が増え、さらに常に資産流入状態にありますと、運用が効率的になりますし、コストも低くなるので、結局は投資家にとってメリットが大きいです。

S&P500は庶民投資家にかなり有名な指数になっていますが、やはりeMAXIS SlimやSBIなどの大型ファンドに投入した方がさまざまな意味で安心なのではと考えます。

ちなみに、私は2023年まではSBIのS&P500を積立ていましたが、2024年の新NISAではeMAXIS SlimのS&P500にしようと考えています。

理由は複数あるのですが、一つは手数料がeMAXIS Slimの方が下げる余地が大きく、おそらく追従姿勢を崩さないこと。

二つ目が、資産規模が大きくなっているので、効率的になって、実質コストの隠れコストがかなり安くなるのではと感じているからです。

新NISAは無期限なので、売却しない限り、かなりの長期運用になります。

手数料は必ずマイナスになるコストなので、しっかりと見極めたいところです。