なんでも道しるべ

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ドルコスト平均法の弱点とは?「ドルコスト平均法」に加える重要な要素とは?

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最近のネット記事を見ていると、「ドルコスト平均法の反対論」的な内容を多く見かけるようになった。

少し前までは、ドルコスト平均法肯定論が多かったように思えるが、おそらく、発端は「つみたてNISA」や「iDeCo」が開始されたからだと思える。

つみたてNISAやiDeCoは、特別な設定をしない限り、基本的にはドルコスト平均法となります。

したがって、ドルコスト平均法肯定派の人達は、特に声を大にして唱えなくても、投資初心者の人達は、知らず知らずにドルコスト平均法の恩恵を受けることができるからだと思う。

しかしながら、インデックス投資を推奨している山崎氏を筆頭に、「ドルコスト平均法が本当に最良の投資術なのか?」と異を唱えているのも事実です。

■ドルコスト平均法の弱点は機会損失

ドルコスト平均法の大きなメリットは、株価が高くても、低くても、同じ金額で買い付けるため、波を打っている市場価格の状況下では、平均取得単価を下げることができるということです。

そのからくりは、一定金額で買い付けているので、高い時は少なく、安い時は多く買い付けることになるので、平均単価を下げる要素があります。

これが、ドルコスト平均法肯定派の主張です。

逆に、ドルコスト平均法反対派の意見は、これを真逆に捉えることによります。

ドルコスト平均法は、「波を打っている」というのがミソであり、それを無くしてしまうと、メリットが完全になくなります。

したがって、右肩上がりの株価トレンドには、ドルコスト平均法は有効ではないということになります。

この比較の原則として、すでに投資資金を手元にもっていることが前提です。

ドルコスト平均法反対派は、手元に資金があるのなら、少しでも早く市場に投入しないと機会損失につながるという意見です。

確かに、投資の有名な著書である「敗者のゲーム」では、『稲妻が輝く瞬間』という表現を用いています。

株価の歴史を解析してみると、「大幅上昇の日」というものが存在します。

これらの日はあまり多くなく、72年もの間でベスト5日を逃すと利益半減と言われており、この稲妻が輝く瞬間に市場に居合わせていないと、株式市場の恩恵が受けられないという考察です。

その稲妻が輝く瞬間は、明日に訪れるかもしれません。

そう考えると、投資資金があるのなら、1日でも早く市場に放出することが良いような気がします。

■稲妻が輝く瞬間は上昇だけではない…

しかし、ドルコスト平均法肯定派の主張は、稲妻が輝く瞬間についても、必ずしも上昇を想定してはいけないということです。

例えば、リーマンショックの前日に一斉買付してしまうかもしれません。

そうなると、数年は塩漬け状態だったということです。

塩漬けで戻ってくるのを待てるような気長な人なら良いですが、初心者の場合は、「もう駄目だ・・・」と言って、資金を引き揚げるに違いないでしょう。

実際に、リーマンショックで持株会の残高を全て売却した人がいました。

人間という生き物はそういうもので、悲観的に考えると、とことん悲観的になるものです。

直近では、2月初旬の大幅調整でしょうか?

リーマンショックに比べると、たいした下げではありませんが、ここ2ヶ月間は下げ一直線です。

ドルコスト平均法肯定派は、この調整こそ仕込みチャンスであり、上げトレンドでも、下げトレンドでも、何も考えず、ただ同じように積立をすれば良いと言うわけですね。

■それでもやっぱり「ドルコスト平均法」を推し

長々と各派の主張を書いてしまいましたが、結局は、『平均単価低下メリット』vs『投資機会損失回避』ということだと私は認識しております。

しかし、私個人的な意見としては、「ドルコスト平均法肯定派」です。

この理由は、市場が下がったとしても、安く買付できることや、投信の口数を増やせることができるというメリットが投資を続ける上で、最も重視すべきだと思うからです。

市場の明日は分かりません。

プロでも読み違いをするくらいですから、素人の私が推測しても分かるはずがないと思っています。

一括投資をしてしまうと、その後の株価変動によって、一喜一憂してしまうわけです。

投資を続けるには、株価をチェックは避けては通れません。

銀行からの自動引き落としや、証券会社の定期買付設定により、ほったらかしの投資を構築したとしても、株価チェックはするでしょう。

それは貯蓄をしている人が、通帳を眺めて、ニタニタするのと同じです。

何も気にせずに放置できるわけがありません。

そうであるのなら、市場が下げ基調であっても、気分的に嬉しくなるドルコスト平均法で買付を進めることが重要だと思っています。

■「時間×銘柄」の分散掛け合わせがポイント

私はさらに、ドルコスト平均法にもう一つ要素を加える必要があると思っています。

それは、分散投資です。

分散の定義として、株式、債券、リート、金などがありますが、それらの種別の分散にこだわる必要はないと思っています。

例えば、株式100%でもあっても良いと思っていますが、ある銘柄に固執したり、投信を一つに絞ったりする行為は、いくらドルコスト平均法を使っていても、時間軸は分散できますが、銘柄分散は出来ていないことになります。

「時間×銘柄」の分散が必要だと考えていますが、時間はドルコスト平均法で分散するとして、銘柄は複数の銘柄、信託報酬を了承できるのであれば、投資信託を複数持つことが重要かと思います。

私のこだわりとしては、投資信託の複数化の選択です。

全くこだわらない場合は、VT(バンガード全世界株式)を保有すると良いわけですね。

本日は、ドルコスト平均法の時間軸分散について書きました。

賛否両論あるドルコスト平均法ですが、自分の投資スタイルにあった選択が必要ですね。