なんでも道しるべ

広義の投資(子育て教育、英語教育、資産形成、NISA、iDeCo)に関する道しるべ!だいたい毎日19時に記事更新‼(たまに不定期に更新!?)

今年は「生活費需品セクター」の下落が大きいが…ここで拾うのが良いのか?やはり代表指標なのか?

f:id:anyguidepost:20180512124911j:plain

以前に買付した米国ETFをNISA口座で保有しています。

そのなかで、シーゲル流にセクターETFを3つ持っており、それが「生活必需品セクター」「エネルギーセクター」「ヘルスケアセクター」です。

2月に始まった米国株調整ですが、5月になり約3ヶ月となりました。

米国企業の決算はアップルを筆頭に好調なので、徐々に株価も回復の様子も見られますが、やはり利上げの影響懸念からか一気に反発までいきません。

NYダウ平均は、2018年1月26日に高値を付けた26,616ドルが最高で、底は、2018年2月9日の安値23,360ドルと2018年4月2日の安値23,344ドルしょう。

これで2度の底ですが、これから上昇するのか、23,300ドル付近を下回り一気に大調整するのか。

日本人側からみた資産総額としては、円安に動いていることが救いになっており、時価総額は回復していっています。

まあ、長期投資で、この調整時期にじっくり蓄えたい人は、もっと下がってほしい気持ちなのかもしれませんがね。

私自身も、回復するのは嬉しいですが、調整により蓄えたいという気持ちもあるので、ちょっと複雑です。

本日は米国株のなかで大きく下げているセクターのお話です。

■生活必需品セクターの下げが大きい

私の保有している3つのセクターのなかで、ドルベースで大きく下げているのが、「生活必需品セクター」です。

このセクターは下げ止まらない状況となっており、米国株がグロース株を中心に復調を見せていても、このセクター内の銘柄が下げています。

私はセクター内の銘柄を十分に確認していませんが、特に「フィリップモリス」の下げがきついようです。

生活必需品セクター程ではないですが、まあまあ下げているのが「ヘルスケアセクター」です。

このセクターも十分に調査していませんが、優良企業である「ジョンソン・エンド・ジョンソン」の下げも大きいようです。(昨日はNYダウ平均の上げを牽引してたけどね)

逆に、「エネルギーセクター」は、2017年は軟調だったのですが、2018年は原油先物が上昇していることが功を奏しているのか、なかなか良いパフォーマンスを示しています。

2017年の前半は「ヘルスケアセクター」は絶好調だったので、まあ、需要は循環するのだということは、このたった3つセクターを見ているだけでも分かります。

■個別銘柄よりもセクター、セクターよりも代表指標

私のようにセクターETFで持っているものは、時価総額が大きい企業の寄与率が大きくなるのは仕方ないところですが、セクター内の分散が効いているので、少しは心中穏やかに眺めることができます。

ただ、これらの銘柄を個別銘柄で保有している人は、この下げはかなりキツイと思われます。

セクターETFであっても、米国の代表指標であるNYダウ平均、NASDAQ、S&P500にアンダーパフォームしているとちょっと残念な気持ちになるものです。

ここから言えることは、米国の成長に期待するのであれば、個別銘柄よりもセクター、セクターよりも代表指標が気楽に見ることができるということです。

実際、代表指標を保有していると、あくまでも平均なので、アップルのように業績絶好調で高値更新する会社があっても、足を引っ張る会社があるので、それはそれで残念なものですが、投資はリスクをできるだけ小さくすることに専念することが秘訣です。

日本から米国市場に投資している限り、カントリー間の投資であり為替の影響が大きくなるのは間違いないです。

そこからさらに個別銘柄の投資となると、さらにリスクが大きくなります。

心不安定な投資は続かないので、心穏やかに続ける投資が長期にわたり続けられるコツであり、ほったらかし投資の代表であるインデックスファンド投資は信託報酬が安いこともありますが、平均を買っているということで、銘柄選択の思惑が入らないというのが一番のメリットであると思います。

■やっはり「S&P500」が良いかな?

私自身は、これらのセクター投資積立は現時点ではやっていません。

NISA口座で持っているので、そのまま非課税期間の期限までは保有するかもしれませんが、どこかのタイミングで売却も考えているくらいです。

セクター内の銘柄分散はできていますが、セクターはやはりセクターなので、かなり個別株に似かよった動きをするイメージが私の中で強いです。

長期投資に一番お勧めなのはやはり、S&P500や、米国株全体のVTIだと思います。

そこから、少し自分色をサテライトとして加えるために、セクターETFなどをスパイス的に入れるのは良いかもしれません。

■外貨取引サイトをたまに開くと発見アリ

米国ETFは、SBI証券の外貨取引サイトなので、あまり時価総額を確認していなかったのですが、たまに開くと、上記のようなセクター間の面白い発見がありました。

セクターETF以外にも、高配当株式ETF、バリュー株ETF、グローバル100ETFなども保有していますが、これらもなかなか興味深い値動きをしています。

細かい解析はやっていませんが、グローバル株やバリュー株は値動きも小さいですが、順調に上昇している印象ですね。

でもやっぱり、バフェット氏が遺言で残そうとしている「S&P500」指標への投資が、一番米国を表している感じがするのは私だけでしょうか。