人は豊かに生活したいと思うものですが、なかなか自分が描いた生活はできないものです。
それはなぜか?と考えたことはあるでしょうか。
私はこれまでマネーを中心として、自分自身が納得できる生活を心掛けて取り組んできました。
その中で、一つの解になり得る「感覚」が最近身について来たと感じます。
あくまで「感覚」なので、何が、どうで、どのような、という説明が難しいです。
ただ、『世の中お金じゃない』等と言った、ちょっと哲学的な発想にはなっていません。
やはりお金は大事だと思います。
お金はあくまでお金なので、持っているだけでは価値はありませんが、お金がないと価値あるものも得られません。そして、豊かになれません。
豊かに生活できる環境そのものが、自分の人生を充実させられると思うのです。
■1.お金の話
まずは、お金の話。
当ブログでは、夫婦共稼ぎのダブルインカムを推奨していますが、それに関しては今の考えは変わりません。
やはりお金は重要なツールです。
そして、お金を稼ぐには何かしらの労働か運用が必要です。
私には先祖代々からの遺産などはありませんから、自分自ら稼ぐしかありません。
そのためには、まずは労働です。労働してお金を稼ぐことは最も効率が良いわけです。
そして、最も効率よく稼ぐ方法が夫婦共稼ぎです。
子育てをしながらも世帯年収は1,000万円を超えていますが、最近はこのような家庭が増えてきたそうです。それでも数%程度のようですが。
ワンオペという流行語がありますが、子育てにしても、稼ぎにしても、ワンオペはリスクが高いだけでなく、非効率です。
家庭内で協力しながら、子育ても、稼ぎも、ダブルで進めることで、効率よく稼ぎ、効率よく資産が増えていきます。
ダブルインカム家庭とワンオペ家庭の資産の伸び具合に大きな差があるのは明確な事実です。
それを直視しないで、若い世代で、体力的も余力があるときに、労働を絞ることは愚かな行為ですね。
年齢を重ねて、老後が見えてきたときに焦っても遅いです。
■2.ストレスとの付き合い
続いて、ストレスとの付き合い。
仕事をしているとストレスが溜まることは大半の人が体験している事実です。
でも、このストレスから逃れることって、そんなに有効なことなのでしょうか。
仕事のストレスから解放されても、他のストレスに悩まされることもあります。
もちろん、お金のストレスです。
稼ぎが無いことで、生活に対する焦りや苛立ちがストレスになります。
結局、ストレスなどというのは、形を変えて、自分に降り注ぐものです。
ストレスを少なくする方法を考えるのが大切で、ストレスから逃れることだけを考えるのは得策ではないと思うのです。
人生一度きり、ストレスから逃げるのではなく、ストレスと向き合いながら、自分がやりたいこと、できること、充実すること、楽しいことにトライするのが良いと考えています。
■3.リスクを回避しすぎない
そして、リスクを回避しすぎない。
マネーのことから言うと、日本人は貯蓄が大好きです。
貯蓄割合が多すぎると話題になっている。
こんな人生楽しいですか?
貯蓄でお金の金額の数値が減らないことがそんなに楽しいでしょうか?
私は全くそんなことは思えません。
貯蓄はリスクが少ないです。
あっても、インフレリスク程度でしょう。
ハイパーインフレになると高リスクですが、日本の社会でハイパーインフレは起きにくそうに感じます。
「だから貯蓄で安心」では面白くないでしょう。
人生一度きり、リスクをとったものに、リターンが来るのは当たり前です。
投資により適度なリスクをとって、楽しい人生を送りたいものです。
■4.何かに偏らない
最後に、何かに偏らない。
人生において、様々なものに興味を持つべきです。
「次の機会に」と延ばしたものは、永遠に戻ってきません。
なぜなら、自分のその歳で経験するものと、将来の歳で経験するものに、経験値が異なるからです。
マネーの大事さは書いてきたとおりですが、貯蓄や投資だけでは世界が狭いです。
結局は数字によるもので終わってしまいます。
物欲が誰にでもありますが、無駄使いでない、人生を豊かにできるものを得ることは重要だと感じます。
マイホーム、マイカー、教育、人生における大きな出費や支出はありますが、貯蓄や投資によって躊躇してしまったら、豊かな人生が送れるでしょうか。
マネーも大切です。でも、物を得ることも重要です。そして、教育を充実させることも無形の遺産のために必要なことだと考えています。
■まとめ
ここまで複数の考え方を記してきましたが、まとめると、最も必要なことは「人生を楽しむ」ことだと思います。
人生を楽しむためには、多少のストレスやリスクも楽しむ余裕が必要です。
まあ、得てして、マネーに余裕がない人は、人生にも余裕はないでしょう。
人生を楽しむために、まずはマネーの環境を充実させる必要があることは言うまでもありあません。