子育てすらマネジメントできない上司の言うことなんて真剣に聞く必要なし。
私はそう思って仕事しています。
なので、私は子どもがいる上司であれば、子どもがどのくらいの学歴で、どのくらいの学力なのかを確認するようにしています。
子育てと仕事は関係ないということを言う人も大勢いると思いますが、私個人では、そうは思っていません。
そもそも、自分の遺伝子を分けて、自分と一緒に生活して、自分がお金を出して、自分が管理しやすい最も近い存在ですよ。
そんな子どもが体たらくな学歴と成績なのに、仕事で上司面して、自分に対しマネジメントをしてくるなんて本当に考えられないですし、受け入れられないです。
子育ては嫁に任せているという人もいると思いますが、そうであったとしても、自分の子どもの将来に、何も意見できない、何も関心がない、そんな人が会社の仕事業務で、それも他人である私に対し、何を真剣に考えてくれているのか?って思ってしまいます。
いくら調子のよいことも言っても、いくら気取った態度をとっても、所詮、子どもはたいした事ないでしょ、子育てが上手く行ってないんでしょ?って思ってしまします。
この前提には、私の感覚として、子どもの学力は半分が遺伝、半分が後天的な環境、だと思っているからです。
脳科学的にもそれは実証されつつあります。
後天的な環境が半分も占めるのなら、それは親のマネジメント力が全てです。
子どもは勉強なんて楽しくもなんともないのですから、何も言わなかったら、やらないです。
子ども自らが率先して学習に取り組むようになるのも、何もないところか自然に生まれるのではなく、そのような思考や態度に持って行くきっかけになった家庭教育が必ずあるはずです。
もちろん、意に反して上手くいかなかったり、逆に何も言わないために子どもが一念発起したりするケースだってあるはずなのですが、これらも含めて、家庭内マネジメントです。
自分が一番コントロールしやすい、子どもの教育すらまともにできないのなら、部下の指導なんて何言ってるの?ってなります。
■子育ての自虐なんて聞きたくない
たまに上司から、自分の子どもの成績の悪さを自虐的に言われることがあるのですが、本当に反応に困るのでやめてほしいです。
子どもの成績なんて、他人の不幸は蜜の味なんてなりませんし、そのような子どもには逆に同情してしまいます。
子どもからすると、自分の置かれた家庭環境や経済状況が全てになってしまいます。
お金の感覚も乏しいですから、家庭間のことなんて子どもは考慮しないです。
自分の置かれた状況で精いっぱい生きていくしかないのが子どもなのです。
親は、自分の家庭の環境は把握できますし、資産状況も、自分自身の仕事の状況も、夫婦間の関係も、全て分かっています。
その中で、子どもに不都合が起きないように、家庭内マネジメントするのが親の務めですし、最も手の内で把握しやすい、やり易い状況なはずです。
それすらできていないのに、他人が大勢関わっている会社内で、その人に何ができるのか?って思ってしまいます。
大抵、会社で調子乗っている上司ほど、カッコいい言葉をどや顔でいう上司ほど、子どもがたいしたことない成績や学力で、たまに愚痴を言ったりします。
そんな家庭状況を聞く度に、そんなに会社で調子乗るのなら、家庭内でもっと調子乗ってやればいいのでは?って思いますけどね。
■子どもは親を信じる
自分自身がそうだったのですが、子どもって、親から教わったことが正義だと思い込んでしまうんですよね。
自分も、中学生までの段階では、親の言っていることが正しいと思っていました。
高校になって、先生も義務教育ではなくなって進路の相談なども自分の責任でできるようになって、大学になり、自分で生活をして、自分で稼ぎ、そして、社会人になって社会を知り、周りを知り、他人を知って、ようやく、自分の親の言っていることがちょっとズレているってことに気づきました。
私自身の親って、そんなに稼ぎも良くなく、社会の中でもあまり良い職ではなかったので、おそらく、世間の感覚とズレていたのだと思います。
そのズレに気づかないものですから(もしかして気付いていたかもしれないけど、どうしたら良いのか分からなかったのか?)、間違った知識を自分に与え続けるんですよね。
私自身、子どもの時は、それをそのまま受け入れてしまうものですから、間違った知識が正しいと思い込んでしまうんです。
もちろん、今だって、自分の考えが正しいかどうかなんて分かりません。
100人いたら100通りの考えがあるように、誰の考えが正しくて、誰の考えが間違っているなんてないんです。
それを合わせ込むために、社会では協調性ってものがあるくらいですから。
けれども、子どもの子育てに関しては、結果が見えます。
それが指標になってしまうのですから、仕方ないです。
会社で上司面するのなら、子育て程度、まともにやって欲しいものです。
そして、その結果を私に叩きつけてから、マネジメント論を語って欲しいものです。
子どもがたいしたことないのに、勝手な持論を言うなって思いますね。
(という、今回はちょっとした愚痴の記事でした(笑))