【ふるさと納税】私がふるさと納税をやっていない2つの理由
たまに、ふるさと納税をやってないの?って聞かれるんですが、私は全くやっていないです。
というか、ふるさと納税がなぜそんなに良いのか、自分には理解できないんですよね。
けれども、あれだけの人がやっているところを見ると、自分もやった方が得なんだろうなと思うのですが、ふるさと納税って結局は返礼品目的じゃないですか、それが私にはあまり魅力的に映らないのかもしれないです
これって物欲がないのかな?
■自己負担2,000円に対する返礼品
ふるさと納税ってやっていないのから詳しい仕組みを知らないのですが、簡単な言い方をすると、自分が支払うべき住民税を好きな市町村に納税して、その見返りとして返礼品を受け取れるということでしょうか。
ふるさと納税の納税額は後から住民税から差し引かれるので、税金の納める金額としては一緒。
そして、その制度を利用する自己負担として2,000円が徴収されるので、結局のところ、2,000円で返礼品が貰えるということになりますね。
まあ、返礼品が2,000円以上の価値があれば、確かにお得な制度だと思います。
けれども、私が変なのかもしれませんが、2,000円を出してまで返礼品が貰いたいと思わないですよね。
2,000円分の価値以上のものであればお得だと言われるのは理解しますが、私の考えとして、そもそもその返礼品って本当に自分にとって必要なものだったのかな?って思うんですよ。
返礼品で人気なのが、肉、果物、米、魚介類らしいのですが、これらって別に無かったら無かったで良いじゃないですか。
2,000円出してまで、欲しいのかな?って自分自身は考えてしまいます。
1万円や2万円分の価値があるものが2,000円で手に入るからお得だよ!っていう人がいるのですが、私は得だとは思わないです。
というのは、別に無くても生活できるのに、じゃ、スーパーで1万円の食品が80%オフになっていて、2,000円だったら買うんですか?って話だと思うんです。
お得だと考える人は、別にその食品は絶対に必要ではないけれど、80%オフだから買うって感じなんでしょうね。
私が逆で、いくら安くても、別にいま欲しいわけではないから要らないって感じなんです。
これって、物欲の差なんだと思います。
自分自身、カタログショッピングとかもしない派なので、モノを選ぶという感覚があまり無いのかもしれません。
ふるさと納税ってカタログショッピングが好きな人は、バーゲンになっている商品を選んでいるって感覚で楽しいのかなと思います。
この辺りが、私自身がふるさと納税に積極的でない理由の一つです。
■税金の前払い
もう一つ、ふるさと納税の仕組みで、少し気になるのが税金の前払いってことです。
この制度って、先にふるさと納税で返礼品の欲しい市町村に納税して、後から、住民税が確定する時に差し引かれるってことですよね。
住民税って、年収が確定した翌年の6月に決まると思うのですが、短くても半年は税金を前払いしていることになると思います。
年初にふるさと納税したら、1年半程度早くに納税していることになるんです。
私自身、この税金前払いっていうのが、どうも気になります。
税金ってできるだけ、少なく、遅く、支払う方が良いと思っています。
早く払うほど損なことはないと思っていて、それは、その種銭があれば、運用できるからです。
税金を先払いすることにより、その種銭を失うことになりますから、運用のお金も減ることになります。
もちろん、貯金から出せば、動かさないお金なので、プラスマイナスゼロなのかもしれませんが、その場合でも一定のデメリットはあります。
貯金が潤沢にある人なら良いですが、貯金が少ない人なら、ふるさと納税した数万円が厳しくないですか?
まあ、結局のところ、日々の生活費に追われている人は、ふるさと納税しないんでしょうね。
私は、別に生活費で毎月困っているわけではないですが、気持ち的に、税金を前払いしている感覚がとても気になります。
税金なんて、できるだけ安くして、繰り延べした方が良いと思っている節があります。
その辺りが、私がふるさと納税に積極的ではない二つ目の理由になります。
このような制度って、株式投資と似ている部分があって、自分が納得していないとやっていても楽しくないと言いますか辛いので、継続できないと思います。
というより、やっていること自体がストレスになってしまいます。
ふるさと納税がお得だと思う人はやれば良いですし、私のように引っかかる人はやらない方が良いと思うのです。
株式運用や新NISAにおいても、1円でもマイナスになるのが嫌な人はやるべきではないのと一緒だと思っています。
自分がその制度に納得していないと、心からその制度を信じれないですからね。
生活を充実させることや、資産を増やすこと、これらに認められた制度をうまく利用して、楽しい生活を送りたいものです。