金曜日の夜の投資信託の収益は、ちょっと下がっています。
収益率は下がっていますが、収益額がそれほど下がっていない印象です。
細かい各投信の残高や収益までは確認していませんが、おそらく下で拾えていた効果が出てきているのかな?と思っています。
投資信託の収益は旧NISAと新NISAだけでなく、特定口座も含まれているので、いわゆるレバレッジ型等も入っています。
調整に入ったら入金額を上げるなどの方法を取っているので、これらの効果はブル状態になった時に現れてきます。
積立投資をすることが一番大切ではありますが、もし相場を見る余裕があるのなら、ちょっとでも買い増しするような投資方法も私は良いと思っています。
その方が、真剣に相場に向き合いますし、ニュースや経済指標などにも敏感になりますからね。
ただ、投資のことばかり考えるのは疲れるって人は、何もしないで、決まった額をたんたんと積み立てる方が良いと思います。
■下で拾えている証拠
週末の収益になりますが、下記のとおりとなりました。
一時期は32%付近まで上がっていたので、それに比べると調整はまだ終わっていないです。
けれども、冒頭でも書いたように、仮に収益率が元に戻ってくると、収益額は前以上に上がっているはずです。
これは、やはり、下で拾えているからです。
普通の積立をしているだけでもドルコスト平均法で買い増し出来ていますが、私の場合はさらに追加で積立していますから、その効果は増幅します。
せっかく毎日相場を見ているので、そのような遊び心も大切です。
もちろん、増やす時、元の金額に戻す時、その時の判断は難しいものがありますし、予想が外れることもあります。
それも相場なんだと思いますし、当たったり、外れたりしながら、株式の勉強ができていくのかなとも思えるのです。
■経済指標が強くても相場は下がらない
金曜日の米国市場は、ひとことで言うと、うーん微妙、って感じですね。
決算が良かったアルファベット(グーグル)とマイクロソフトが時間外どおり上がってくれていたのですが、それ以外の銘柄は全部ついていくのではなく、それなりに上下していました。
やはりPCEデフレーターが予想よりも0.1%高かったことが影響しているのかな?と思っています。
たった0.1%なのですが、されど0.1%であり、0.1%高かったことで、先月と同じ数値なので、インフレが抑えられていないという結果になっています。
助かったと思ったのが、先月と同じだったので、上がってはいないということで、株式市場は暴落を避けることはできています。
これが先月よりも高かったとしたら、ちょっと想像できないほど暴落していたかもしれません。
この結果によってドル円もさらに上がりましたが、今年の利下げはかなりしんどくなりましたね。
ここから数ヵ月で悪い経済指標がでれば、9月のFOMCで利下げできますが、それを逃すと大統領選挙があるので、FRBも行動ができなく、おそらく、今年は利下げ無しになるでしょうね。
とはいえ、バイデン大統領の圧力は必ずあるはずなので、どこかで利下げは考えないといけないと思いますが、データが出ていない以上、変に下げると、それこそ大統領に操作されているFRBと言われかねないので、それは避けるかと。
けれども、大統領がトランプさんになったら、おそらくFRB議長は交代なので、パウエルさんとしては何としてもバイデン大統領に勝って欲しいと思っているでしょうし、そのためにも利下げカードは必要になってくると思います。
この辺りの駆け引きは今後見ものだと思います。
投資家の中ではそこまで読んでいる人が大半だと思うので、インフレ指数が落ち着かなくても、押し目買いをしている人が多いのかな?と思いますね。
機関投資家はその状況下でも利益を上げないといけないので大変ですね。
個人投資家は現金で逃げることができますし、下げ相場でも逆張りができますから、そこが有利です。
ここから先も、目が離せないですね。