投資信託の収益率は久々にマイナス1%になりました。
リスク資産全体としても同じくらいのマイナスになりました。
ここ最近は上げ相場だったので、急なマイナスはちょっと響きますね。
相場って、大抵が毎日徐々に上げていって、一気に下がるという感じになります。
もちろん、稲妻が輝く瞬間という急上昇の日もありますが、そのような時は周りも騒ぎますので分かりやすいです。
けれども、上げるのは1日2日の急激な上昇よりも、コンマ数%の徐々に上げる方が良く起きます。
反対に下げる時は、徐々に下げる方が珍しく、急激な調整日になる方が起きやすい印象があります。
もしかしたら、マイナスの方がプラスよりも強く感じやすいので、そのように感じるのかもしれません。
けれども、上げる日と下げる日の騰落率を比べると、全体的には上げる日の方が多いようですから、そんなもんだと思います。
■収益率はマイナス1%
いつもどおり投信の収益ですが、このような結果になりました。
金額が大きくなってきているので、あまり、上がっても、下がっても、ピンとこなくなっているのも事実ですが、これでも1%下げています。
含み益バリアというのは、メンタルを安定させるには本当に良いと思います。
収益率が上がれば上がるほどバリアが強固になるので、数%のときより、10%超、20%超、そして、今の30%超の方が良いですね。
この先は未知数ですが、実はiDeCoはすでに60%くらいの収益率になっているので、こっちは本当に変動を見ないですから、ある意味、放置という感じになっています。
その方が良いのでしょうね。
まあ、このようなブログの記事にしているから、毎日。変動を見てるのであって、特に変動を見なくても何とも思わないですからね。
長期投資ってそんなものだと思います。
ただ、私はこのような変動を記事にしているのは、値動きはできるだけ毎日見ておいた方が良いと思っています。
この理由は何度も書いているかもしれませんが、リスク許容度を上げるためです。
YouTubeなどでは、長期投資だから値動きは見ない方が良いという人がいますが、それは間違っていると思っています。
暴落がきても、ニュースがシャットアウトできるのであれば良いですが、トップニュースになるのですから、嫌でも目につきます。
ということは、その時に、ログインしてしまうのです。
しないようにしていても、ログインしてしまうのが人間です。
その時に大きな含み損を抱えていたら、どうなるか?
リスク許容度が養えていないと、おそらく狼狽売りするでしょう。
だから、日々値動きに慣れるため、少し大きな調整でもメンタルを安定にするため、鍛えるため、そのために日々の値動きは確認しておいた方が良い訳です。
■利下げは時期尚早コメントが増加中
昨日の米国市場は、続落でした。
引き続き昨日も大きく下落した感じになっています。
下落って、続くとメンタルが徐々にやられていきますが、ここは気にしないことですね。
最近はAIブームや企業決算が良かったので、NASDAQを中心に上昇していましたし、利下げ期待もありました。
株高になっているので、FRBメンバーなどが利下げは時期尚早という話が出てきているのだと思います。
それによって、ビックテックを中心に株価が下がっているのだと推測できますが、これも一過性です。
利上げが本当に起きれば株価が下がると思いますが、金利が維持されている限りは、利下げのタイミングを図るだけで、あとは利下げを待つだけです。
利上げは国債の金利も増えるので、FRBとしても、ここから利上げはなかなか難しいと思います。
もちろん、早くインフレが収まった方が良いに決まっていますが、けれども、今の金利でインフレ率が徐々に下がっている状況で、雇用統計の失業率もあまり悪くない数値なので、FRBとしては勝っている状況だと思いますね。
あとは、いつ利下げするか、そのタイミングだけの問題ですからね。
そこについていくまでです。
今日のPCEデフレーター結果が楽しみです。
ここでインフレが抑制されているデータが出てくれば、株価は戻すでしょうし、逆にインフレが根強いって話になると、株価が下落する、ただそれだけのことですからね。
しっかり指標を見て、市場についていきましょう。