最近、家計の中で少し悩んでいることがあります。
それは、『車を買い替えるか』ということです。
今乗っている車は、平成16年式なので、今年で14年目になります。
走行距離も今年初めに10万kmを超えました。
本来なら、そろそろ変え時かということだと思いますが、全く車を変える気が起きないのが現状です。
今日は、私の車に関する愚痴ですが、少し家計と資産形成的に考えていることを述べます。
■子どもが保育園に通っているときは2台保有
20代前半だと何も考えずに車を買い替えただろうと思います。
なぜなら、昔は車を2台保有していた時があったくらいですから。
まあ、それは子育てのために仕方ないことも理由の一つではありました。
保育園の送迎に私も妻も行かなくてはならず、さらに、病気になったらすぐに迎えを要求されるので、両者ともに車通勤でした。
ただ、かなり維持費がかかっていたのは事実です。
車の購入費用に対するローンもそうですが、それ以外にガソリン代、駐車場費用、保険代などが2重でかかってきます。
けれど、子どもが小さい時はそうするしかなかったです。
それから、リーマンショックが起きて、所得がかなり減ってしまったときに、ちょうど子どもも年中~年長だったので、急なお迎えも少なくなり、自転車でも余裕で乗せることもできたので、車を1台手放しました。
今では、その1台をそのまま乗り続けています。
家も建てて、車庫があるので、賃貸の時は駐車場代が必要でしたが、車庫で駐車場代が要らなくなったのはかなり助かっていますし、週末に大量購入する食料品を下ろすのもかなり楽になりました。
でもやはり、車は徐々に古くなるもので、ついに14年目を迎えています。
■中古車はそれなりに部品交換も必要
車の車検はオートバックスでやってもらっているので、無駄に消耗品を交換されることが少なく、それほど必要以上にかかっている印象はないのですが、やはり古くなると徐々に傷んでくるものもあります。
13年目の車検では、ハンドルが常に曲がっている感じがしていたら、やはりシャフトにガタがきているという診断で、リビルド品に交換しました。
リビルド品というのは、新品ではないけれど、中古車から部品取りをして、組み立てているもので、一応保証もついており、安く買うことができます。それでも4万円程度はしましたけどね。
他には、駐車している時に、他の車に接触されて、ライトのカバーが片方新品になってしまって、もう片方もついでに交換したこともあります。そのときは3万くらいかかりました。
中古車って、「ライトカバーが新品だと、意外に古く見えなくなるものだな」と思っています。
常々、悪くなった部品などを交換して乗っていると、意外と乗れるものなのですが、私が気になっているのが燃費なのです。
やはり平成16年式なので、燃費はかなり悪いと思います。今の現行車種だと燃費はかなり良いでしょう。
■車の資産価値に疑問あり
燃費以外はそれほど今の車に文句はなく、そもそも私自体が、車に興味がある人間ではないので、買い替えを躊躇してしまうのでしょう。
燃費も街乗りだとそれほど変わらないのでは?と思っているくらいです。
ガタがきた部品の交換も無駄と考えることもできますが、車を乗り換えたとしても、悪くなる部品はあるので、新しい車に替えてもそんなにコストメリットがあるのか?と疑問に感じているくらいです。
一番の私の躊躇ポイントは、車の資産価値です。
新車で2百万~3百万円、中古車であっても1.5百万円程度はするのに、そんなものに現保有の現金資産を投与する意味合いがあるとは思えないのです。
家と同じように、車にも資産はあると思いますが、車の資産価値の目減り具合と、そもそも、乗り潰すことが前提なら減価償却なので、車の減価償却にあまり価値を見いだせない自分がいます。
今乗っている車が完全に乗れないのであれば、買い替えるしか手はないのですが、燃費と若干の部品の持ちレベルで買い替える後押しに私の気持ちのなかでならないのが現状です。
■車の買い替えは、やはり保留で
このように考えるのが、おそらく、一昔前の車を持っているステータスというのが私の中で無くなってきており、移動手段、特に子どもを運ぶための乗り物程度にしか思っていないので、全く動機が無くなっているのが現状です。
持家の不動産のように、将来、売却や相続、土地だけでも資産として残ることを前提としたバランスシートであれば、少しは買う(投資)する意気込みも湧いてくるのですが、私にとっては、車が高価な減価償却品であるような気がしてなりません。
もう少し、現保有の車を乗り続けて、どうしようもない問題が生じた時に、もう一度、買い替えのことを考えようかな?と思っています。
もし買い替えるとなっても、維持費の安い軽自動車を中古で買おうかな・・・とも思いますが、これまで排気量が大きい車を乗っている人が、排気量が小さい車を乗るとなんだか物足りない感じがするらしいという話も聞いて、少し悩んでいます。
すみません。本日はどうでもよい「車」の話でした。やはり株式投資で資産形成をすると、妙にコストに敏感になるとともに、倹約的になるものですね。
車ってやっぱり贅沢品なのかな?