なんでも道しるべ

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アクティブファンドを選ぶのも、それはそれで楽しい!? 日本株中心ファンドのパフォーマンス差

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日銀の緩和縮小疑惑の影響なのか、インフレが起きない原因なのか、そもそも、日本企業の元気のなさが原因なのか、何が原因かわかりませんが、日本株式市場の状態が良くないように私には感じます。

なぜそう思うのかというと、我が家は投資信託を中心に資産形成を進めていますが、特に日本企業への投資を中心としたアクティブファンドが全くダメになってきています。

インデックスファンドの差を見る方が市場指数の差を見られるのかも知れませんが、アクティブファンドが厳選した成長企業や割安企業と思われている会社の株価が調子悪いのは、少し気になります。

■アクティブファンドで投資にもアクセントを

最近はインデックスファンド志向が高まってきています。

アクティブファンドは手数料が高くてリターンがその分確実にマイナスになることから、インデックスファンドへの投資をする方が良いと言われます。

その考えにはとても共感ができますし、過去データからもアクティブファンドよりもインデックスファンドの方が優れているのが明確に出ているので、そのように考える方が賢明なのかなと考えます。

一方でインデックスファンドは大暴落には追従してしまいます。

これまでは米国株が大暴落に陥っても、数年で回復していることから、アクティブに売買を繰り返しても、結局はインデックスを積立していた方が、リターンが良かったとされています。

100年に一度と言われたリーマンショックでさえも、米国株は量的緩和策によって数年で回復、さらには過去最高を更新していることからはそうかもしれません。

では逆に、日本株はどうでしょうか?

何十年も前のバブル期の最高値を更新できていません。

私は株式市場のプロではないので、米国と日本しか見ていませんが、その他の先進国だとどうなっているのかな?と思ってしまいます。

世の中の個人投資家はほとんどの方が同じだと思うのですが、日本株の銘柄分散、さらには世界分散をするといっても、各カテゴリーの分析やカントリー間の分析はしていないでしょう。

「自分は世界経済の成長とショックと共に生きる」と決めている人は、世界分散型のインデックスファンドで良いかもしれませんが、私はこれだけだとちょっと正直物足りないと感じてしまいます。

株式投資をしている以上、成長しているものにも集中的な投資もやってみたいと思っています。

この辺りは、本人の感覚と心構えなどが一つで、割合や比率なども人それぞれの考え方一つだと思います。

それに応じて比率分散することが必要だと思いますし、時期に応じて、世界情勢が変わるわけですから、自分の考えも変わってきて当然だと思うのです。

少しずつ修正しながら、適宜、自分の最適値に合せていけば良いかと。

■日本株中心のアクティブファンドのパフォーマンスが・・・

ところで、私も、ある程度の比率を持ちたいアクティブファンドですが、最近の調子の悪さには少し戸惑っています。

世界分散型のアクティブファンドはそれほど悪くありませんが、日本株式中心のアクティブファンドは非常に悪いです。

まずは、これらのアクティブファンドから、2018年の積立分の9月直近のリターンを挙げてみます。

  • レオス・ひふみプラス -2.73%
  • コモンズ30ファンド -1.89%
  • SBI・ジェイリバイブ -5.96%
  • セゾン・資産形成の達人ファンド 2.19%
  • ラッセル・インベストメント外国株式ファンド 4.11%

ここに挙げた5つのアクティブファンドを保有していますが、日本株式を中心としたアクティブファンドは軒並み調子が悪いです。

ジェイリバイブは成長割安株に投資をしていますが、今年は-5%超も悪くなっています。

レオスのひふみ投信やひふみプラスもマイナスなので、最近はブログやSNSなどで、ひふみ投信に対する考察が非常に増えています。

2017年があまりにも上昇していたので、その期待があるのだと思いますが、ひふみに限らず、他のアクティブファンドも全くダメな状況になっています。

日本株の指標であるTOPIXの今年は、9月の時点で約10ポイント程度も下落していますが、日経225は意外と下落していなく、約5ポイント弱程度の下落で済んでいます。

これらの指標の状況からは、意外とひふみ投信は頑張ってマイナスを抑えているのかもしれません。

ひふみアカデミーを聞いていると、海外株への投資がプラスリターンなので、それでマイナスを抑えることができていると感じています。

ジェイリバイブは中小型に限定していることもあり、指標でみると、日経平均よりもTOPIXに近くなってしまいます。

逆に、コモンズ30ファンドは大型株で30銘柄厳選していることもあり、指標としては、逆に日経平均に近いと感じます。

アクティブファンド内でも顕著な差が見られているのが現状ですね。

■まとめ

ポートフォリオにアクティブファンドを含めるかどうかは議論がありますが、アクティブファンド内でも何を選ぶのかも議論の余地があります。

そんなことを考えるのが面倒な人は、インデックスファンドの手数料の安いものを選べば良いと思いますが、少しでもアクセントを加えたい人はアクティブファンドを選ぶことがあると思います。

アクティブファンドを選択するのも一つの楽しみだと思いますけどね。