なんでも道しるべ

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子どもへの教育の愛情は、実は子ども本人に任せるのが良いかもね!?

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これまでの記事で、「何事にも60%程度の力で達成するように取り組む」ということについて書いてきました。

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仕事面と、家計やマネーに関することを「全力で頑張らない」というキーワードで斬ってみました。

そうすることで、常に他人と比べることなく、自分のありのままで対応できる上、豊かに暮らせると思ったからです。

ここで重要なことは、自分の能力を認めて諦めるということが必要だということです。

少しでも格好つけたいと思うのが人間ですし、横の人よりも自分は良く思われたいと考えるのも人間です。

ただ、育ってきた環境が違います。諦めるのも肝心だと思います。

しかしながら、これから社会に出る自分の子どもには、できるだけ能力を高く飛び立ってほしいと願います。

でも、自分の子なので、自分を大きく超える能力がある方が不思議なわけで。

先ほどの60%程度の能力で出来る範囲を平常にして、そして、少し力を入れて80%程度でこなせる目標を立てていく方が、子どもにとっては無理がないと思うのです。

社会人生活が長いように、子どもにとっては人生が長いです。

子どもの時に疲れてしまっては、社会に出る前に完全燃焼してしまう可能性もありますからね。

■子どもも60%程度の力でこなせるようにしてほしい

当ブログの記事で何度か書きましたが、私は子どもに対して、勉強しろ!勉強しろ!と言わないで良いように育ててきました。

小学生になって、最近分かってきたのが、幼児期の教育が全ての土台であるということです。

娘には小学校受験をさせましたが、小学校受験は私自身も当然ながら体験したことなかったですし、それは妻も同じです。公立一辺倒の家庭環境でしたから。

娘に私立の小学校を受験させようと思ったのは、本当は国立の教育大付属小学校に受験させようと思いましたが、教育方針が違うことと、抽選があることで、辞めました。

せっかく受験勉強するのなら、自分の実力で合格を勝ち取って、さらに私が目指す教育方針に合っている学校が、6年間さらに中・高あわせて12年間の教育という長期間の取り組みに合致すると思ったのです。

現在、ようやく4年生になりましたが、これまで宿題やテスト勉強に関して娘を指示したことがないです。

年間で実施される検定前など、例えば、漢検や算数検定や英検などは、合否が出て、不合格になると悲しいので、私が問題集を与えたり、勉強スケジュールを相談したりするようにしていますが、平常時の宿題やテスト勉強は娘に任せています。

理由は、先ほどから書いていますが、「60%程度の力で普通にこなしてほしい」と考えているからです。

宿題や学校のテスト程度で、私が関与して、一生懸命取り組まなければならないのであれば、娘はその程度の能力しかないからです。

そうすると、毎日の宿題は自分で考えた日次スケジュールそって自分で終えていますし、テスト勉強に関しても自分で復習して対策を取るようになっています。

それが60%程度の力だと思うのです。

自分で自ら目標を定めて、スケジュールを組めば、親に促されて嫌々やるよりも身に付きますし、たとえ60%程度の力の取り組みであっても、成果は全く異なってくると思っています。

■我が家の平日の取り組み方

小学生くらいの子どもにとって、勉強の最も敵となるのが、「集中力」だと私は考えています。

この集中力は、訓練すれば高まってくると思うのですが、小学生ではまだまだ勉強し始めて時が経っていないので、身に付いていないです。

でも、幼児期に小学校受験をすることで、この集中力は自然と身に付いていると思います。

私立の小学校に受験があるのは、この集中力の程度を測っているのだと思うのです。

小学校受験といえども、実際に○×のつく問題はありますが、それ以上に学校では個人の集中力の度合いをチェックしていると考えています。

特に勉強に関しては、1時間程度は集中できなくては身に付きません。

それを幼児期の間に訓練することで、小学校での授業がスムーズに、効率的に、効果的に進むのだと思うのです。

家庭においても、集中力を養う環境は必要で、我が家の場合、平日は基本的には私はテレビを付けないようにしています。

理由はテレビを見ると、何もできなくなるからです。私自身が。(笑)

娘はテレビ番組が好きなので、録画で溜まっている番組を見たりしていますが、テレビを見ることは、やるべきことが終わってから見るようにしています。

これも私がそうするように促したわけではなく、自然に、宿題・バレエの練習・学校の準備・夕食を終えてから見るようにしている様子が伺えます。

このあたりのスケジュール感も、私が指示するのでなく、子どもが自ら考えて行動してほしいと思っているので、何も言いません。

それが、60%程度の力の発揮の仕方だと思います。

予定どおり進まなかったら、何もできずに1日が終わることを子どものうちから認識しておく必要があると思いますが、おそらく娘はあまり意識していなさそうですが。

日常は気楽に過ごすことで、年度末の検定前などには、私が力を込めることができます。

毎日言わないから、その時期だけは親子で頑張れる感じがします。

平常時の自分の60%程度の能力を高めてもらえれば、突発的な取り組み時に大きな力が出せるようになると考えています。