なんでも道しるべ

広義の投資(子育て教育、英語教育、資産形成、NISA、iDeCo)に関する道しるべ!毎日19時に記事更新‼(たまに朝7時にも更新!?)

ライフプラン・マネープランに必要な6つの視点

私自身のこれまでの経験から、少しずつ、ライフプラン・マネープランに関する自分の方針が固まりつつあります。

学業は生活費を含めて自力で卒業し、転職も複数行っていくつかの仕事を経験しましたし、自己啓発の勉強も途中で挫折もしました。

投資関連もいくつか経験しながら、今の投信積み立てにたどり付いています。

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世のFP(ファイナンシャルプランナー)の方々との基本的な見解に相違があると思いますが、(必死に資格試験を勉強している人には怒られますが)私自身の半分遊びでFP3級も取得しています。

私自身の考えをまとめてみました。

■1.仕事は国内大企業の総合職を選ぶな

これは特に私の子どもに伝えていこうと思っています。

日本の企業は大企業の総合職に就くと、本人の意向は聞き入られずに転勤を命じられます。

その割には、共稼ぎの家庭より年収が低くなります。

さらに、単身赴任で週末に帰省するケースになったり、海外の場合は年に数回しか帰れないといったことになったり、さらには自分名義で購入したマイホームに住んだことない、もしくは、数日しかいないなんてことも。

転職事情が悪い日本の社会で転勤ありきの総合職はお勧めできません。

それなら、地元企業や、転勤のない一般職で夫婦共稼ぎのダブルインカムの方が、よっぽど健康的で、家庭的で、ストレスが少ないです。

もっとも、仕事一筋で、収入よりもやりがいを求めている人は、そんな私の意見には耳を傾けず、ぜひ頑張ってほしいと願います。

■2.住居は賃貸か購入の議論は終止符。購入で決まり

あくまで、先ほどの1.が条件ですが、マイホームを購入することで決まりでしょう。

これは、家賃がもったいないとか、老後の住まいなどといった話ではなく、この2つの差は明確に「団信」の有無です。

家賃は当然に保険がないので、当然ながら自分が死んでしまったときに何も残りません。

逆に、マイホームを購入して、自分が死んでしまうと、家族には家が残ります。

この差は果てしなく大きいです。

相応の部屋に引っ越しをすれば?と思っているのは甘いです。

子どもの年齢がそこそこ(中学・高校・大学)であれば、そんな簡単に引っ越しできません。

もしもの時に、家族に家を残してあげるために、保険の付いたマイホームを購入すべきです。

■3.住宅ローンは悪ではない。手持ち資金はしっかり残す

住宅ローンをできるだけ抑えるために、自己資金をあるだけ投入する人がいますが、それは最悪です。

今の時代だからこそ言えることですが、低金利の時代では、住宅ローンはしっかりと借り手、手持ち資金は残しておいた方が身のためです。

あとから、教育資金や臨時支出などで大きなお金が必要になった場合に、高金利のローンを借りていたら全く意味がありません。

住宅ローンの負債を悪だと思う人が多いようですが、低金利の時代、しっかりと自己資金を持っておき、家族の将来のためにしっかりと置いておくことが、精神的な安心につながります。

ただし、金利が上昇してきた場合は、繰り上げ返済も躊躇なく実行することも大切かと。

■4.節約を考えるなら、収入アップの努力を

節約プランを立てることや、倹約生活をすることは悪いことではありません。

実際、資産を増やすためには、支出を減らすことが必要で、浪費家の人に資産が増える確率はかなり低いでしょう。

それであっても、節約には限界がありますし、消極的な戦術であることは間違いありません。

資産を増やすには、まずは収入を増やすことが先決です。

そのためには、複業や共稼ぎが第一の方法となります。

いろいろ理由があると思いますので、専業主婦家庭が悪いとは言いませんが、楽をする夢を叶えるための安易な専業主婦の選択は、将来において苦悩が待ち構えています。

若い時、子供が小さい時に苦労したとしても、共稼ぎ、ダブルインカム、正社員を続けることが何よりも必須で、保育園代や子供の時間を考える前に、収入を増やすことを考えましょう。

■5.旦那の家事・育児への参加が必須

共稼ぎによるワンオペ育児が、現代の最大の問題点です。

それは、男がいつまでも時代や世界に遅れた考えをもって、社会に出ているからです。

家事や育児ができない夫がいる家庭は、資産を増やすことはかなり困難でしょう。

さらに、仕事を休めない、早退できない、なんて最悪です。

家事・育児ができない本人も問題ですが、それを許せない会社と上司にも問題があります。

そして、その黒い歴史を再び繰り返すのです。

いつまでたっても、日本男児は世界の男性から遅れた人種になってしまいます。

■6.リスクを取れない人にリターンはない

リスクはすべてのところに存在します。

家から一歩出れば、何かしらの障害はあるものです。

家にいても、天災などの恐怖がありますから、生きているだけで、人はリスクを持っています。

それはマネーについても同じです。

元金確保の定期預金の商品は時代遅れです。

政府や日銀がインフレターゲット2%と言っているように、世界もインフレを目指して政策を講じています。

日本は何十年もデフレでしたので、完全にマヒしていますが、インフレは世界の常識であり、インフレが起きているから現代社会は成長しているのです。

今は、日本が世界から取り残されつつあります。

まだ、高度成長の時の成長の貯金が残っているので、先進国のトップ集団の中に入れていますが、少子高齢化が進むとその状態も長くは続かないかもしれません。

無駄に大きなリスクをとる必要がありませんが、必要最低限のリスクは取っておくことが必要です。

積み立て投資ができない人は、日本円が通貨安になって、生活レベルも、貯金の価値も、かなりの範囲で惨めな思いをしなければならないでしょう。

それこそ大きなリスクであり、家系のリスクでもあります。

いかがでしょうか?

ライフプラン・マネープランをしっかり持っている人が将来において勝ち組になるでしょうね。