娘が通っている塾で高校入試説明会がありました。
なぜこのタイミングで?って思っていたのですが、10月から過去問演習に入るようで、そのスケジュールや方法の説明を受けるとともに、各教科の勉強での注意点などを教わりました。
各教科の注意点はおそらく授業などで何度も聞かされていることだと思いますから、本人からすると新鮮では無かったと思います。
私自身は、勉強の仕方は分からないので、内容を聞いてもあまり理解はできなかったです。
どちらかというとスケジュールというか、過去問演習に入ると、本当に余裕がなくなるだろうなと思えてきました。
というのも、今でも一週間が精一杯なのです。
授業が4日ないし5日入っていますし、補講も入っているので、宿題があり得ないほど多いです。
一週間で5日通って、その分の宿題が出ることになります。
最高で、16コマの授業をうける週があり、その分の宿題が出るので、それらをこなすだけで一週間が経ってしまいます。
ここに過去問演習ということで、説明資料には一週間で1年分(5教科)という感じだったので、最初は全然余裕なのでは?と思ったのですが、よく考えてみると、授業に出て、宿題をやって、それからの過去問演習なので、これは相当大変だぞって思い直しました。
塾の先生が、これまでの事例なのか、「過去問をやっていたので宿題ができていません」とか、「過去問をやる時間がないので授業を休みます」とか、そんな言い訳はダメということと、さらに学校の授業や課題、当たり前ですが定期テストが最優先という話を言っていました。
過去問に時間が取られてどうしようもなくなる人が続出するのだと想像しますが、単純に考えても、そのような人が出てきても不思議じゃないほどパンパンなのです。
まあ、これくらいしないと、競争には勝てないってことなのだと思います。
置いて行かれた人は、追いつきにくいですし、結局のところ、入試で差を突き付けられるってことでしょう。
入試に対しでどん欲に挑んだ人が最後に勝つことになるのかなと感じます。
■あとは勉強するだけ
入試説明会に参加して感じたことは、この塾の生徒の合格する数が多いというのが分かる気がしました。
おおよそ、トップ校で2/3の生徒数が合格しているのですが、その秘訣は単純で、どれだけ勉強するか、どれだけ演習量を確保するか、に尽きると感じます。
以前から言われているように、勉強の質が高いのは当たり前です。
昔に比べて情報にアクセスしやすくなりましたし、参考書なども充実しています。
大学受験と違って高校受験は地域性がありますから、一般的に手に入る参考書では太刀打ちが難しく、入試問題を分析した各塾が手作りしている参考書や問題集が最適だと思います。
今の生徒は質の高い授業や参考書が手に入る環境下になっているので、その状態であれば、あとはいかに勉強するだけかです。
勉強量で合否が決まるといっても過言ではないと思います。
中学生レベルの勉強であれば、やればやるだけ成績があがります。
もちろん、すぐには上がるものではなく、どの教科も積み上げは必要なので、1ヶ月や2ヶ月では上昇は難しいと思いますし、そもそも、これまで勉強してきた勢も継続して勉強していますから、追いつけ、追い越せというのは並大抵の勉強量は難しいです。
けれども、上位生は伸びしろが小さくなってくるので、下から上がってくる生徒は徐々に追いついてきます。
それが入試までに間に合うかどうかだけの問題です。
まあ、一定値まで達すると、その壁を超えて新たなゾーンに入るには、その壁を乗り越える勉強量が必要になると考えています。
今の娘はその段階かなと思っています。
ある程度の成績は取れるのですが、そこからがなかなか伸びてこない。
まだ範囲学習が完璧ではない、英理社があるので、それらをやり終える必要もありますし、国語に限っては時間との闘いもしなければなりません。
数学も、ある程度の成績までいくと、あとは時間対応と応用力勝負になってきます。
この辺りの壁を突破できるようになると、もう一つ上がれることができると思うんですけどね。
■入試で勝てればそれで良い
受験まで4ヵ月程度になりました。
もうカウントダウンと言いますか、4ヵ月でやるべきことが明確になっているとも言えます。
その間には学校の定期テストが2回ありますし、模試テストも3回残っています。
あとは入試本番だけです。
定期テストや模試でいくら良い成績を上げても、それに満足してしまって、入試で失敗してしまったら本末転倒です。
逆に、模試テストなどで、まだ上位への距離がある状態でも、入試までにそれを乗り越える材料になれば、それはそれで強いです。
結局のところ、入試で勝った者が勝利なわけです。
ようやくスケジュール感が娘に出だしてきたので、ここから4ヵ月間、突っ走ってもらいたいと思います。
そのためのサポート体制が親のやるべきことだと自覚しています。