なんでも道しるべ

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【え?買えないの?】NISA口座で海外個別株を買付できない証券会社もある

新NISAが始まって、NISA口座を他の証券会社に変更する人が増えているみたいですね。

新NISAの口座って、これまでNISA口座を開いていた証券会社で開設されますからね。

他の証券会社にしたい場合には、新NISAの買付をする前にやっておかないと、年末まで手続きができなくなりますから、これは資産運用の死活問題になります。

それに、一度、NISA口座で買い付けてしまうと、証券会社を変更しても、以前のNISA口座は前の証券会社に残るみたいですから、非課税口座が2つに分散してしまいます。

これはこれで管理が面倒になるので、興味がある証券会社があれば、そっちに乗り換えておいた方が良いですね。

けれども、最近は、NISAがかなり浸透してきて、NISA口座による資産形成もビジネスとしては悪くない商材になりますから、職場の関係で、自分の意に反する証券会社で口座開設をしなければならないケースも出ているようです。

これまで投資をやったことない人であれば、その機会に口座開設しても良いと思いますが、証券口座って会社によってかなり特性が違いますので、そこは要注意になるでしょうね。

■NISA口座一つにも様々なしがらみ

私自身、証券口座に関係のない仕事をしていますし、昔からネット証券を利用していますから、銀行のNISA口座なんて全く知らないですし興味もないのですが、意外と、職場がらみの理由で、証券口座を開設させられているケースがあるみたいですね。

証券会社って各会社でまったく違いますし、取り扱っている商品や買付可能な商品も異なってきます。

少しでも投資に興味がある人は、先に口座を開設して、NISA口座も開設して、買付をスタートしておいた方が良いかもしれませんね。

一度NISAで買付すると、その年の変更はできなくなります。

翌年以降は変更ができるようになるのですが、証券会社の変更期間が決まっているので、その時期の制約と手続きが面倒なので、余程の理由が無い限り口座変更ってかなりハードルが高いと思います。

なので、職場で、意に反した証券会社で口座開設させられそうな雰囲気が出ていたら、先に自分がやりたい証券会社で口座開設してしまって、買付をやっておいた方が良いと思いますよ。

NISA口座って、いまは対象年齢の13.5%の人が解説してるようです。

口座数にして、1,356万口座になります。

これからも増えていく一方だと思いますから、口座開設数も比率も上がっていくでしょう。

けれども、一方で、口座開設しているのに、その中で3割の人は何もしないで放置しているようです。

理由は様々あると思いますが、口座開設してみたけれどやっぱり投資が怖くなって放置している人、投資できるかなと思ったけれど余裕資金が無かった人、何も分からず知り合いに勧められて口座開設した人、そして、職場のしがらみで口座開設させられた人などもいると思います。

証券口座って、投資がしたくなっても急に開設できるわけではなく、様々な書類のやり取りが必要になってきますので、口座手数料もいらないですから、開いておくというのは大切です。

非課税口座のNISA口座も一緒で、単に証券口座を開いただけだと特定口座や一般口座を開いただけになるので、非課税口座も開かなければ使えません。

なので、使うかとうか分からないけれど、興味がある人は開いておいた方が良いですよね。

まあ、それが原因で3割の人が利用していないってことになっているのでしょうけど。(笑)

■本当に日本株だけで良いの?

証券口座を開くときに意識しておきたいのは、自分自身が海外株に興味が出るかもしれないなと思うなら、それを取り扱っている証券会社で開くってことですね。

投資って、最初は分からないので、自分の身近な日本株に手を出してしまうんですけど、投資をやればやるほど、海外株に興味関心が出てくるものです。

なぜなら、日本企業は株主軽視ですが、海外は株主に向けた経営をしているからです。

これは、日本人と外国人の資産内訳にも理由があると思います。

米国の場合、資産の半分程度を投資関係の資産で占めていますから、株価が下がるとなると家計の心理に大きく影響を与えます。

各企業はそれを知っていますし、政治もそれを知っているので、株価を下げるような行動はしないんですよね。

それが日本企業との大きな違いになります。

それを知り始めると、海外株に興味が出てくるのは仕方ないのです。

だから、海外個別株を買うかもしれなないなと思うなら、取り扱っている証券会社、手数料の安い証券会社を選んでおく必要があるということです。

NISAって、投資をやる・やらないにもハードルがあるのですが、口座開設でも様々なハードルがあるなと思っています。

分からないと、誰かを頼りたくなるものですが、今は様々なところから情報が取れる時代なので、しっかりと考えて、自分の意向に即した証券会社を選択したいものです。