なんでも道しるべ

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AI投信の日本株式特化型が指数に対して「負け!」 AIが勝てなかった理由とは・・・

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日経新聞にとても気になるニュースが書かれていました。

AI(人工知能)を使ったAI投信で、日本株式を対象にしているファンドの調子が良くないようです。

結局、AIでも駄目だというのなら、アクティブファンドは全く機能しないのか、インデックスファンドに積立投資して、ほったらかしておくのが最も効率の良い投資の仕方なのか?という話になると思うのですが・・・どうでしょう?

私はAIが駄目だからといって、全てのアクティブファンドが駄目だとは思わないです。

■AIを投資信託に使う意義

記事によると、AIを使った運用は、かつては定量分析運用を武器とするヘッジファンドの専売特許だったらしいのですが、今は、投資信託を通じて一般個人にも手額に購入できる運用商品となったようです。

私のような一般人は、「AIが運用する」と聞いただけで、「これなら安心だ」「人工知能が運用するなら失敗しないだろう」「人間が運用するより良いパフォーマンスがでるのではないか」と思ってしまいます。

実際に、AIを使って、最適ポジションにリバランスやスイッチングしますというコマーシャルで投資家を集めているファンドを良く見かけるようになりました。

『AI=賢い』という構図が投資業界以外で成り立ってきているので、それを疑う人が少ないというか、それに安心してお金を預ける人が増えています。

今回の日経の記事は、その先入観に対する警笛と言っても良いでしょう。

■日本株特化型のAI投信が・・・

今回記事になっているのは、AI投信が全て悪いというわけではなく、ある法則があるらしいです。

国内で公募販売しているAI投信はおおよそ10本あるとのこと。

これらのファンドのパフォーマンスから、日本株を運用対象としているAIファンドだけが全般に苦戦しているらしいです。

ブローバル株式型の基準価額騰落率を見ると、ほぼ指数並みとのことだが、日本株特化型の成績が明らかに指数に劣後しているとのことです。

AIに信頼している人からすると、ほぼ指数並みという結果であっても、少し残念な気がする。

特に、AIを使うというコマーシャルのファンドは、一般的なインデックスファンドよりも高い手数料を払うことになるので、できれば、指数を大幅に上回ってほしいというのは個人投資家の願いだと思います。

さらに、指数に劣後している結果なんて想像できなかったと思う。

私自身もAIを使う以上は、周りの人間を上回るパフォーマンスを発揮してくれると期待していた。

■AI運用が指標に劣後した原因

AI運用のパフォーマンスが悪かった原因について、信託銀行のファンドマネージャーの意見が含まれて載っていた。

  • 先物の売り建て比率はAIの予想に従って機動的に修正し、こちらはうまくいっている。
  • 問題は個別株の選定で、AIが企業の定量データや開示情報を読み込んで組み入れる高配当株を選別しているが、足を引っ張っている。
  • 2月や5月が典型だったが、本来相場の下げに強い高配当株がここまで下げるのは経験上あまりなかったこと。

バリュー株がここまでパフォーマンスが悪いのは、やはり経験が無かったことなのだなと思いました。

ジェイリバイブも臨時レポートを出したりしていましたが、高配当株が軒並みパフォーマンス悪なのは異常なのでしょうか。

ひふみアカデミーでも、バリュー株のリターンは全然良くなかったです。上がっても少しでしたし、下がる時は大きく下げるといった感じでしたね。

これからも信頼していきたいAIでさえも日本市場を読み切れなかったのは、どうしてなのか?

でも、この現象も一つの学習データとして蓄積されれば、AIにとっては良い勉強資料の一つになるのでは?と私は思います。

■個人投資家としてはインデックスファンドへの投資が本当に良いのか?

このAI投信のパフォーマンスが悪かったことを受けて、やっぱり投資はインデックスファンドに限るね!という記事も出始めています。

でも、リーマンショックの時は、インデックスファンドは終わったという記事が多かったと言われています。(私はその時は投資信託に投資していなかったので知らないですけど)

右肩上がりの絶好調の時は、インデックスファンドにアクティブファンドは勝ちにくいとのことですが、今回のように、市場ヨコヨコやちょっとした下落の時も、AIを使ったアクティブファンドがインデックス指標に勝てなくなってくると、アクティブファンドの居心地はさらに悪くなりそうな感じを受けます。

私の個人的な意見としては、ここでアクティブファンドを見切って、インデックスファンドのみに投資しようとも思っていません。

一つの意見として、世の中の99%がインデックス指標の投資となった場合に、残りの1%のアクティブファンドは儲かると言われています。

その真意としては、インデックスファンドの先回りができるようになり、競合が居なくなるからだということだと思います。

例えば、ETFの創設と公募に関しても、発表があってから、各ファンドは先回りをすると言われています

世の中、金儲けとはそんなものだと思います。

結局は、先回りをしていかに安値で拾って、高値を売り抜けるかが勝負であり、個人投資家では難しいので各種ファンドに任せるというスタイルが良いのでしょうね。